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『窓をあけて九州』(まどをあけてきゅうしゅう)は、1979年10月7日から2012年3月25日まで九州地方のe-JNN6局(RKB毎日放送・長崎放送・熊本放送・大分放送・宮崎放送・南日本放送)で放送されたドキュメンタリー番組である。
九電グループpresents 新 窓をあけて九州 | |
---|---|
ジャンル | ドキュメンタリー番組 |
出演者 | 週替わり |
製作 | |
制作 |
RKB毎日放送(幹事局) 長崎放送 熊本放送 大分放送 宮崎放送 南日本放送 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年4月3日 - |
放送時間 | 日曜 10:00 - 10:15 |
放送分 | 15分 |
公式サイト | |
開始から1989年9月24日まで | |
放送期間 | 1979年10月7日 - 1989年9月24日 |
放送時間 | 日曜日9:30 - 9:45 |
放送分 | 15分 |
1989年10月1日から2012年3月25日まで | |
放送期間 | 1989年10月1日 - 2012年3月25日 |
放送時間 | 日曜日10:00 - 10:15 |
放送分 | 15分 |
新 窓をあけて九州 2016年4月3日から | |
オープニング | 古澤巌「FULLHOUSE」 |
放送期間 | 2016年4月3日 - |
放送時間 | 日曜日10:00 - 10:15 |
放送分 | 15分 |
特記事項: e-JNN(九州のJNN系列)6局が持ち回りで制作。 |
本項では、後継番組である『新 窓をあけて九州』(しん まどをあけてきゅうしゅう)についても記述する。現在の正式タイトル名は『九電グループpresents 新 窓をあけて九州』(きゅうでんグループプレゼンツ しん まどをあけてきゅうしゅう、過去は九州電力グループpresents表記)。
1979年10月7日に放送を開始し、2019年には放送40周年を迎えた長寿番組である。番組は九州地方で活動する人物にスポットライトを当て、彼らが様々な分野で活躍する様子をドキュメンタリーで綴っていた[1]。番組制作はネット局が持ち回りで担当し、1局あたり年間で8本制作していた[1]。1982年以降は年間放送作品を審査するコンクールがあり[1]、最優秀作品は年度末にアンコール放送されていた。また、過去に放送された作品は日本民間放送連盟賞やJNNネットワーク協議会賞を受賞したものも多数ある。
この番組は前身となる『九州再発見』(1967年放送開始)より九州電力の一社提供で放送されていた[2][注 1]が、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)や東京電力の福島第一原子力発電所事故による電力不足の影響、さらには自社の玄海原子力発電所(佐賀県東松浦郡玄海町)再稼動を巡る九州電力やらせメール事件の発覚による不祥事で、震災以後は番組提供やCMの放送を見合わせることが殆どとなった(特に番組提供は震災以後自粛していた)。そして玄海原子力発電所・川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の稼動停止に伴う経営悪化により九州電力がスポンサーを降板したため、番組は2012年3月25日放送分をもって終了し、32年半の放送に幕を閉じた[2]。その間の平均視聴率は7%から8%と推移していた[4]。後番組は『世界一の九州が始まる!』。
2016年3月17日、九州電力はグループ会社3社(九電工・九州通信ネットワーク(現:QTnet)・キューデンインフォコム)と共同で4年ぶりに番組提供を再開し『新 窓をあけて九州』を同年4月3日から放送することを発表した[2][5][4]。この背景には2016年4月から始まった電力小売全面自由化によって、九電自体の企業イメージを向上させた上で、顧客を引き留めたいという狙いがあった[4]。『世界一の九州が始まる!』も継続して10:15 - 10:30に放送されるため、九州・沖縄のJNN系列では琉球放送を除いて日曜朝10時台にドキュメンタリー番組が2本連続することになった。
九州エリア外にあるTBS系列局[注 6]では、同時刻にTBS制作の『サンデージャポン』(10:00 - 11:22)が放送されている。本番組はe-JNN参加局のうち、テレビ山口[注 7]では、かつては中国ブロックの同種番組『ふれあいの道』(NTT中国グループ提供、1990年代まで放送。中国放送・山陽放送[注 8]・山陰放送と持ち回りで制作)の制作に参加していた。
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