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株式会社エフエムふくやまは、広島県福山市を中心とした備後をエリアとするコミュニティFMである。愛称はレディオBINGO[2]。
独自の商圏を形成している瀬戸内の中核市・福山市にある福山商工会議所が中心となって1996年に設立され、放送電力の規制緩和(1w→10w)を契機に備後地域の活性化を主な目的として開局した[3][4]。
中国地方では最初に予備免許を受け[3]、最初に開局[2]、全国では39番目に開局したコミュニティFMである[5]。
「真に価値ある情報を発信し 備後地域の生活文化の発展に寄与する」ことを経営理念としている。また、制作スタッフが「地域ジャーナリスト」として地域のさまざまな問題を取材し、ゲストを招いて討論番組を放送するなど、番組が地域の問題を考える契機となるよう務めている[4][6]。スタジオは福山商工会議所内に設け、福山市瀬戸町の彦山に最初の送信所を建設した[3]。当初は資本金5000万円、従業員8人で設立された[3]。
自社制作番組、J-WAVE、ミュージックバードで構成されている。J-WAVEの番組はCMがフィラー音楽に差し替えられている。
自社制作番組では中国新聞の論説委員、山陽新聞の支社長、朝日新聞の記者、毎日新聞の支局長と記者、地元誌の経済リポートの社長が定期出演して地域ニュースを解説するコーナーがある。不定期に、読売新聞、地元紙の大陽新聞の記者が出演することもある。
政府の拉致問題対策本部は2007年3月15日から同年3月31日にかけて、全国114局の民放テレビ局で北朝鮮による日本人拉致問題啓発のテレビCMを初めて放送。このテレビCM放送を受けて、エフエムふくやまとCOME ON! FMが、テレビCMと同様に拉致問題の啓発を目的としたラジオCMを放送するよう拉致問題対策本部長である安倍晋三総理大臣(当時)に直接働きかけた結果、拉致問題啓発のラジオCMを放送することになった。
ラジオCMは拉致問題対策本部で制作し、「全ての拉致被害者を、日本は必ず取り戻す」と政府の強い決意を伝える内容である[18]。また、日本コミュニティ放送協会に加盟する全国のコミュニティFM(当時加盟局188局)にも呼びかけ、北海道から沖縄まで51局のコミュニティFMの賛同を得、計53局が2007年8月1日から各局毎月50本以上放送開始した(現在の放送状況は不明)。
コミュニティFMとして「政府広報」を取り扱うことはこれが初めて。
ラジオ放送の聴取しにくいエリア対策として二つのサイトでサイマル放送を実施している。当初は自社制作番組に限定して、月〜金曜日の生活情報の帯番組3番組を中心に配信していた。
2014年6月1日からJCBAインターネットサイマルラジオでの24時間配信を開始したが、権利上の都合から、2020年5月までJ-WAVEの番組をミュージックバードの番組に差し替えていたため、公式HPではサイマル放送の番組表が別に公開されていた。J-WAVEのサイマルラジオ配信解禁後は一本化されている。
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