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日本の政治家 ウィキペディアから
高島 直樹(たかしま なおき、1950年(昭和25年)5月13日 - 2023年(令和5年)10月2日)は、日本の政治家。
東京都議会議員(6期)、東京都議会議長(第46代)、東京都議会オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員長[1]、2016年東京オリンピック招致委員会理事、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、自由民主党東京都支部連合会幹事長、東京都議会自由民主党幹事長・政務調査会長、足立区議会議員(3期)等を歴任した[2]。
東京都足立区千住生まれ[1]。獨協中学校・高等学校を経て獨協大学経済学部卒業[1]。1976年3月に東京都議会議員の秘書となる。1981年3月からは実家の株式会社高島製餡所に3代目として従事した[3][4]。1983年に足立区議会議員に当選し、3期務める。1993年に区議を辞職し、東京都議会議員選挙に立候補するが、落選に終わった。1997年7月に再び立候補して、東京都議会議員に初当選を果たし、以後3期連続で務めた[5]。
2006年6月より東京都議会自由民主党政務調査会長、2008年8月より東京都議会自由民主党幹事長。2009年の東京都議会議員選挙では、前回の都議選で選挙区において最下位当選だったため、序盤から苦戦が予想されていた。さらに、自民党を離党した元足立区議会議員2人が無所属で立候補したため、高島を含む保守系4候補で自民党支持層の票を奪い合う構図となった。これにより苦戦し、東京都知事の石原慎太郎や元首相の森喜朗、農林水産大臣の石破茂といった有力者が支援に駆けつけたが、当選できなかった[5][6]。落選後、都議会自民党特別顧問に起用される[1]。2013年、東京都議会議員選挙に自民党公認で足立区選挙区から立候補し、トップ当選により4年ぶりに返り咲いた[5][7]。
2014年10月3日、従来は2年毎の交代が慣例だった東京都議会議長の職を吉野利明が1年で辞任し、高島が第46代議長に選出された。しかし、この慣例を逸脱した出来事に、日本共産党や民主党を始めとした野党4党が反発し、39人の都議が白票を投じる異例の事態となった[7]。2015年10月8日、高島も1年で議長を辞任したため[8]、再び野党から反発を受けた。
2016年9月7日、石原伸晃会長以下、自民党東京都連執行部の総退陣に伴い、9月6日に石原に代わって都連会長に選出された下村博文の下、内田茂の後任の自民党東京都連幹事長に選出された[9]。
晩年は入退院を繰り返していたが[10]、2023年10月2日に間質性肺炎のため東京都の病院で死去した[11][12][13]。73歳没。死没日付をもって正五位に叙され、旭日中綬章を追贈された[14]。
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