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茨城県の道路 ウィキペディアから
茨城県道16号大洗友部線(いばらきけんどう16ごう おおあらいともべせん)は、茨城県東茨城郡大洗町から笠間市に至る県道(主要地方道)である。
東茨城郡大洗町の国道51号交点(大洗サンビーチ入口)から涸沼南岸を通り、茨城町奥谷を経由して、笠間市の国道355号宍戸バイパス交点(友部IC入口)までの区間を東西に結ぶ延長約40キロメートル (km) の主要地方道である。経路は、ほぼ涸沼川に沿った経路を辿る。また、茨城町中央工業団地の中央部を東西に横断する道路が、本県道のバイパス道として指定されている。現在、茨城中央工業団地から国道6号までの四車線のバイパスが造られている最中である。
1965年(昭和40年)、前身にあたる県道海老沢大洗線と県道平茨城線を廃止し[3]、同2路線と県道鉾田茨城線の一部区間(茨城町海老沢 - 奥谷)を統合した新たな主要地方道として、東茨城郡大洗町大字神山の一般国道51号線分岐(現・旧国道51号の夏海十字路)を起点として、西茨城郡友部町平町(現・笠間市平町)の主要地方道石岡笠間線(現・国道355号旧道)交点まで至る区間を茨城県が県道路線認定した。1995年(平成7年)に、整理番号変更により現在の整理番号16となり、現在に至る。
起点の夏海IC - 夏海十字路の旧道区間は、かつて国道51号だった道幅の狭い道路のため、この区間をショートカットする神山バイパスが開通している。鉾田市内は2車線となっている。茨城町に入るとかつて旧道の宮ヶ崎 - 海老沢間が狭隘道路だったが、この区間をショートカットするバイパスが2007年に開通している。奥谷交差点 - 長岡橋までは、茨城県道18号茨城鹿島線と重複する。長岡橋から西に折れて小鶴の商店街を抜けると再び道路は狭くなる。この小鶴商店街では、毎年7月の小鶴祇園祭開催時は一部区間が全面通行止めとなる。北関東自動車道の陸橋(寺山橋)を越えてしばらく行くと、国道355号交差点にて終点となる。鉄道とは立体交差しており、本県道に対して、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は掘割によるアンダーパス、JR常磐線は築堤によるオーバーパスにより平面交差しないため踏切は皆無である。 かつては狭隘区間が多かったが、近年の道路拡幅やバイパス道整備等の道路改良工事が着々と進められており、主要地方道としての道路機能を有するようになった。
道路法の規定に基づき、以下の区間は緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に新たに電柱を建てることが制限されている。
東茨城郡大洗町の国道51号の夏海I.C入口から始まり、夏海十字路で右に折れる。その後、涸沼を霞めながら鹿島臨海鉄道涸沼駅を過ぎると鉾田市に入る。しばらく進むといこいの村涸沼が見え、それを過ぎると東茨城郡茨城町に入る。海老沢で茨城県道50号水戸神栖線と交差、このあたりは涸沼川に沿って田園風景が広がる。茨城県道18号茨城鹿島線との重複区間の沿線は商店街で、茨城町越安から再び田園風景が広がってくる。その後笠間市に入り、常磐自動車道の陸橋(長兎路橋)を越えると今度は畑の中を通るようになる。岩間街道の交差点付近まで来ると林の中を走る。
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