激生!スポーツTODAY

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激生!スポーツTODAY』(げきなま!スポーツトゥデイ、略称:激スポ!)はテレビ東京系列と中京、近畿の一部の独立UHF放送局、並びにBSジャパン(現・BSテレ東)で放送していたスポーツニュース番組。

概要 ジャンル, 出演者 ...
激生!スポーツTODAY
ジャンル スポーツニュース番組
出演者 歴代の主なキャスター一覧を参照。
製作
制作 テレビ東京
放送
放送国・地域 日本
メガTONスポーツTODAY〜プロ野球速報〜
放送期間1983年4月9日 - 1986年9月
放送時間【月・火・水・金曜】22:30 - 22:50
【木曜】23:00 - 23:20
【週末】22:30 - 22:55
放送枠テレビ東京系列スポーツニュース枠
放送分平日20、週末25分
メガTONスポーツTODAY
放送期間1986年10月 - 1989年3月
放送時間放送時間を参照。
放送枠テレビ東京系列スポーツニュース枠
放送分平日20→30、週末25分
スポーツTODAY
放送期間1989年4月 - 1990年3月、
1992年4月6日 - 1998年3月31日(平日)
1989年4月 - 1998年3月(週末)
放送時間放送時間を参照。
放送枠テレビ東京系列スポーツニュース枠
放送分平日30→(復活後)40、週末30分
スポーツTODAYワイド(平日)
放送期間1990年4月 - 1990年9月
放送時間平日 23:50 - 翌0:30
放送枠テレビ東京系列スポーツニュース枠
放送分40分
遊友スポーツTODAY(平日)
放送期間1990年10月 - 1992年4月3日
放送時間平日 23:50 - 翌0:30
放送枠テレビ東京系列スポーツニュース枠
放送分40分
スポーツ10ミニッツ(平日)
放送期間1998年4月 - 2002年3月29日
放送時間平日 23:45 - 23:55
放送枠テレビ東京系列スポーツニュース枠
放送分10分
スポーツTODAYワイド(週末)
放送期間1998年4月4日 - 2001年3月
放送時間【土曜】23:00 - 23:45
→23:30 - 0:15
【日曜】23:00 - 23:45
放送枠テレビ東京系列スポーツニュース枠
放送分45分
激スポ!(平日)
放送期間2002年4月1日 - 2004年3月26日
放送時間平日 23:50 - 翌0:04→
23:55 - 翌0:09
放送枠バラエティ7
放送分14分
激生!スポーツTODAY(週末)
放送期間2001年3月24日 - 2004年3月28日
放送時間放送時間を参照。
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沿革

要約
視点

「メガTONスポーツTODAY」時代

1983年4月9日 - プロ野球公式戦開幕に合わせて、元NHKアナウンサー鈴木文彌の司会で22:30 - 22:50(木曜日は木曜洋画劇場の関係で23:00 - 23:20、週末は22:30 - 22:55)に放送された『メガTONスポーツTODAY〜プロ野球速報〜』(メガトンスポーツトゥデイ プロやきゅうそくほう)として放送を開始(1986年10月以降は『メガTONスポーツTODAY』)[1]

放送開始当時、NHK総合テレビの『スポーツアワー』が22:45から放送されていたが、それよりも早い時間帯に放送されていたので「日本一速いスポーツニュース」を謳い文句にしていた[1]。しかし、その後、テレビ朝日系で『速報!TVスタジアム』や『ニュースステーション』など、スポーツの速報をこの番組より早く行う全国ネット番組が出現し、この謳い文句は消えている。

なお、東海地方ではテレビ愛知の開局前だったため、岐阜放送がいち早く放送することになった[注 1]

1983年5月19日、鈴木が病気入院のため降板[注 2]、元日本テレビアナウンサーの志生野温夫[注 3]に交代した。その後平日版は1986年10月から23:00 - 23:20(1987年10月から23:30まで拡大)、週末版は1988年4月から23:00 - 23:25にそれぞれ移行。

テレビ東京はこの番組の開始にあたり、制作・技術面を担当する関連会社として「テレビ東京スポーツニュース社」を1983年2月1日に設立した[3][4]

オープニングはCGと実写とで制作され、当初はピッチャーをモータードライブで撮影した映像も使われたが、83年10月にマイナーチェンジされ、「プロ野球速報」と題しながらもプロ野球の試合の映像が登場せずフィギュアスケートアイスホッケーラグビー等のウィンタースポーツが登場するものに変更となり、テーマミュージックのラストもマイナーチェンジ。1984年にテレビ東京スポーツテーマ「Let's try 0012」の使用が開始されると、本番組テーマ音楽もそちらに移行した。

番組スタートの1983年の民放テレビは2時間ドラマや情報番組の台頭で連続ドラマ、連続時代劇、連続アニメのうち最低1本は減りバラエティ番組や情報番組にシフトしていた。またロス五輪が翌年に控え民放でも主要競技が生中継されることもありプロ野球以外の競技にも目を向けたスポーツ情報番組が多くスタートした。同年4月にはこの番組や野村克也がキャスターを務めた『速報!TVスタジアム』(テレビ朝日)、前番組が連続アニメ枠だった『サントリースポーツ天国』(フジテレビ[5]、同年9月には、前番組が連続時代劇枠だった『サンデースポーツ9』(日本テレビ)もスタートした。TXにおいては同年9月、テレビ愛知の開局で東名阪のネットワーク「メガTONネットワーク」の完成を見越してゴールデンタイムプライムタイム生番組帯番組を数多くスタートさせた。同年4月にはこの番組のほか『TVフォーカス ~NEWSだけがNEWSじゃない~』(土曜 20:00 - 20:54) 、同年10月には平日の20時台では初の帯番組となった『スーパーTV』(月曜 - 金曜 20:00 - 20:54)がそれぞれスタート。そのほか平日の19時台には、フジテレビで放送された『あらいぐまラスカル』を2分割して再放送(月曜 - 金曜 19:00 - 19:15)し『まんがイソップ物語』 (月曜 - 金曜 19:15 - 19:30)も放送した。また、『クイズ地球まるかじり』(水曜 21:00 - 21:54)、『キャプテン翼』(木曜19:30 - 20:00)も同年10月にスタートした。

「スポーツTODAY」時代

1990年、平日は『ワールドビジネスサテライト』の23:00スタートに伴い番組は23:50(1994年4月から23:55に変更)スタート。放送枠も40分に拡大し、タイトルも『スポーツTODAYワイド』となった。その後『遊友スポーツTODAY』(ゆうゆう - )と名乗った時期もあった[6]が、1992年4月[7]より拡大前の『スポーツTODAY』に戻る。

1990年代は山田透(一時「山田くらのすけ」名義での出演)による「生実況」も人気を集めた。この時期は三重テレビ放送が、通常ニュースを含めて同社史上初めて夜のニュース番組を同時ネットしていた。

当時のプロレスブームに乗り、スポーツニュースで無視されがちな格闘技を取り上げ毎週水曜日に格闘技特集コーナー「バトルウィークリー」を編成、当時独占契約のあった新日本プロレス全日本プロレスを除いたプロレスインディー団体UWF系、シュートボクシングキックボクシング等のマイナー格闘技を取り上げていた。

「スポーツ10ミニッツ」、「スポーツTODAYワイド」時代

1998年から放送の規模を見直し、平日は23:45 - 23:55に『スポーツ10ミニッツ』(スポーツテンミニッツ)として、週末は従来と同じ23:00スタート( - 23:45、その後土曜日は23:30 - 0:15に移動)の枠での『スポーツTODAYワイド』として放送された。

「激スポ!」、「激生!スポーツTODAY」時代

さらに2001年に週末、1年後の2002年に平日のリニューアルが行われた。

  • 平日『激スポ!』(23:55 - 0:09。その後の日替わりエンターテインメント番組と合わせたワイドゾーン「スポパラ」の前半の番組として放送)
  • 週末『激生!スポーツTODAY』(土曜日23:45 - 0:25、日曜日23:24 - 24:00)
    • (BSジャパンではスタートした一時期は平日サイマル放送をしていたが、その後は時差放送に変更された)
  • 2004年3月28日 - 番組終了、21年間にわたった『スポーツTODAY』のタイトルが幕を引くこととなった。この枠は2004年3月29日以降は『スポ魂(平日)、スポーツ魂(週末)』に移行することになった。その後タイトルや放送時刻、キャスターを変えながら2024年現在、『スポーツ リアライブ』として放送中である。

特徴

プロ野球

いわゆる巨人贔屓が、スポーツTODAYのプロ野球コーナーの特徴であった。プロ野球コーナーでは、基本的には試合結果をダイジェストで放送するものだったが、注目の1試合のみ放送室風の別室で、実況(主に山田透)・解説者付で重点報道していた。しかし、現実には巨人戦以外が放送室で「ONAIR」されることはなかった。2001年3月には、パリーグが先行開幕していたが、パリーグの開幕戦3カードは試合結果と簡潔な映像をダイジェスト版で放送し、ヤクルト巨人オープン戦が放送室で「ONAIR」されたこともあった。

放送時間の変遷

さらに見る 期間, 月 - 金曜日 ...
期間月 - 金曜日土曜日日曜日
1983.4.91986.9 22:30 - 22:50(20分、木曜以外)
23:00 - 23:20(同上、木曜のみ)
22:30 - 22:55(25分)
1986.101987.9.30 23:00 - 23:20(20分)
1987.10.1 1988.3.27 23:00 - 23:30(30分)
1988.3.28 1989.3 23:00 - 23:25(25分)
1989.4 1990.4.1 23:00 - 23:30(30分)
1990.4.21994.4.3 23:50 - 翌0:30(40分)
1994.4.31998.3.31 23:55 - 翌0:35(40分)
1998.4.12000.3.26 23:45 - 23:55(10分)23:00 - 23:45(45分)
2000.3.272001.3 23:30 - 翌0:15(45分)23:00 - 23:45(45分)
2001.42002.3.31 22:54 - 23:35(41分)
2002.4.12002.9.29 23:50 - 翌0:04(14分)
※『スポパラ』に内包。
23:24 - 翌0:00(36分)
2002.9.302003.3.30 23:40 - 翌0:20(40分)
2003.3.312004.3.28 23:55 - 翌0:09(14分)
※『スポパラ』に内包。
23:45 - 翌0:25(40分)
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ネット局

TXN系列

系列外

末期のキャスター

平日
週末

歴代キャスター

以下、当時テレビ東京アナウンサー(契約含む)

歴代解説者

脚注

外部リンク

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