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高知競輪場(こうちけいりんじょう)は、高知県高知市にある競輪場兼陸上競技場である。通称は「りょうまスタジアム」。施設所有および主催は高知市。競技実施はJKA西日本地区本部中四国支部。
高知競輪場 | |
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鏡川に面して建つ施設 アリーナ | |
基本情報 | |
所在地 | 高知県高知市大原町45 |
座標 | 北緯33度33分11.3秒 東経133度31分57.9秒 |
電話投票 | 74# |
開設 | 1950年(昭和25年)4月28日 |
民間委託 | 日本トーター |
施行者 | 高知市 |
走路 | 500m |
重勝式投票 | チャリロト(グループC) |
マスコット |
「クーリン」[注 1] 真夜りん[2] |
公式サイト | 高知競輪 |
実況 | |
担当 | 楠瀬淳二 |
ナイター競走 | |
愛称 |
よさこいナイター500 ミッドナイト競輪 |
開催期間 |
ナイター - 2018年8月2日 - 不定期 ミッドナイト - 2015年1月10日 - 不定期(年数回) |
記念競輪 | |
名称 | よさこい賞争覇戦 |
開催月 | 4月 |
2024年6月25日 更新 |
1950年に開設された。条例(高知市営自転車競走条例、昭和37年10月10日高知市条例第33号)上の名称は「高知市設競輪場」。1999年10月には、2002年よさこい高知国体の自転車競技での使用に際して場内を全面改装し、面目を一新している[3][4]。
記念競輪 (GIII) は『よさこい賞争覇戦』として毎年4月(2013年と2021年は時期移動で7月)に行われ、2018年までは2日目の優秀競走としてマスコットキャラクターであるクーリンにちなんで、クーリンカップが行なわれていた。また高知を中心に活躍し現役時代から福祉活動に尽力し続けている山崎勲、高松宮賜杯競輪を制した松村憲、およびオールスター競輪を制した松村信定(松村憲の実息)を称え、それぞれ『山崎勲杯争覇戦』『松村憲・松村信定土佐の親子鷹杯争覇戦』が開催されている。
特別競輪は、2000年と2007年にオールスター競輪が、2003年と2023年には読売新聞社杯全日本選抜競輪が、2012年には最終開催の東西王座戦が、2018年には共同通信社杯が、それぞれ開催された。
2004年3月17日から四国競輪インターネットライブにより動画実況されていたが2010年11月2日に終了した。トータリゼータシステムは当場の包括委託業者である日本トーターを採用している。
2012年11月1日から3日までの開催では『グッドモーニング900(キューマルマル)』として午前9時00分に第1R発走とするモーニング競輪を実施した。2024年現在、モーニング競輪は全国的には夏季は8:30より、冬季は8:50より第1競走の発走が可能であるが、高知では9:00発走で行われている。
2015年1月10日より、全国4箇所目となるミッドナイト競輪が開始された[5]。2016年4月には「ミッドナイト競輪 in 高知」の新キャラクターの名前募集が実施され[6]、「真夜 りん(まや りん)」に決定された[7]。
全国的にも珍しい、バンクの内側に陸上競技場を備えた複合施設となっている。陸上競技場としては高知市総合運動場の施設の一部(高知市総合運動場陸上競技場)となっており、条例上はバンク部分(自転車走路)も高知市総合運動場陸上競技場の施設の一部という扱いになっている[9]。
西日本では唯一となった500m[注 2]を使用している。なお場内の全面改装時に陸上競技場としての造成を優先させたため[10]、直線は500m走路の中で最も短く、カントも緩いため、先行選手が不利になるケースはやや低い。2023年にも改修された[11][12]。
建物全体は一体型建築となっているが、高さの低い位置よりバックスタンドの裏側を流れる鏡川から風が入り込む。主に午前中は3コーナーから1センターへ、午後からは2コーナーから2センターへと吹き込む事が多い。特に後者の場合、2センターに宿舎棟があるのではね返った風がさらにメインスタンドに遮られてホーム直線で思いの外風が巻いていることが多く、捲り追い込みが効きにくい理由の一つになっている。なお走路全周外側にはポリカーボネート(透明板)が設置されている。
全国の競輪場の中で唯一、レースの残りが1周半に差し掛かったときに鳴らす打鐘に銅鑼を使用している。
通常、競輪の発走地点は、ゴールラインより25mまたは15m後方に置かれるが、高知競輪場では全国で唯一ゴールライン上にて発走を行う。このため、高知での競走距離はS級の場合4周で2000m[注 3]、A級・ガールズケイリンの場合は3周で1500mとなる。
陸上競技用の400mトラック(直線9レーン、周回8レーン)があり、日本陸上競技連盟の第2種(乙)公認陸上競技場として登録されている。周囲に500mバンクを配置するレイアウトの関係上、跳躍走路がトラックの内側に配置されており、フィールド部分で球技を行うことは出来ない。
メインスタンドは前述のとおり1999年に全面改築された地下2階・地上6階の建物で、競輪の休催を最短とするために、1年という短期間で現地建て替えを行った全国初の事例となっている[13]。スタンド地下2階に収容台数600台分の駐車場を備え、バンクと陸上トラックが地下1階部分に相当し、観覧席は地上の1階から4階までとなっている。収容人数は8,943人。また、建物内に宿泊施設も有する。
バックスタンド側に大型映像システムを有している。
2013年4月23日からの開催より、重勝式投票にあたるチャリロトが発売される。なお高知は奈良競輪場・玉野競輪場・高松競輪場・広島競輪場とキャリーオーバーを共有する『グループC』としての発売となり、キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は高知の開催では発売されない。
鏡川沿いで潮江天満宮の隣に位置する。
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