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愛知県の有料道路 ウィキペディアから
衣浦豊田道路(きぬうらとよたどうろ)は、愛知県豊田市から同県碧南市を結ぶ地域高規格道路である。そのうち豊田市生駒町から知立市新林町間の約4.3 kmが一般有料道路「衣浦豊田道路」として供用されている。
本項では有料区間について詳述する。無料区間(豊田北バイパス、豊田南バイパス、国道419号、国道247号)の詳細は各項を参照。
豊田市、知立市、刈谷市、高浜市及び碧南市を縦貫し、西三河内陸工業地帯と衣浦港(衣浦臨海工業地帯)を結ぶ主要幹線道路である。合併施行方式で建設され、一部区間を道路整備特別措置法による有料道路で供用している。
※ 印のある道路とは立体交差による接続(接続しない交差路線は未掲載)。
有料区間の道路名は地域高規格道路名と同じ衣浦豊田道路(きぬうらとよたどうろ)である。同区間の建設は愛知県道路公社によって行われ、開通から2016年(平成28年)9月までは同社によって運営されていたが、同年10月1日より路線運営が愛知道路コンセッションに移管された[1]。
当該区間は知立市域を北東から南西に縦貫し、国道1号、国道23号、国道155号といった幹線道路網や伊勢湾岸自動車道とのネットワークを担う道路として計画された。また知立市内の交通渋滞緩和のため全線が高架構造となり、知立市内を東西に横断する国道1号や名鉄名古屋本線などと立体交差している。これにより国道155号経由と比べ日中約10分、朝夕ラッシュ時は約30分の時短が実現した[2]。
中部国際空港や第二東名高速道路(現・伊勢湾岸自動車道)の計画に合わせて急遽有料道路として建設された経緯があり、開業から半年経過した2004年(平成16年)7月末時点の交通量は愛知県道路公社が予想した平均27,867台/日に対して4,627台/日と大きく下回っていた[3]。2009年(平成21年)7月から2011年(平成23年)3月までの間、地方道路公社社会実験協議会によって回数券の割引率を30 %に引き上げる社会実験も実施されたが、それによる誘発率(社会実験の実施により道路利用が増えたと推定される交通量)は2.57 %と低く、減少する交通量に一定の歯止めをかけたものの、大きな増加には繋がらなかった[4]。
車種 | 車種詳細 | 料金:単位(円) | ||
---|---|---|---|---|
全線利用 | 生駒 - 牛田 | 牛田 - 新林 | ||
普通車 | 小型乗用自動車 小型貨物自動車 普通乗用自動車 けん引自動車(けん引自動車が軽自動車で被けん引車が1軸) |
200 | 100 | 100 |
中型車 | 普通貨物自動車(総重量8トン未満・最大積載5トン未満・3軸以下) マイクロバス けん引自動車(けん引自動車が軽自動車で被けん引車が2軸以上) けん引自動車(けん引自動車が小型乗用及び普通乗用で被けん引車が1軸) |
260 | 100 | 160 |
大型車 | 中型バス(8トン以上・9 m以下・29人以下) 定期路線バス 普通貨物自動車(総重量8トン以上又は最大積載5トン以上・3軸以下) 普通貨物自動車(総重量25トン以下・4軸) けん引自動車(小型・普通 + 2軸以上、普通貨物 + 1軸) |
370 | 160 | 210 |
特大車 | 観光バス 普通貨物自動車(4軸以上) 大型特殊自動車 |
580 | 260 | 320 |
軽自動車等 | 軽自動車 自動二輪車(125 cc超) |
160 | 60 | 100 |
軽車両等 | 原動機付自転車(50 cc超125 cc以下) | 20 | 10 | 10 |
※ 通行できない車両:小型特殊自動車、50 cc以下の原動機付自転車、軽車両(自転車を含む)
※ ETCは利用できない。
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