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関口 睦介(せきぐち むつゆき、1963年3月20日 -)は、日本中央競馬会 (JRA) の元騎手。
東京都世田谷区出身。 両親はともに日本中央競馬会(JRA)の馬主であり、父は関口睦雄、母は関口睦子。 全盛期には約70頭の競走馬を所有し、昭和の大物馬主(冠名ムツミ)として知られ、生産牧場や育成牧場も所有していた。 父はJRA日本馬主協会連合会理事、JRA東京馬主協会理事、JRA福島馬主協会理事などを歴任。 親族には政治家・官僚・医師・弁護士・一部上場企業の取締役なども多く、父方の親戚には元埼玉県知事の畑和、母方の親戚には自動車の振動・騒音研究の祖として知られる東京大学名誉教授・工学博士の亘理厚の他、家系には明治・大正期を代表する英語学者・正則学園高等学校の創立者で初代校長の斎藤秀三郎、学校法人桐朋学園の音楽部門創立者で桐朋学園芸術短期大学学長・日本指揮者協会会長の斎藤秀雄などの著名人もいる異色のジョッキーであった。 斎藤秀雄の門下生には指揮者の小澤征爾もいた。
1978年 馬事公苑長期騎手課程(現在の競馬学校)の31期生。
騎手になってからは美浦の梶与四松厩舎に所属した。
初騎乗は1982年3月6日、2回中山競馬3日目第1競走のランデイックで14頭立ての2着。初勝利は1982年4月3日、13頭立てで行われた3回中山3日目の第1競走で、騎乗馬は同じくランデイックだった。
同年、ムツミマリンでJRA初となる馬主・騎手の親子での勝利を挙げる。
1982年 JRA新人最多賞金王
1983年 第1回JRA海外騎手留学生に選出され、フランス・イギリス・アイルランドへ留学
1990年 最年少でJRA騎手クラブ理事に就任。
両親の主な所有馬
ムツミバロン(七夕賞などJRA10勝)、トミマサ(中日新聞杯などJRA9勝)、ムツミライデン(JRA7勝)、ムツミシゲル(1970最優秀アラブ・アラブ王冠などJRA27勝)、ムツミマサル(アラブ王冠などJRA25勝)、ダービー馬のアイネスフウジンもムツミの血統である。
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