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JFAこころのプロジェクト(ジェイエフエー・こころのプロジェクト)は、日本サッカー協会(JFA)が行っている、小中学校向けのスポーツ選手・指導者(稀に芸能人等)の派遣事業。2007年開始。
元々JFAでは、若年層向けのサッカー普及活動などを目的に、元Jリーグ・サッカー日本代表選手などを各地のイベントに派遣する『JFAアンバサダー』制度を実施していたが、目的の枠をさらに広げ「サッカー普及に限らず、子供の健全な心身の育成に寄与する」ことを目的に始められたのが本事業である(なおJFAアンバサダーは、本事業に事実上吸収される形で2010年4月に廃止された)。
本事業ではスポーツ選手・指導者を「夢先生」として各地の学校(原則として小学5年生が対象[1]だが、小学6年生・中学生を相手に実施した例もある)に派遣し、「夢の教室」と題して90分の授業を行う。授業は原則として前半35分が「ゲームの時間」、後半55分が「トークの時間」というふうに分けられている。
JFA主催の事業ながら、派遣される選手・指導者はサッカー関係者とは限らないのが特徴で、過去には有森裕子・池谷幸雄・貴乃花光司・瀧本誠など様々な競技の関係者や、木根尚登・清水圭・吉澤ひとみなどの芸能人が「夢先生」を務めたことがある。2015年11月には日本プロ野球選手会との間で連携協定が結ばれ[2]、2015年度には増井浩俊・秋山翔吾・藤浪晋太郎などの日本プロ野球の現役選手12名が夢先生として派遣された。
2007年度の開催実績は一年間で247回であったが、2015年度では年間1578回に増え、累計の開催実績は2016年11月末現在で9739回に及んでいる[3]。
JFAでは本プロジェクトによる社会貢献活動等を目的として、2007年以降本プロジェクトをベースに多くの自治体・大学と相互協力協定を結んでいる。協定が結ばれると、基本的に「夢の教室」の開催費用を自治体・大学が負担する代わり、自治体の場合は自治体内の学校、大学の場合は大学キャンパスで「夢の教室」が優先的に開催される。(以下括弧内は協定締結の公表日)
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