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茨城県と千葉県の道路 ウィキペディアから
茨城県道・千葉県道3号つくば野田線(いばらきけんどう・ちばけんどう3ごう つくばのだせん)は、茨城県つくば市から、常総市、坂東市を経て、千葉県野田市に至る県道(主要地方道)である。
茨城県つくば市の国道354号との交点である福田坪交差点を起点とし、常総市の菅生南交差点、坂東市の矢作交差点、利根川に架かる芽吹大橋と経て、千葉県野田市の埼玉県道・千葉県道19号越谷野田線との交点である野田橋下交差点を終点とする、東西約27kmの主要地方道である。並行する道路として、北側の国道354号と南側の都市軸道路の中間に位置し、茨城県南地域と千葉県野田市を連絡する重要な幹線道路となっている。
なお、茨城県道3号・千葉県道3号は1982年(昭和57年)まで主要地方道成田牛久線(現・国道408号)で使われていた番号である。
1994年(平成6年)4月1日、主要地方道土浦野田線(整理番号10)は、前年に土浦市 - 岩井市間が国道354号に部分昇格されたため、県道取手筑波線(整理番号33)の旧道の一部、県道谷田部小張線(整理番号147)の一部重複区間、県道小張小絹線(整理番号281)、小山菅生小絹停車場線(整理番号282)の一部重複区間、県道土浦野田線(整理番号10)の残存区間(岩井市 - 野田市)を統合して、起点を茨城県つくば市、終点を千葉県野田市とする新たな主要地方道としてつくば野田線(整理番号71)が路線認定された。同時に県道土浦野田線と県道小張小絹線も廃止された[3]。翌1995年(平成7年)の整理番号変更により、整理番号3となる。
芽吹大橋周辺では渋滞が慢性化している。この混雑を解消するために下総利根大橋が造られたが、有料道路のため敬遠するドライバーが多く、交通の分散は進んでいない(2020年(令和2年)に無料化)。また、芽吹大橋周辺道路4車線化計画があるが野田市側が難色を示している。
つくばエクスプレスみらい平駅開業に伴う沿線開発により、交通量の増大が見込まれている。みらい平駅付近は拡幅され整備が進んでおり、つくば市 - つくばみらい市境付近(茨城ゴルフ場や常陽ゴルフ場前後)ではかなりの狭隘区間を残している。つくばみらい市小張(みらい平駅付近) - つくばみらい市杉下間の道路拡幅と歩道整備の工事が事業中である[30]。
道路法の規定に基づき、茨城県内のつくばみらい市小絹(小絹東交差点) - 坂東市筵内(千葉県界)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[31]。
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