2010 FIFAワールドカップ・アジア1次予選

このページは2010 FIFAワールドカップ・アジア予選の1次予選の結果をまとめたものである。

フォーマット

参加38チームを成績上位のポットAと成績下位のポットBに分類し、ポットAのチームとポットBのチームの組み合わせが無作為に決定される。そして各チームがホーム・アンド・アウェー方式で対戦し、勝利した19チームが上位のラウンドへ進出する。 勝利19チームのうち、ランキング下位8チームは2次予選へと進出し、ランキング上位11チームは3次予選へと進出する。

なお1次予選の組み合わせ抽選は、2007年8月6日に行われた。

参加する国と地域、およびシーディング

ポットA （第6シードから第24シード）	ポットB （第25シードから第43シード）
バーレーン ウズベキスタン クウェート 朝鮮民主主義人民共和国 中国 ヨルダン イラク レバノン オマーン アラブ首長国連邦 カタール シリア パレスチナ タイ トルクメニスタン タジキスタン インドネシア 香港 イエメン	ベトナム キルギス モルディブ インド シンガポール スリランカ マレーシア チャイニーズタイペイ バングラデシュ マカオ パキスタン  アフガニスタン モンゴル グアム ネパール カンボジア ブータン ミャンマー 東ティモール

第1戦ホームチーム	結果	第2戦ホームチーム	第1戦	第2戦
パキスタン	0 - 7	イラク	0 - 7	0 - 0
ウズベキスタン	11 - 0	チャイニーズタイペイ	9 - 0	2 - 0
タイ	13 - 2	マカオ	6 - 1	7 - 1
スリランカ	0 - 6	カタール	0 - 1	0 - 5
中国	11 - 0	ミャンマー	7 - 0	4 - 0
ブータン	不戦勝	クウェート	-	-
キルギス	2 - 2 (PK 5-6)	ヨルダン	2 - 0	0 - 2
ベトナム	0 - 6	アラブ首長国連邦	0 - 1	0 - 5
バーレーン	4 - 1	マレーシア	4 - 1	0 - 0
東ティモール	3 - 11	香港	2 - 3	1 - 8
シリア	5 - 1	アフガニスタン	3 - 0	2 - 1
イエメン	3 - 2	モルディブ	3 - 0	0 - 2
バングラデシュ	1 - 6	タジキスタン	1 - 1	0 - 5
モンゴル	2 - 9	朝鮮民主主義人民共和国	1 - 4	1 - 5
オマーン	4 - 0	ネパール	2 - 0	2 - 0
パレスチナ	0 - 7	シンガポール	0 - 4	0 - 3
レバノン	6 - 3	インド	4 - 1	2 - 2
カンボジア	1 - 5	トルクメニスタン	0 - 1	1 - 4
グアム	不戦勝	インドネシア	-	-

• ^ブータンの辞退により、クウェートが3次予選進出。
• ^グアムの辞退により、インドネシアが2次予選進出。

結果

パキスタン	0 – 7	イラク
	Report	アクラム  19分 M.カリム  24分, 49分, 88分, 90分 グラーム  71分 ムハンマド  83分

イラク	0 – 0	パキスタン
	Report

ウズベキスタン	9 – 0	チャイニーズタイペイ
シャツキフ  4分, 16分, 34分, 57分, 77分 カパーゼ  26分 カルペンコ  43分 バカエフ  54分 サラーモフ  68分	Report

チャイニーズタイペイ	0 – 2	ウズベキスタン
	Report	イノモフ  79分 スユノフ  89分

タイ	6 – 1	マカオ
チャイカムディー  12分, 49分 ティーラシン  21分 ウィノータイ  55分 (pen.) ペットプーン  82分 ダッサコーン  90+1分	Report	陳健星  23分

マカオ	1 – 7	タイ
陳健星  90+2分	Report	ティーラシン  22分 スカ  39分 スラシアン  43分 ダッサコーン  48分 チャイカムディー  53分, 57分, 86分

スリランカ	0 – 1	カタール
	Report	キンタナ  68分

カタール	5 – 0	スリランカ
キンタナ  4分, 76分 ベシール  17分, 55分 アッ＝シャンマーリー  85分	Report

中華人民共和国	7 – 0	ミャンマー
曲波  17分, 81分 杜震宇  22分 楊林  58分 劉健  63分 李金雨  76分 李瑋峰  79分	Report

ミャンマー	0 – 4	中華人民共和国
	Report	呉偉安  13分 劉健  14分 鄭斌  35分 張耀坤  39分 (pen.)

ブータン	中止	クウェート

キルギス	2 – 0	ヨルダン
ウール  45分 ボコエフ  76分	Report

ヨルダン	2 – 0 (延長戦)	キルギス
シェルバイエ  34分 アケル  51分 (pen.)	Report
PK戦
アブー・アリエフ バワブ アブー・ケシュク アメル アケル ヤシーン	6 – 5	クドレンコ ハルチェンコ サムサリエフ シディコフ ウール アミーン

ベトナム	0 – 1	アラブ首長国連邦
	Report	サイード  79分

アラブ首長国連邦	5 – 0	ベトナム
マタル  13分 アル＝マハリ  40分 アル・シェヒ  53分 アル＝ダルマキ  90分 アル・カッス  90+4分 (pen.)	Report

バーレーン	4 – 1	マレーシア
ファタディ  4分 ジョン  15分 アブドゥッラフマーン  55分 フバイル  90分 (pen.)	Report	ウマル  45+2分

マレーシア	0 – 0	バーレーン
	Report

東ティモール	2 – 3	香港
アリ  41分, 69分	Report	鄭少偉  25分, 50分 エステベス  35分 (o.g.)

香港	8 – 1	東ティモール
盧均宜  2分 陳肇麒  5分, 78分, 85分 蒋世豪  49分 鄭少偉  67分, 70分 林嘉緯  83分	Report	アリ  53分

シリア	3 – 0	アフガニスタン
アッ＝ズィーノー  73分, 87分 (pen.) アル＝サイド  81分 (pen.)	Report

アフガニスタン	1 – 2	シリア
カリミ  16分	Report	ジェニアト  17分 イスマーイール  64分

イエメン	3 – 0	モルディブ
サレム  44分 アル＝フバイシ  66分 タビト  80分	Report

モルディブ	2 – 0	イエメン
カシム  14分 アシファク  67分	Report

バングラデシュ	1 – 1	タジキスタン
ミトゥ  50分	Report	ハキモフ  58分 (pen.)

タジキスタン	5 – 0	バングラデシュ
ハキモフ  47分, 48分, 76分 (pen.) ムヒディノフ  51分 バシエフ  71分	Report

モンゴル	1 – 4	北朝鮮
オドクー  90+3分	Report	朴哲民  14分 鄭哲民  24分, 32分, 81分

北朝鮮	5 – 1	モンゴル
朴哲民  3分, 79分 金功榛  10分 鄭哲民  36分 全光益  90+1分	Report	ルクンベンガラフ  41分

オマーン	2 – 0	ネパール
バシール  5分 アル＝ゲイラニ  21分 (pen.)	Report

ネパール	0 – 2	オマーン
	Report	サレー  29分 アル＝ヒナイ  54分

パレスチナ	0 – 4	シンガポール
	Report	シー・ジアイー  44分, 53分 ジョン・ウィルキンソン  73分 アラム・シャー  86分

シンガポール	3 – 0 没収試合[note 4]	パレスチナ
	Report

レバノン	4 – 1	インド
アンタル  33分 ガダル  62分, 76分 エル・アリ  63分	Report	チェトリ  30分

インド	2 – 2	レバノン
チェトリ  29分 ディアス  90+2分	Report	ガダル  72分 (pen.), 85分

カンボジア	0 – 1	トルクメニスタン
	Report	カラダノフ  85分

トルクメニスタン	4 – 1	カンボジア
ナシロフ  41分 ゲヴォルキアン  50分, 66分 カラダノフ  74分	Report	ナサ  12分

グアム	中止	インドネシア

2007年10月22日

19:30 UTC+5

パンジャーブ・スタジアム（ラホール）

観客数: 2,500

主審: カディルベク・チニベコフ (キルギス)

2007年10月28日

14:00 UTC+3

アッバーシーン・スタジアム（ダマスカス）^{[note 1]}

観客数: 8,000

主審: サード・カミル・アル＝ファドリ (クウェート)

イラクが7 – 0で3次予選に進出した。

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2007年10月13日

16:00 UTC+5

パフタコール・マルカジイ・スタジアム（タシュケント）

観客数: 7,000

主審: アリ・ハマド・アル＝バドワウィ (アラブ首長国連邦)

2007年10月28日

18:00 UTC+8

中山足球場（台北）

観客数: 800

主審: タイェブ・シャムスザマン (バングラデシュ)

ウズベキスタンが11 – 0 で3次予選に進出した。

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2007年10月8日

19:00 UTC+7

スパチャラサイ・スタジアム（バンコク）

観客数: 11,254

主審: カディルベク・チニベコフ (キルギス)

2007年10月15日

20:00 UTC+8

澳門運動場（澳門）

観客数: 500

主審: アブドゥルラーマン・ラチョ (シリア)

タイが13 – 2で2次予選に進出した。

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2007年10月21日

16:00 UTC+5:30

スガサダシュ・スタジアム（コロンボ）

観客数: 6,500

主審: アブドゥル・バシール (シンガポール)

2007年10月28日

19:15 UTC+3

ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム（ドーハ）

観客数: 3,000

主審: カリル・アル・ガムディ (サウジアラビア)

カタールが 6 – 0で3次予選に進出した。

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2007年10月21日

20:00 UTC+8

世紀蓮体育中心（仏山市）

観客数: 21,000

主審: アブドゥルハメード・エブラヒム (バーレーン)

2007年10月28日

16:00 UTC+8

KLFAスタジアム（クアラルンプール）^{[note 2]}

観客数: 200

主審: アブドゥッラー・バリデー (カタール)

中華人民共和国が 11 – 0で3次予選に進出した。

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ブータンが辞退したため^[3]、クウェートが3次予選に進出した。

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2007年10月18日

15:30 UTC+6

スパルタク・スタジアム (ビシュケク)

観客数: 18,000

主審: スブラタ・サルカル (インド)

2007年10月28日

19:00 UTC+3

アンマン国際スタジアム（アンマン）

観客数: 12,000

主審: アブドゥルハメード・エブラヒム (バーレーン)

2 – 2 で終わったためPK戦を行い、 6 – 5でヨルダンが3次予選に進出した。

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2007年10月8日

20:30 UTC+7

ミーディン国立競技場（ハノイ）

観客数: 20,000

主審: 西村雄一 (日本)

2007年10月28日

19:00 UTC+4

アル・ジャジーラ・ムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアム（アブダビ）

観客数: 12,000

主審: スブキディン・モハマド・サレハ (マレーシア)

アラブ首長国連邦が6 – 0で3次予選に進出した。

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2007年10月21日

18:00 UTC+3

バーレーン・ナショナル・スタジアム（リファー）

観客数: 4,000

主審: Yang Zhiqiang (中国)

2007年10月28日

20:45 UTC+8

シャー・アラム・スタジアム（シャー・アラム）

観客数: 2,000

主審: 李基英 (韓国)

バーレーンが 4 – 1で3次予選に進出した。

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2007年10月21日

15:30 UTC+8

カプテン・イ・ワヤン・ディプタ・スタジアム（ギャニャール)^{[note 3]}

観客数: 1,500

主審: ロスディ・シャールル (マレーシア)

2007年10月28日

15:00 UTC+8

香港スタジアム（香港）

観客数: 1,542

主審: モフセン・トーキー (イラン)

香港が11 – 3で2次予選に進出した。

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2007年10月8日

21:00 UTC+3

アッバーシン・スタジアム（ダマスカス）

観客数: 3,000

主審: カリル・アル・ガムディ (サウジアラビア)

2007年10月26日

13:00 UTC+5

パミール・スタジアム (ドゥシャンベ)^{[note 1]}

観客数: 2,000

主審: ラフシャン・イルマトフ (ウズベキスタン)

シリアが5 – 1で3次予選に進出した。

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2007年10月8日

21:00 UTC+3

アリ・ムヘセン・スタジアム（サナア）

観客数: 3,000

主審: モハマド・マンスール (レバノン)

2007年10月28日

16:00 UTC+5

ガロル国立競技場（マレ）

観客数: 8,900

主審: スブラタ・サルカル (インド)

イエメンが 3 – 2で2次予選に進出した。

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2007年10月8日

15:00 UTC+6

バンガバンドゥ・ナショナル・スタジアム（ダッカ）

観客数: 700

主審: アブドゥッラー・アル・ヒラリ (オマーン)

2007年10月28日

14:00 UTC+5

パミール・スタジアム（ドゥシャンベ）

観客数: 10,000

主審: カディルベク・チニベコフ (キルギス)

タジキスタンが 6 – 1で2次予選に進出した。

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2007年10月21日

13:00 UTC+8

ナショナル・スポーツ・スタジアム（ウランバートル）

観客数: 4,870

主審: 高山啓義 (日本)

2007年10月28日

16:00 UTC+9

金日成競技場（平壌）

観客数: 5,000

主審: ラム・ゴシュ (バングラデシュ)

朝鮮民主主義人民共和国が 9 – 2で3次予選に進出した。

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2007年10月8日

21:30 UTC+4

スルタン・カーブース・スポーツコンプレックス（マスカット）

観客数: 15,000

主審: ファレード・アル・マルズキ (アラブ首長国連邦)

2007年10月28日

14:30 UTC+5:45

ダサラス・ランガシャラ・スタジアム（カトマンズ）

観客数: 10,000

主審: サトップ・トンカーン (タイ)

オマーンが 4 – 0で3次予選に進出した。

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2007年10月8日

21:00 UTC+3

アフメド・ビン＝アリー・スタジアム（ドーハ）^{[note 1]}

観客数: 75

主審: ムシェン・バスマ (シリア)

2007年10月28日

17:00 UTC+8

シンガポール・ナショナルスタジアム（シンガポール）

主審: 孫葆潔 (中国)

シンガポールが 7 – 0で2次予選に進出した。

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2007年10月8日

21:00 UTC+3

サイダ国際スタジアム（サイダ）

観客数: 500

主審: サード・アル・ファドリ (クウェート)

2007年10月30日

15:00 UTC+5:30
^{[note 5]}

ファトルダ・スタジアム（ゴア）^{[note 5]}

観客数: 10,000

主審: サレム・ムイゲフ (ヨルダン)

レバノンが6 – 3で3次予選に進出した。

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2007年10月11日

15:00 UTC+7

プノンペン・オリンピックスタジアム（プノンペン）

観客数: 3,000

主審: ラム・ゴシュ (バングラデシュ)

2007年10月28日

18:00 UTC+5

アシガバート・オリンピック・スタジアム（アシガバート）

観客数: 5,000

主審: ルスタム・サイドフ (ウズベキスタン)

トルクメニスタンが5 – 1で2次予選に進出した。

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グアムが辞退したため^[3][7]、インドネシアが2次予選に進出した。

脚注

1. 警備上の問題によりイラクはホームゲームをシリアで、パレスチナはカタールで、アフガニスタンはタジキスタンで行った^[1]
2. ミャンマーのホームゲームはミャンマー、中国双方の要請によってマレーシアに変更された^[2]
3. 東ティモールはホームゲームをインドネシアで開催した
4. パレスチナ代表は出場出来なかったため、シンガポールの3-0での勝利とされた^[4][5]。パレスチナサッカー協会はイスラエルがガザ地区からの人の出国を認めない方針を打ち出したため延期をFIFAに要請したものの認められず、パレスチナの選手18人が出国を認められず、試合を行う事が出来なかった^[6]。
5. 当初は10月28日に行われる予定であったが、チェンナイの豪雨の影響によって延期された^[5]

出典

1. No home play for Iraq in World Cup qualifiers AFP; 6 August 2007
2. Myanmar-China switched to Malaysia FIFA; 18 October 2007
3. “Bhutan out of 2010 race”. FIFA. 13 September 2007閲覧。
4. “Road to South Africa: Singapore through to second round after Palestine no-show”. シンガポールサッカー協会. 28 October 2007閲覧。
5. “Lebanon advance to Round 3”. FIFA. 31 October 2007閲覧。
6. Fifa reject Palestinian appeal Al Jazeera Sports; 31 October 2007
7. “Indonesia goes straight through - Guam declines” (Indonesian). インドネシアサッカー協会. 7 August 2007閲覧。