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日本の雑誌 ウィキペディアから
『GAKUMANplus』(ガクマンプラス)は、日本の出版社・小学館が発行した学習漫画雑誌。2010年4月15日創刊、隔月刊・偶数月3日発売。発行部数 100,000部。B5判300ページ。2011年10月発売の11/12月号で休刊。
小学館の学年別学習雑誌のうち、少子化等に伴う部数の減少を理由に2009年度の発売号で刊行を終了した『小学五年生』及び『小学六年生』の実質的な後継誌である。
学習もの漫画の掲載に特化した編集方針を採っており、タレント・スポーツ選手などインタビュー記事やカラーグラビアがほぼ削減されている点や、ターゲットとする読者層を小学校高学年に加え、応募はがきの学年記入欄に「小学」に加え「中学」の選択肢が新設されており、対象が中学生にも拡げている点が、当該学年のみに特化していた『小学五年生』『小学六年生』と異なっていた。ホビー情報は巻末の「はなまる本舗」コーナー(作画:久世番子)のみに抑えられ、読者投稿コーナーは設けられず、読者層が重複する『月刊コロコロコミック』とも内容が完全に隔てられていた。
従前の小五・小六に存在した少女漫画(恋愛漫画など)の掲載も行われなかった[1]。その一方で『Dr.コトー診療所』『ワイルドライフ』といった、小学館の男性向け漫画雑誌の連載作品を読者層に読み易くアレンジさせた外伝が掲載されていた。また、執筆陣は学年誌での執筆経験がある作家に加え、『週刊少年サンデー』での連載経験がある作家も割合多く担当していた。
創刊予告では「世界初(!?)の学習まんが専門誌!!」をキャッチコピーとした[2]。創刊時点は隔月刊での刊行で、小学館側は創刊後1年を目処に月刊に移行する目標を立てていたが[3]、2011年度も隅月刊が維持されたまま月刊に移行することはなかった。発売日は創刊号から2011年3/4月号までは偶数月15日発売であったが、2011年5/6月号からは偶数月3日発売に変更されていた[4]。
2011年10月の2011年11/12月号をもって休刊した(定期購読者に対しては同年8月発売の9/10月号送付時に休刊する旨の添え状が同封されていた)。また「小学三年生」「小学四年生」も翌年に休刊することが決定したため、小学館の学年別学習雑誌は名実共に小学校2年生を対象とした「小学二年生」までの刊行体制となっている。
テレビCMは創刊号から2010年9/10月号と、2011年5/6・7/8月号に対して制作され、小学館提供番組で放映された。
2010年版は『コミックGOTTA』創刊当初のように応援団風の学ランを着込んだタレント(子役3人)が登場し、三三七拍子を執り、他の漫画雑誌のように掲載マンガの紹介ナレーション・イラストを前面に合成させたもの、2011年版は小学校に置かれた二宮金次郎像が動いて本誌を読む内容となっている。
朝日新聞出版から刊行されている分冊百科の「週刊マンガ日本史」や、月刊「ジュニアエラ」と読者層や一部内容が競合している。また、時事や中学校受験関連の知識を取り上げて小学生向けに編集するという面では小学生向け日刊紙(毎日小学生新聞・朝日小学生新聞)とも競合する。小学館は、2011年3月に創刊した小学生向け週刊新聞である「読売KODOMO新聞」の一部紙面での制作協力を開始している。
★・▲印は#単行本化が決定している作品
不定期連載・一時休載作品を含む
殆どが#GP人物伝の内容と関連する人物・事柄を取り上げている。
2011年
この節の加筆が望まれています。 |
人物伝や読切の#その他作品・学習系統の一部連載作品には、漫画と連続して次ページに補足(現実の状況など)や解答などを文章主体で掲載するコラムページが設けられている。
本誌掲載作品の一部(#掲載まんがのタイトルに★印があるもの)は、小学館の学習漫画レーベルである「学習まんがシリーズ」にて、▲印の作品は学習漫画のうち人物伝を扱う「小学館版学習まんが人物館」のシリーズとして、それぞれコミックスではなく児童書扱いで単行本化されることになった。
なお、小学館の学年別学習雑誌の掲載作品(名探偵コナン 推理ファイルを除く)が単行本化される場合は、基本的にコミックス(雑誌扱い)の「てんとう虫コミックス スペシャル」か「ちゃおコミックス」あるいはムック本系の「ワンダーライフスペシャル」レーベルから刊行されており、「名探偵コナン 推理ファイル」などごく限られた作品のみ「学習まんがシリーズ」にて単行本化されていた。このためか、本誌2011年11/12月号102pの刊行案内では「書店の『児童書』のコーナー」に置かれることを告知している。
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