立川小春志
日本の落語家 ウィキペディアから
立川 小春志(たてかわ こしゅんじ、1982年10月7日 - )は、日本の落語家。立川談春の弟子であり、落語立川流初の女流真打[1][2]。出囃子は「二人椀久」[1][3]。本名:廣瀬 麻美。
来歴
東京都港区出身[1]だが、両親はともに関西出身。妹がいる[4]。
港区立青南小学校、青山学院中等部・高等部卒業。高校の同級生に鈴木敦(鈴本演芸場七代目席亭)・田淵裕章(フジテレビアナウンサー)がいる[5]。
東京農工大学農学部に入学[6]。落語研究会に所属、落研の先輩に柳家小八がいる。東京農工大学大学院に進み「粘菅目昆虫の細胞培養」を研究するが1年で中退[7][8]。
2006年3月、立川談春に入門[1]、前座名「こはる」。大学2年の時、談春の「髪結新三」や「らくだ」を観て衝撃を受けたのが、談春に入門したきっかけである[7]。 中性的な容姿と声から、笑点特大号の若手大喜利などでは男に間違われることをネタにしていた他、大師匠の談志からも入門から1年経過するまで男性だと思われていた[9]。
2020年の一年間は真打昇進を前提とした「修業期間」とし、一部の活動を除き、談春の付き人活動に専念していた。そのため、同年1月より落語会への出演・web更新などを原則控えていたが、2021年1月6日紀伊国屋ホールの立川談春の会「春談春」から正式に活動を再開した[10]。
演芸写真家の橘蓮二が、「令和5年5月5日、新たなるステージへ/立川こはる」というタイトルで、「こはるさんの落語は感情に響く音楽性を感じる。」等というエッセイを、ぴあステージに記述している[11]。
2023年(令和5年)5月5日より真打に昇進し、立川 小春志(こしゅんじ)に改名[8][注 1]。7月30日、明治記念館で真打昇進披露宴を開催。受付・司会・余興などは女性で統一、本人は黒紋付姿から白無垢姿にお色直し後一人で登場、会場を沸かせた[13]。
2023年10月28日~11月1日まで5日間「こはる 改メ 立川小春志 真打昇進披露興行」を有楽町朝日ホールで昼夜全10公演開催。
芸歴
活動
出演
バラエティ
ラジオ
- 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ(ニッポン放送、2023年12月31日)
テレビアニメ
- 昭和元禄落語心中 (2016年1月)- 初太郎(幼少)役
- 昭和元禄落語心中 -助六再び篇- 2017年1月
ナレーション
イベント
- 週プレ酒場ならではの女流落語会(2017年、歌舞伎町・週プレ酒場)[9]
脚注
外部リンク
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