赤湯駅

山形県南陽市にある東日本旅客鉄道・山形鉄道の駅 ウィキペディアから

赤湯駅map

赤湯駅(あかゆえき)は、山形県南陽市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・山形鉄道である。

概要 赤湯駅, 所属事業者 ...
赤湯駅
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東口(2022年8月)
あかゆ
Akayu
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  • 山形県南陽市郡山番外地[1](JR東日本)
  • 北緯38度2分49.9秒 東経140度8分57秒

所属事業者
電報略号 アユ
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
(JR東日本)-2023年-
1,099人/日(降車客含まず)
(山形鉄道)-2022年-
131人/日(降車客含まず)
開業年月日 1900年明治33年)4月21日[1][2]
乗入路線 3 路線
所属路線 山形新幹線
(JR東日本、線路名称上は奥羽本線
キロ程 56.1 km(福島起点)
東京から328.9 km
高畠 (6.2 km)
(18.9 km) かみのやま温泉
所属路線 奥羽本線山形線、JR東日本)
キロ程 56.1 km(福島起点)
高畠 (6.2 km)
(8.3 km) 中川
所属路線 山形鉄道フラワー長井線
キロ程 0.0 km(赤湯起点)
(0.9 km) 南陽市役所
備考 共同使用駅

  • 山形鉄道
  • 社員配置駅
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西口(2007年8月)

南陽市の中心駅である。

乗り入れ路線

JR東日本の奥羽本線と、当駅を起点とする山形鉄道のフラワー長井線が乗り入れ、接続駅となっている。

当駅は奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の停車駅となっている。一方、奥羽本線の在来線としての愛称として「山形線」が設定されている。

歴史

駅構造

要約
視点

単式ホーム島式ホーム混合3面5線のうち、東口から数え2つ目のホーム(島式)の駅舎寄り片方の線路が剥がされてできた3面4線の地上駅である。

東口に近い1番線から3番線をJR東日本が使用し、4番線を山形鉄道が使用している。山形鉄道フラワー長井線がJR長井線であったころは奥羽本線と線路が接続されていたが、後に奥羽本線が山形新幹線運転に伴い標準軌へ改軌されたことなどから、現在は奥羽本線とフラワー長井線の線路は当駅構内では接続していない。

駅舎は東西に設置されており、東口をJR東日本、西口を山形鉄道が管理している。また、ホームにはエレベーターが設置されている(1番線・2番線のみ)。

東口

山形新幹線開業に合わせて建設された駅舎は、通商産業省グッドデザイン賞などを受賞している。鈴木エドワードによる設計で、パラグライダーを模した意匠となっている[新聞 1]。鉄骨平屋建てで建物外の柱でアーチ形状の屋根を支えており、建物内部には柱が全く無い構造となっている[新聞 1]

山形統括センター米沢駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。直営駅時代は管理駅で、中川駅を管理下に置いていた。

駅舎にはJR自動券売機話せる指定席券売機[3]新幹線eチケットサービスタッチでGo!新幹線えきねっとQチケ用簡易改札機、山形鉄道自動券売機、待合所キオスクがある。なお、えきねっとQチケを利用する場合は、山形新幹線では改札機にQRコードをかざす一方、山形線(奥羽本線)では改札窓口にいる係員へQRコードを提示する必要がある[1]。このほか、駅レンタカーが営業しているほか、かつてはみどりの窓口や国内旅行を取り扱う「びゅう旅センター」が窓口内に設置されていた。

西口

ログハウス風の小柄な駅舎を有する[10]。社員配置駅。山形鉄道出札窓口、JR乗車証明書発行機、待合室を設置。

窓口営業時間内に限りJR列車到着時に改札(集札)を行う。山形鉄道の列車は到着時に車内精算となり、運転士から精算証明書を受け取る。

のりば

  • 1番線(山形新幹線、奥羽本線)は単式ホーム1面1線。
  • 2番線(山形新幹線、奥羽本線)は島式ホームだが、1番線寄りの線路が撤去された1面1線。
  • 3・4番線(奥羽本線、フラワー長井線)は島式ホーム1面2線。
さらに見る 番線, 路線 ...
番線路線方向行先備考
1 山形新幹線
山形線
上り 米沢福島東京方面[11]  
2 下り 山形新庄方面[11]  
3 山形線 上り 米沢方面[11] 臨時列車のみ
4 フラワー長井線 宮内今泉長井荒砥方面  
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利用状況

要約
視点
  • JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員1,099人である[JR 1]
  • 山形鉄道 - 2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は131人である[山形 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

さらに見る 1日平均乗車人員推移, 年度 ...
1日平均乗車人員推移
年度 JR東日本 山形鉄道 出典
定期外 定期 合計 JR 山形県
2000年(平成12年)     1,533 310 [JR 2] [山形 2]
2001年(平成13年)     1,521 290 [JR 3]
2002年(平成14年)     1,504 286 [JR 4] [山形 3]
2003年(平成15年)     1,495 269 [JR 5]
2004年(平成16年)     1,508 273 [JR 6] [山形 4]
2005年(平成17年)     1,550 254 [JR 7]
2006年(平成18年)     1,537 241 [JR 8] [山形 5]
2007年(平成19年)     1,531 236 [JR 9] [山形 6]
2008年(平成20年)     1,462 233 [JR 10]
2009年(平成21年)     1,419 225 [JR 11] [山形 7]
2010年(平成22年)     1,401 231 [JR 12]
2011年(平成23年)     1,360 229 [JR 13] [山形 8]
2012年(平成24年) 562 866 1,429 220 [JR 14]
2013年(平成25年) 576 890 1,466 200 [JR 15] [山形 9]
2014年(平成26年) 581 808 1,390 192 [JR 16]
2015年(平成27年) 581 814 1,396 186 [JR 17] [山形 10]
2016年(平成28年) 577 808 1,385 183 [JR 18]
2017年(平成29年) 571 780 1,352 181 [JR 19] [山形 11]
2018年(平成30年) 578 744 1,322 181 [JR 20] [山形 12]
2019年(令和元年) 542 708 1,250 165 [JR 21]
2020年(令和02年) 195 632 827 115 [JR 22] [山形 13]
2021年(令和03年) 244 674 918 132 [JR 23]
2022年(令和04年) 369 649 1,018 131 [JR 24] [山形 1]
2023年(令和05年) 461 638 1,099   [JR 1]
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駅弁

主な駅弁は下記の通り[12]

  • 幕の内弁当
  • 牛肉弁当
  • 牛肉どまん中
  • 牛肉どまん中(しお)
  • 牛肉どまん中(みそ)

ただし、JTB時刻表 2025年3月号には赤湯駅の駅弁の掲載は無い。

駅周辺

東口の駅前も西口の駅前も整備されているが、東口がにぎやかなのに対し西口は少し閑散としている。赤湯の駅は古くからの名湯赤湯温泉への入口駅としての機能も有しており観光地らしい風情も漂っている。

なお、当駅は市の中心市街地の一つである赤湯温泉街からは大きく西に外れている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
山形新幹線
高畠駅 - 赤湯駅 - かみのやま温泉駅
山形線(奥羽本線)
高畠駅 - 赤湯駅 -(北赤湯信号場)- 中川駅
山形鉄道
フラワー長井線
赤湯駅 - 南陽市役所駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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