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Tacticsによって1998年に発売されたアダルトゲーム ウィキペディアから
『ONE 〜輝く季節へ〜』(ワン かがやくきせつへ)は、1998年5月29日にTacticsより発売されたWindows 95用18禁恋愛アドベンチャーゲーム。「心に届くADV第2弾」として、過ぎ去ってゆくものへの想いや今を生きるための絆をテーマとした寓話的作品。
ONE 〜輝く季節へ〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゲーム:ONE 〜輝く季節へ〜 輝く季節へ (PS) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | Windows 95 / 98 / Me / 2000 / XP / Vista PlayStation iアプリ EZアプリ(BREW) S!アプリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームエンジン | LC-ScriptEngine(PCフルボイス版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | Tactics(PC初版) KID(PS) エーアイシステム販売(PC廉価版) NEXTON(PCフルボイス・Vista動作確認版) 河本産業(iアプリ) マジックシード(EZアプリ、S!アプリ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 樋上いたる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
シナリオ | 麻枝准、久弥直樹 高林伸二(PS版、清水なつき) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 折戸伸治、YET11(吉沢務)ほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | 1998年5月29日(PC初版) 1999年4月1日(PS) 2000年9月14日(PC廉価版) 2003年1月24日(PCフルボイス版) 2007年2月9日(iアプリ) 2007年3月1日(EZアプリ) 2007年6月1日(Vista動作確認版) 2007年7月2日(S!アプリ) 2010年2月26日(ダウンロード版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイティング | 18禁(PC版、iアプリ) 全年齢対象(PS、EZアプリ、S!アプリ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンテンツアイコン | 指定なし(PS) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクター名設定 | 可(PC初版、PC廉価版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
セーブファイル数 | 30 50(PCフルボイス版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
画面サイズ | 640×480 16bit(PC版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽フォーマット | CD-DA(PC版) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターボイス | なし[注 1] 一部あり[注 2] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲーム:ONE. | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | Nintendo Switch Windows 10 / 11 Steam | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームエンジン | Unity | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | novamicus(PC) アレス(Switch) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 樋上いたる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
シナリオ | Tactics novamicus(シナリオ編集) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | 2023年12月22日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイティング | CERO:C(15才以上対象) ESRB:T(13歳以上)[注 3] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンテンツアイコン | 恋愛、セクシャル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
画面サイズ | 1920×1080px | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターボイス | あり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説:ONE 〜輝く季節へ〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 館山緑 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | ムービック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
刊行期間 | 1998年8月31日 - 2000年4月1日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 全4巻 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | 美少女ゲーム系・ライトノベル・アニメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | コンピュータゲーム・文学・アニメ |
恋愛パートでプレイヤーを感情移入させ、終盤の劇的な別れと再会で感動させる本作の構成はその後、恋愛ゲームの定番スタイルの一つとなった。そのため、俗に言う「泣きゲー」のジャンルを開拓した作品の一つとして挙げられる[1]。
2000年代までにWindows 98からWindows Vistaへの対応や他機種版の発売のほか、小説やOVA化、ドラマCDなどのメディアミックスもされた。また2023年にはリファイン版となる『ONE.』も発売された。
本作の核となるストーリーは、主人公の浩平が別の世界(永遠の世界)に消えてしまうというものである。このとき、浩平に関するほかの人の記憶も消えてしまう。しかし、この永遠の世界については作中で明確な説明が行われていない部分が多い。
永遠の世界は、
担当声優はPS版『輝く季節へ』 / ドラマCD版 / 全年齢OVA版 / PC版フルボイスVer. / リファイン版『ONE.』の順に記載。成人向けOVA版は担当者の記載が無いため全て不明。
本作は、前作『MOON.』の短期的な売り上げが、前々作でありTactics処女作である『同棲』に及ばなかったことから、売り上げを確保しやすい学園ものとして開発された(『MOON.』は長期的に売れたタイプの作品である)。開発に当たっての社長の号令は「(Leafの)『To Heart』みたいなのを作れ」というものであり、ごく序盤における主人公と幼なじみの会話には『To Heart』のそれと強い類似性が見られる。
また作中では全体の根幹を成す設定である「永遠の世界」も、主人公が人との絆、すなわち恋愛を求めて行動するための動機づけとして用意されたものであり、企画書では「その成り立ちようや存在意味などは、そんなに重要ではありません」とされている[4]。
前作『MOON.』は開発中に4人から7人へとスタッフを増員したが、本作は当初から7人体制での製作開始となった。しかし人員の増加は人間関係のこじれをも招き、スタッフの引き抜きにつながった[5]。プロデューサーのYET11以外のスタッフのほとんどは次回作開発中にビジュアルアーツに移籍し、Keyブランドの作品に携わったため、本作は『MOON.』とともにKeyのゲームと同列に扱われるのが通例である[6][注 5]。
ONE 〜輝く季節へ〜
ONE.[7]
Tacticsの前作『MOON.』に引き続き全巻を館山緑が執筆し、ムービックから発売された。年齢制限はないが、内容は性的表現を含む。各巻ごとに一人のヒロインとの恋愛を描いている(第1巻:長森瑞佳、第2巻:里村茜、第3巻:川名みさき、第4巻:七瀬留美)。本作の「永遠の世界」では、PC版に比べ“死”や“夢”との関連性がより強くなっている。
PC版『MOON.』と『ONE』の設定資料集。『MOON.』と『ONE』の企画書が全文掲載されており、同作の成立過程を知る上で貴重な資料となっている。巻末には吉沢務のインタビューを掲載。
PS版『輝く季節へ』の設定資料集。巻末には、吉沢務、久弥直樹他のインタビューが掲載されており、『ONE』というタイトルの意味や、「永遠の世界」に関する貴重な発言を見る事ができる。
全年齢版はキャラクター設定や背景設定などが原作と全く異なっており、作中の「永遠はあるよ」という重要なセリフが本来とは全く逆の意味で用いられている。また全巻を貫くシナリオも原作とは全く異なった展開となっている。
成人向け版はキャラクター、および背景設定はおおむね原作を踏襲し、各巻ごとにヒロインとの恋愛を描いている。
サウンドトラックは原作の音楽がそのまま収録され、ラジオCMとピアノアレンジ2曲を追加している。
同社から発売された小説版を元にしたドラマが収録されている。ジャケットイラストはProduction I.Gが担当している。
※ ONE 〜輝く季節へ〜 Full キャラクターボイス Version 同梱特典CD
ケイエスエスから発売されたが、現在ではsoftgarage配下のJSDSSとなっている。
以下のキャラクターは、PC版製作スタッフが関与しておらず、各作品の独自キャラ。
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