トップQs
タイムライン
チャット
視点

鬼怒川ゴム工業

ウィキペディアから

Remove ads

鬼怒川ゴム工業株式会社(きぬがわゴムこうぎょう、: Kinugawa Rubber Industrial Co., Ltd.)は、自動車用部品の製造企業で、千葉市稲毛区に本社を置いている。略称は「鬼ゴム」。

概要 種類, 市場情報 ...
Remove ads

かつては「鬼タイヤ」の商標二輪四輪タイヤを生産していたが、現在の主な製品はドアシールモールといった車体用部品である。

インシュレーター(防振部品)としては、エチレンプロピレンゴム製防振ゴム部品『プラータ(鬼怒川ゴム独自の加工技術によるエンジンマウント、エキゾーストマウント、プロペラシャフトセンターベアリングマウント)』など。

その他、自動車用ホースブレーキ部品などを製造している。

日産自動車株式会社が筆頭株主かつその他の関係会社、東洋ゴム工業(現・TOYO TIRE)株式会社が第二位かつ主要株主であったが、2016年平成28年)9月に日本政策投資銀行傘下の会社が買収し、日産グループから離脱した[2]

Remove ads

沿革

  • 1933年昭和8年)- 創業者杉田信が合資会社近信商会を東京・神田橋本町(現在の東神田)に設立。
  • 1938年(昭和13年)頃 - 工場用地を探していた所、東京都江戸川区の合資会社鬼怒川護謨(ゴム)工業所の工場が売りに出されているのが分かる。
  • 1939年(昭和14年) - 鬼怒川護謨工業株式会社設立。
  • 1961年(昭和36年) - 鬼怒川ゴム工業株式会社(初代)に商号変更。
  • 1962年(昭和37年) - 東京証券取引所2部に上場。
  • 1964年(昭和39年) - 千葉県千葉市に工場を建設し本社を移転。
  • 1978年(昭和53年) - 東京証券取引所1部に指定替え。
  • 1999年(平成11年) - 東洋ゴム工業株式会社と資本・業務提携。
  • 2001年(平成13年) - 工場部門を分社化。(株)キヌガワ郡山、(株)キヌガワ大分、(株)キヌガワ防振部品、(株)キヌガワブレーキ部品 設立。
  • 2004年(平成16年) - ハッチンソン社との包括的協力契約締結。エスイーシー化成株式会社設立。帝都ゴム株式会社を子会社化。
  • 2005年(平成17年) - 八洲ゴム工業株式会社の経営権取得。
  • 2011年(平成23年)8月1日 - ジャスダックに上場していた帝都ゴムを完全子会社[3]
  • 2016年(平成28年)
    • 9月8日 - 株式会社日本政策投資銀行傘下の株式会社VGホールディングス第一号が株式公開買付けにより株式の92.41 %を取得。同社と日本政策投資銀行が親会社となる[2]
    • 10月21日 - 東京証券取引所1部上場廃止。
    • 10月26日 - 株式等売渡請求により株式会社VGホールディングス第一号の完全子会社となる[4]
    • 12月1日 - 株式会社VGホールディングス第一号が、鬼怒川ゴム工業株式会社(初代)を吸収合併して、鬼怒川ゴム工業株式会社(2代)となる[5]
  • 2018年(平成30年) - (株)キヌガワ郡山、(株)キヌガワ大分、(株)キヌガワ防振部品、(株)キヌガワブレーキ部品を合併。
  • 2020年(令和2年)
Remove ads

事業所

国内関係会社

  • エスイーシー化成株式会社
  • 佐藤ゴム化学工業株式会社
  • ナリタ合成株式会社
  • 八洲ゴム工業株式会社

脚注

Loading content...

外部リンク

Loading content...
Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads