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甲賀市コミュニティバス(こうかしコミュニティバス)は、滋賀県甲賀市が運行するコミュニティバスの総称。運行は滋賀バスとシガ・エージェントシステムに委託している。
甲賀市内を走るJR草津線、信楽高原鐵道信楽線や近江鉄道本線の主要駅を基点に各地域を結ぶ形で運行されている。2004年の合併前の旧町で運行されていたコミュニティバスを引き継いだ路線が多いが、近年では支線系統がコミタク(デマンドバス)に移管されている。一部路線は西日本JRバス(亀草線・八幡線・近城線)代替バスである。三雲駅(湖南市)、石山寺駅(大津市)、南草津駅 (草津市)など市外へも路線を延ばしており、鉄道駅との連携は概ね良い。
「南草津土山線」と他のコミュニティバス各線で運賃制度が異なる。障害者割引があり各種障害者手帳の提示により運賃半額となる。
「コミタク」と呼ばれるタクシー路線(後述)も同額である。
停留所名の「○丁目」の表記は統一されていないため、ここでは算用数字で記述する。なお、カッコ内の停留所は一部便のみ経由する。
甲賀市内の各地区に路線を設けている。ここでは各地区ごとに分類して解説する。なお、路線や便によっては「土曜・休日・お盆(8月13日 - 8月16日)・年末年始(12月29日 - 翌年1月4日)運休」または「学休日運休」となることもあるが、正月三が日(1月1日 - 1月3日)は全路線の全便が運休する。
注記のない路線はすべて滋賀バスが運行。「はーとバス」という愛称がある。
系統番号は[A1]。貴生川駅から甲賀市役所と水口台南口を経て「八田口(はったぐち)」・「八田(はった)」・「下田」の各停留所に至る路線であるが、「水口駅」・「松尾」・「東春日」の各停留所を経由しない便も混在する。
系統番号は[A2]。当線は三雲駅から広野台と甲賀市役所を経由して貴生川駅に至る路線であるが、水口駅は経由しない。当線には「三雲駅」停留所を始終着とする区間便と「貴生川駅」停留所を始終着とする区間便が混在するため、ここでは始終着となる停留所ごとに分類した。
系統番号は[A3]。当線は「和野(わの)」・「嶬峨(ぎが)」・「上真海(かみしんかい)」・「水口東高校」の各停留所を始終着とする便が混在し、経由地も便によって異なる。
系統番号は[A4]。当線は三雲駅から伴谷口と綾野を経由して甲賀市役所に至る路線であるが、「綾野天満宮まで運行する便」と「水口東高校まで運行する便」が混在するため、ここでは終着となる停留所ごとに分類した。
系統番号は設定されていない。幸ヶ平から19区[注 1]を経て綾野に至る路線であり、タクシー車両で運行するデマンドバスである。運行業務は滋賀タクシーに委託されている。
シガ・エージェントシステムが運行。同事業者が運行する路線には「あいくるバス」という愛称が付く。なお、[貴生川駅 - 田村神社]間のみを運行する便の一部は滋賀バスが運行を担当する。
系統番号は[B1]。[貴生川駅 - 田村神社]間は水口東高校を経由する便・経由しない便に分かれる。なお、田村神社以遠は[近江土山 - 田村神社]間で乗り継ぎとなる便が多い[注 2]。
系統番号は[B2]。田村神社から甲賀病院を結ぶ路線であるが、日中時間帯に1往復のみ[甲賀病院 - 貴生川駅間]を延長運行する便が設定されている[注 4]。
系統番号は[B3]。新名神高速道路を経由して南草津駅(草津市)に直行する路線。この路線はワゴン車で運行することを基本とするが、まれにマイクロバスが代走することもある。
系統番号は[B4]。近江土山から大河原を結ぶ路線であるが、こちらは「青土(おおづち)」を経由する。朝に[近江土山 ← 大河原]間を運行する定期路線が1便だけあるが、それ以外は運行日に注意を要する(詳細は備考欄を参照)。なお、あいの土山マラソン[注 7]開催日は定期路線を含む全便が運休する。
系統番号は[B5]。近江土山から寺庄駅(北口)を結ぶ路線。白川橋・若王寺口・佐山小学校を経由する。
系統番号は[B6]。末田地区と大野小学校を巡回する路線であり、全便が片回りで運行するが、(大野小学校を基点として)環状運行を行う便は設定されていない。
系統番号は[B7]。山内・黒川の各地区を片回りで循環する。
系統番号は[B8]。近江土山または大澤から瀬音・青土の各地区を片回りで循環する。
系統番号は設定されていない。当路線はデマンドバスとして運行し、下記の各停留所に停車する。この路線もシガ・エージェントシステムが運行を担当する。
滋賀バスが運行。
系統番号は[C1]。大原地区を循環する路線であるが、経路は便によって異なるため個別に解説する。
系統番号は[C2]。寺庄駅(北口)発着を基本としているが、甲賀駅北口まで延長運行する便もある。この両駅から近江土山に至るが、うち1便は「寺庄駅(北口)から岩室橋を経て甲賀駅北口に至る路線」として運行する。
系統番号は[C3]。甲賀駅北口から油日駅・高嶺・藤ヶ谷を経て青野に至った後、甲賀駅北口に戻る路線である。ここでは経由地ごとに分類して解説する。
系統番号は[G1]。甲賀病院と甲賀駅北口を結ぶ路線であるが、一部は発着地が異なる。
滋賀バスが運行。同地区の運行はワゴン車が充当される。かつては小型バス車が当地区の運行を担当していた。
系統番号は[E1]。貴生川駅から南センターと甲賀市役所を経て綾野に至る路線であるが、「南センター」停留所で貴生川駅へ戻る便が多い。綾野発は朝、甲賀市役所発着は日中時間帯、綾野行きは夜にそれぞれ運行される。
系統番号は[E2]。[甲南病院 - 甲南駅 - ニューポリス - 甲南病院]というルートで甲南病院に戻った後、[甲南病院 - 寺庄駅(北口) - 野田 - 甲南駅 - 甲南病院]というルートで再び甲南病院に戻る路線である。
系統番号は[E3]。甲賀市立甲南中部小学校の通学路線として運行する。
系統番号は[E4]。工業団地・工場団地方面の通勤路線として運行する。
滋賀バスが運行。「信楽高原バス」という愛称がある。
系統番号は[F1]。信楽駅から朝宮を経て宮尻に至る路線。一部は大津市内(納所(のそ)・沢野・南郷洗堰方面)へ乗り入れ、京阪石山寺まで運行する。
系統番号は[F2]。信楽駅から多羅尾地区(小川・伊賀辻など)を結ぶ路線。
系統番号は[F3]。信楽駅からハイランドを経由して信楽駅に戻る循環路線であるが、「ハイランド」以外の経由地は便によって異なる。
系統番号は[F4]。信楽高原鐵道信楽線の信楽 - 雲井間に沿って運行する路線。2024年4月1日のダイヤ改正で登場し[8]、帝産湖南交通の廃止代替バス(同事業者10系統:2024年3月31日廃止。最末期は信楽駅 - 田上車庫間のみ運行)を兼ねているが、「雲井小学校」・「平和堂」・「黄瀬」の各停留所を経由する便も混在する。なお、ここでは運行日の案内ごとに分類して解説する。
当項では路線全体が廃止となったものを扱う。運行区間の変更に伴う廃止は現行路線に記した各路線を参照。
系統番号は[A5]。貴生川駅と甲賀病院を結ぶ路線であるが、山村天神を経由する便や[甲賀病院 - 綾野]間を延長運行する便が混在した。当路線は2024年4月1日に行われたダイヤ改正で廃線となった[12]。
系統番号は[A6]。朝に「綾野天満宮」発の2便、夜に三雲駅発の2便と「綾野天満宮」発の1便が設定されていた。なお、この路線は綾野天満宮発着となる三雲駅・市役所線([A4])と同じ車両で運行していた。当路線は2024年4月1日に行われたダイヤ改正で廃線となった[12]。
系統番号は[A7]。タクシー車両で杣中・牛飼地区を循環運行していた。当路線は2024年4月1日に行われたダイヤ改正で廃線となった[12]。
系統番号は[E3]。寺庄駅(北口) から甲賀病院に至る路線。[寺庄駅(北口) - 甲南病院]間をノンストップで運行した後、甲南・貴生川・水口の各駅を経由する。なお、当路線は2024年4月1日のダイヤ改正で広域水口線との統合が行われ、廃止となった[7]。
系統番号は[C4]。甲賀駅北口から甲賀病院に至る路線。栃谷口・佐山小学校・小佐治中村を経由する。なお、当路線は2024年4月1日のダイヤ改正で広域水口線との統合が行われ、廃止となった[7]。
「コミタク」[13]と呼ばれるデマンドタクシー(要予約)の路線が設定されており、回数券や1日乗車券を使用することができる。各路線とも、正月三が日(1月1日 - 1月3日)はすべて運休する。
滋賀タクシーが運行。貴生川駅とその周辺を運行するエリアタクシーである[14]。
滋賀タクシーが運行。三雲駅と旧水口町の泉・北脇・林口方面を運行するエリアタクシーである[14]。
下記の各停留所間のみを乗車することはできない。
滋賀タクシーが運行。土山地区の中心地周辺を運行するエリアタクシーである[15]。
滋賀タクシーが運行。甲南地区の中心地(「共通」と表記)と北・西・東の各エリアを運行するエリアタクシーであり、エリアをまたがって乗車することもできる[16]。
甲南地区の中心地がこの対象となる。
甲南駅の北側がこの対象となる。
甲南駅の西側がこの対象となる。
寺庄駅の南側がこの対象となる。なお、一部の停留所(「大正団地前」ほか2停留所)は寺庄駅の北側に設けられている。
滋賀タクシーが運行。紫香楽宮跡駅や雲井駅とその周辺を運行するエリアタクシー[17]。
滋賀タクシーが運行。信楽駅から江田・北新田・南新田方面を運行するエリアタクシー[18]。
甲賀市は、2004年(平成16年)に旧甲賀郡の5町(信楽町、甲南町、水口町、甲賀町、土山町)が合併して発足した市であるが、合併する前から独自にコミュニティバスを運行していた町もあった。その例として信楽町では、信楽町営バス(旧80条バス)を運行していた。
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