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横浜市鶴見区にある公園 ウィキペディアから
名前のとおり、園内には3つの池(上の池、中の池、下の池)がある。これらの池は江戸時代の1787年(天明7年)に、農業用水の溜め池として浚渫・整備されたものである。
1941年(昭和16年)には都市計画緑地(防災大緑地)に指定され1950年(昭和25年)から失業対策として周辺の公園整備に着手した。1954年(昭和29年)に県立公園に指定され、1957年(昭和32年)には神奈川県立の都市公園に指定された。
園内には35品種1000本を超える桜が植えられており、日本さくら名所100選の一つに選定されている。ソメイヨシノが7割を占め、春には花見客で賑わう。また神奈川県が選定した「かながわの探鳥地50選」にも選ばれており、林間の小鳥や池の水鳥も多くの種類が見られる。
軟式野球場やプール、テニスコートなどが整備されているほかには、テレビ神奈川、interfm、アール・エフ・ラジオ日本[1]の電波塔もある[3]。
1990年(平成2年)の神奈川県と韓国京畿道との友好提携を記念して造られた庭園。
伝統庭園は時代の様式を持ち、形の表現する意味が明快な点に特徴がある。このコリア庭園も李朝時代の両班の住宅様式を持ち、各園や苑も各々意味を持っている。また、計画地は風水思想によりポテンシャルが明らかにされ、子孫の繁栄を願った陰陽思想に基づいた陰陽石池円島等の施設を庭園内に具体的に表現している。
一石(据石型)は地を表し陰型となり、安定(共存)を表現している。二石(立石型)は天を表し陽型となり、成長(繁栄)を表現している。三石(支石型)は人を表し、陰陽和合型となり、最盛(回帰)を表現している。石の増加と人の増加を重ね合わせ、未来の繁栄を祈念して、石組で表現したものである。
日本の伝統庭園にも陰陽思想は具現化しているが、韓国の庭園では徹底して表現されている。写真の「方池円島」では四角の池は「地」で女性を表し、円い島は「天」で男性を表し、合わせて子孫の幸せと繁栄のシンボルとしている。韓国では家や墓を計画する時には古くから風水思想に基づいて、場所を選定していた。当地も三方を山に囲まれ、一方が開けた吉祥の地であるが、ここに建物を建て、野を築き、水を流して、より風水思想に従った作庭を行っている。
テレビ神奈川の開局に伴い、1972年に設置[8]。三ツ池送信所の建設に際し、三ッ池公園のエリアの一部であった区域を、公園の指定を解除して[2]建設された。TVK鶴見中継局[14](中継局という名称だが親局である)のほか、RFラジオ日本のFM補完中継局およびInterFM897(interfm)の横浜中継局が設置されている[1]。
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