日本のユースホステル一覧(にほんのユースホステルいちらん)では、日本のユースホステルについて一覧を列挙している。なお、名称は開館中のユースホステルは最新のもの、閉館したユースホステルは閉館時のものをそれぞれ採用している。また、ブロックの分類は『一般財団法人日本ユースホステル協会』が採用する地域ブロックを基に行っている。
※告知を出さずに閉館したユースホステルを示す(実際には閉館しているものの、諸事情により書類上は休館となっているものを含む。)。
北海道ブロック
北海道
- 札幌宮ヶ丘ユースホステル(札幌市中央区宮の森)
- 1961年1月14日開館。『札幌市ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設であるが、1999年10月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『札幌国際ユースホステル』は後継施設。建物は既に解体され、跡地は『円山公園』の一部となっている。別称『宮ガ丘ホステル』『札幌ユースホステル』『札幌宮ヶ丘ユースホステル』『札幌市立宮ヶ丘ユースホステル』『市立宮ヶ丘ユースホステル』『宮ヶ丘ユースホステル』。
- るべしべユースホステル(北見市留辺蘂町旭東→北見市留辺蘂町旭中央)
- 『財団法人日本ユース・ホステル協会』直営の施設として1962年に開館した。閉館時の建物は1974年12月3日に移転した後のもの。2000年9月11日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。初代の建物は解体済み。2代目の建物も2017年1月に解体され、跡地は空き地となっている。旧称『ルベシベユースホステル』(初代建物使用時に称していた。)。別称『ルベシベホステル』。
- 北湯沢ユースホステル(伊達市大滝区北湯沢温泉町)
- 現在の建物は1996年2月9日に再オープンした建て替え後のもの。2009年6月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は現存するものの、廃墟と化している。別称『北湯沢ホステル』。
- 釧路ユースホステル(釧路市鶴ヶ岱)
- 管理人の確保困難化や施設の老朽化等により、1997年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『釧路市ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設であるが、2021年の『釧路市ユース・ホステルを廃止する条例』制定により閉館となった。建物は現存するものの、廃墟と化している。別称『釧路ホステル』『釧路市営ユースホステル』。
- 野村川湯ユースホステル(川上郡弟子屈町字跡佐登)
- 廃坑となった鉱山の建物を転用し、ドライブインと兼営して開設されていた。1990年8月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地には喫茶店が建設されたが、こちらも現在は閉店している。
- 町立阿寒湖ユースホステル(釧路市阿寒町阿寒湖畔)
- 1966年開館。『北海道立ユース・ホステル条例の一部を改正する条例』に基づき設置された施設であるが、1988年11月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は駐車場となっている。旧称『阿寒道立ユースホステル』『町立阿寒ユースホステル』。別称『阿寒町立ユースホステル』。
- 利尻ユースホステル(利尻郡利尻町沓形字泉町)
- 1989年4月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『利尻グリーンヒルユースホステル』は後継施設。建物は既に解体され、跡地は住宅地となっている。旧称『利尻町立ユースホステル』。
- 層雲峡ユースホステル(上川郡上川町字層雲峡)
- 長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された(公式サイト上では2017年3月31日付で閉館したとの告知が掲示されている。なお、『公営ユースホステルペアレント全国協議会』には閉館時まで加盟。)。閉館後、宿泊施設としての営業は行っていなかったが、その後、運営者を変え、2018年6月15日より宿泊施設『層雲峡ホステル』の名で再オープンした。別称『層雲峡ホステル』『北海道立層雲峡ユースホステル』。
- ニセコユースホステル(虻田郡倶知安町字旭)
- 1995年10月10日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は『旭ヶ丘総合公園』の一部となっている。
- 中山峠ユースホステル(虻田郡喜茂別町字川上)
- 1997年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
- 大沼ユースホステル(亀田郡七飯町字西大沼)
- 1988年2月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
東北ブロック
青森県
- 深浦ユースホステル(西津軽郡深浦町大字深浦字岡町)
- 『荘厳寺』の施設の一部をユースホステルとして開放したもの。1996年4月29日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。旧称『荘厳寺ホステル』『ユースホステル荘厳寺』。別称『荘厳寺』『荘厳寺ユースホステル』。
- 西十和田ユースホステル(黒石市大字板留字長坂下)
- 1963年12月開館。『青森県ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設。1987年3月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『青森県ユース・ホステル条例を廃止する条例』に基づき黒石市に移管された。『黒石市西十和田ユース・ホステル設置条例』に基づき設置された施設であるが、『黒石市西十和田ユース・ホステル設置条例を廃止する条例』制定により閉館となった。放置された建物を転用する形で2014年10月10日に宿泊施設『森のあかり』として再オーブンした[5]ものの、現在は休業中となっている。
岩手県
- 花巻ユースホステル(花巻市下シ沢字大久保)
- 宿泊客の大幅な減少や施設の老朽化によって赤字を抱えたため、1993年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『花巻市ユースホステル条例』に基づき設置された施設であるが、2001年の『花巻市ユースホステル条例を廃止する条例』制定により閉館となった。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
- 陸前高田ユースホステル(陸前高田市気仙町字砂盛)
- 『財団法人日本ユース・ホステル協会』直営の施設として1969年12月18日に開館。長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された(東日本大震災により建物が壊滅的被害を受けたことから、『一般財団法人日本ユースホステル協会』の公式サイト上では閉館したとの案内が出されている。)。海中に没した一部土地を含め、敷地は2017年11月に『一般財団法人日本ユースホステル協会』から陸前高田市へと譲渡されている。建物は『高田松原津波復興祈念公園』内の震災遺構として現状のまま永久保存される。
- しずくいしユースホステル(岩手郡雫石町大字長山第10地割字早坂)
- 建物は現存するものの、宿泊施設としての営業は行っていない。旧称『岩手山麓雫石ユースホステル』。
宮城県
- 木村屋旅館ユースホステル(白石市福岡蔵本字鎌先一番)
- 旅館と兼営していた。閉館後も宿泊施設『にごり湯の宿湯守木村屋』の名で営業を継続していたが、新型コロナウイルスの感染拡大による宿泊客の著しい減少や先行きの見通し難と館内スプリンクラーの設備不備に関する修繕費用を捻出する見込みが立たないことから2020年3月23日を以って事業を停止し廃業した。運営法人である『株式会社木村屋旅館』は1964年4月に法人に改組して発足した企業であり、2008年8月18日に仙台地方裁判所へ民事再生手続開始を申し立て、2009年の再生計画が認可、2012年9月には民事再生手続きが終結していた。同社は2020年7月6日開催の臨時株主総会にて『株式会社南風見観光』への売却が承認されているものの、現在まで営業を再開していない。旧称『木村屋旅館』『木村屋ホステル』『ユースホステル木村屋』。
- 南蔵王ユースホステル(刈田郡七ヶ宿町字長老)
- 『一般財団法人日本ユースホステル協会』が公営ユースホステルに対し広報負担金の増額を要求し、「協力回答が得られるまでは情報を削除する。」こととなった経緯がある。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。旧称『南蔵王ホステル』。別称『宮城県南蔵王ユースホステル』『蔵王ユースホステル』。
- パイラ松島・奥松島ユースホステル(東松島市野蒜字南赤崎)
- 『財団法人日本ユース・ホステル協会』直営の施設として1968年7月10日に開館。長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された(東日本大震災により建物が壊滅的被害を受けたことから、『一般財団法人日本ユースホステル協会』の公式サイト上では閉館したとの案内が出されている。)。休館時の建物は1994年7月10日に再オープンした建て替え後のもの。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。旧称『松島ユースホステル』。
秋田県
- 十和田ユースホステル(鹿角郡小坂町大字十和田湖字生出)
- 1961年12月開館。『財団法人秋田観光開発公社』(現名称『株式会社秋田県物産振興会』。)が運営していた施設。ホテルと兼営していた。長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除されている。
- ユースホステル鎌田屋旅館(横手市寿町)
- 1964年10月開館。旅館と兼営していた。閉館時の建物は1987年7月15日に建て替え再開した後のもの。1993年3月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。現在は宿泊施設『横手の街宿 かまだや』の名で営業中。旧称『鎌田屋旅館』。
- 男鹿シーサイドユースホステル(男鹿市北浦湯本字中里)
- 1997年2月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。男鹿市の誘致により、市有地を無償提供されて開設した経緯がある。閉館後、建物は2005年2月10日までに解体され、跡地は空き地となっている。旧称『男鹿ユースホステル』。
山形県
- ユースホステル柏屋みちのく荘(山形市蔵王温泉)
- 1968年6月開館。国民宿舎と兼営していた。1983年2月21日に発生した蔵王観光ホテル火災により建物は全焼し、休館、そのまま再開されることなく閉館した。閉館後、建物は解体され、跡地は更地となっていたが、2004年に『蔵王プラザホテル』とその社員寮が建てられた。旧称『「柏屋新館」みちのく荘』『柏屋みちのく荘』。別称『みちのく荘』『「柏屋みちのく荘」新館』。
福島県
- ユースホステル磐梯友愛山荘(耶麻郡猪苗代町字葉山)
- 『友愛青年同志会』『財団法人日本友愛青年協会』(現名称『公益財団法人友愛』。)運営の施設をユースホステルとして指定したもの。長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『国設猪苗代スキー場』の敷地内に所在していた。建物は既に解体済み。旧称『磐梯友愛山荘』。
- 平ユースホステル(いわき市平下神谷字釜ノ台)
- 長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』協会公式サイトから削除された。『いわき市ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設であるが、長期休館中に発生した東日本大震災の影響により建物が壊滅的被害を受けたこともあり、同条例は2011年に廃止され、閉館となった。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。開館時より『ホステリングガイド』及び『一般財団法人日本ユースホステル協会』のホームページ『東北ブロックユースホステルマップ』には掲載されていなかったが、これは『一般財団法人日本ユースホステル協会』が公営ユースホステルに対し広報負担金の増額を要求し、「協力回答が得られるまでは情報を削除する。」こととしたためである(『公営ユースホステルペアレント全国協議会』には閉館時まで加盟。)。
関東ブロック
茨城県
- 偕楽園ユースホステル(水戸市緑町)
- 1996年10月1日開館。設置した茨城県が理由者数減等を理由に2024年3月31日で廃止する方針を決め、同日付で閉館された[6]。2007年より『ホステリングガイド』に掲載されなくなり、ユースホステルとしては事実上閉館した形となっていた(『一般財団法人日本ユースホステル協会』が公営ユースホステルに対し広報負担金の増額を要求し、「協力回答が得られるまでは情報を削除する。」こととしたため。)。『公営ユースホステルペアレント全国協議会』に加盟していた。
栃木県
- 日光ユースホステル(日光市所野)
- 1999年9月30日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は日光市の所有となっており、現存するものの、廃墟と化している。建て替え名目で近隣の地に建設された公共の宿『日光市交流促進センター』(日光温泉旅の宿風のひびき)はユースホステルとしては開館していない(ユースホステルとしての契約が終了した後も『公営ユースホステルペアレント全国協議会』には加盟していたが、その後脱退している。)。別称『日光ホステル』。建物は芦原義信の設計[7]。所有者の日光市に対しては売却による利活用を求める意見が寄せられている[8]。
群馬県
- 榛名高原ユースホステル(高崎市榛名湖町)
- 1999年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。別称『榛名高原』『榛名高原ホステル』『群馬県榛名高原ユースホステル』『榛名ユースホステル』。
埼玉県
- 奥秩父レイクビューユースホステル(秩父市大滝)
- 1960年8月開館。『埼玉県秩父ユース・ホステル条例』『埼玉県ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設。2006年より『ホステリングガイド』に掲載されなくなり、ユースホステルとしては事実上閉館した形となった。閉館後も宿泊施設『奥秩父レイクビューホステル』の名で営業を継続していたが、現在は廃業した模様(ユースホステルとしての契約が終了した後も『公営ユースホステルペアレント全国協議会』には加盟していたが、その後脱退している。)。建物は現存するものの、廃墟と化している。旧称『秩父ユースホステル』『奥秩父レイクユースホステル』。別称『秩父ホステル』『埼玉県秩父ユースホステル』。
- 鎌北湖レイクビューユースホステル(入間郡毛呂山町大字権現堂)
- 1964年開館。『埼玉県秩父ユース・ホステル条例の一部を改正する条例』『埼玉県ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設。2006年より『ホステリングガイド』に掲載されなくなり、ユースホステルとしては事実上閉館した形となった。閉館後も宿泊施設『鎌北湖レイクビューホステル』の名で営業を継続していたが、現在は廃業した模様(ユースホステルとしての契約が終了した後も『公営ユースホステルペアレント全国協議会』には加盟していたが、その後脱退している。)。建物は現存するものの、廃墟と化している。旧称『鎌北湖ユースホステル』『鎌北レイクユースホステル』。
千葉県
- ユースホステルひらのや(富津市篠部)
- 民営宿泊施設と兼営していた。閉館時の建物は同じ地名の別の場所から移転した後のもの。現在、初代の建物は『丸井建設工業株式会社』の本社、2代目の建物は『ヒライ工業』の社屋としてそれぞれ活用されている。旧称『ヒラノヤホステル』『ひらのやホステル』『ひらのや』。別称『富津ヒラノヤ』『ヒラノヤユースホステル』。
神奈川県
- 相模湖ユースホステル(相模原市緑区与瀬)
- 1963年10月開館。1964年東京オリンピックのカヌー競技が相模湖で開催されたことに併せて開設された選手村施設をユースホステルとして開放したもの。1994年3月31日付で当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。閉館時は『神奈川県観光株式会社』(現名称『神奈中観光株式会社』。)が運営していた。建物は既に解体され、跡地は空き地及び神奈川県の施設『相模湖交流センター』の駐車場となっている。別称『相模湖ホステル』。
- 湘南ユースホステル(茅ヶ崎市中海岸)
- 1964年7月開館。1996年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。閉館時は『神奈川県観光株式会社』(現名称『神奈中観光株式会社』。)が運営していた。建物は既に解体され、跡地は『茅ヶ崎公園』の駐車場となっている。
山梨県
- 富士西湖ユースホステル(南都留郡富士河口湖町西湖西)
- 1996年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は公園となっている。別称『西湖ユースホステル』『山梨県富士西湖ユースホステル』。
北信越ブロック
富山県
- 瑞竜寺ユースホステル(高岡市関本町)
- 『瑞龍寺』の施設の一部をユースホステルとして開放したもの。旧称『ユースホステル瑞竜寺』。別称『ユースホステル瑞龍寺』。
石川県
- 奥能登ユースホステル(鳳珠郡能登町字宇出津ウ)
- 1993年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。現在、建物は能登町の施設『能登町ハーモニーセンター』の一部として活用されている。別称『奥能登ホステル』。
- ユースホステルかのや(白山市八幡町ヲ)
- 旅館と兼営していた。閉館後、建物は建て替えられ、現在は宿泊施設『民宿旅館かのや』の名で営業中。旧称『かのや舟岡ホステル』。
福井県
- 小浜ユースホステル(小浜市青井)
- 『若狭湾観光株式会社』が運営していた施設。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
長野県
- 美ヶ原高原三城ユースホステル(松本市大字入山辺)
- 1955年5月開館。建物はペアレントの別荘であった施設を転用したもの。民営宿泊施設と兼営していた。1992年8月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。旧称『高嶺ヒュツテ』『ホステル・高嶺』『高嶺ヒュッテホステル』『高原ヒュッテホステル(美ヶ原山荘)』『ユースホステル高原ヒュッテ(美ヶ原山荘)』『ユースホステル高原ヒュッテ』。別称『高嶺ホステル』。
- 軽井沢ユースホステル(北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字北吉ヶ沢)
- 1959年6月開館。1991年9月30日より当分の間休館となり、そのまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は現存するものの、廃墟と化している(建物は長野県から軽井沢町に譲渡されたものであり、当面の間は現在の状況にて留め置かれることとなっている。)。『軽井沢町ユースホステル条例』は現在も存続。別称『長野県軽井沢ユースホステル』。
- 白樺湖ユースホステル(茅野市大字北山)
- 2007年4月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『2009年(平成21年)度茅野市一般会計補正予算』にて解体工事費が計上され、建物は解体された。跡地は空き地となっている。
東海ブロック
静岡県
- 熱海ホステル
- 『静岡県ユースホステル協会』設立時の幹部が1956年7月に開業したユースホステル。開業から程なくして運営者がユースホステル活動から離反したため、閉業年月日が不明なままとなっている。
- 伊東ユースホステル(伊東市川奈)
- 1999年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は駐車場となっている。別称『静岡県伊東ユースホステル』。
- 水月院山荘ユースホステル(静岡市葵区俵峰)
- 『水月院』の施設の一部をユースホステルとして開放したもの。1993年5月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。旧称『水月院山荘ホステル』『ユースホステル水月院山荘』。別称『水月院山荘』。
- 三保ユースホステル(静岡市清水区三保)
- 静岡県が建設し、旧清水市に無償貸与されていた。開館時より運営していた『三保の松原観光事業協同組合』の解散に伴って1998年5月から休館していたが、静岡県と旧清水市の補助により施設を改修し1999年5月より『清水市観光協会』の運営により再開館した経緯がある。2006年7月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『静岡市清水三保ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設であるが、2005年4月に公布された『静岡市清水三保ユース・ホステル条例を廃止する条例』制定により閉館となった。建物は既に解体され、跡地は駐車場及び静岡市の施設『清水三保海の家』が建てられた。
- 修善寺ユースホステル(伊豆市修善寺)
- 『伊豆臼井ユースホステル』の後継施設、『財団法人日本ユース・ホステル協会』直営の施設として1974年4月に開館。老朽化と利用客の減少等の理由により2012年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は現存するものの、廃墟と化している。
- 佐久間吉沢ユースホステル(浜松市天竜区佐久間町浦川字吉沢)
- 建物は廃校となった旧『佐久間町立吉沢小学校』の初代施設の一部を転用したもの。1990年4月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『下条ランドユースホステル』は後継施設。建物が『浜松海の星高等学校』(現名称『浜松聖星高等学校』。)の施設に転用されることが決定したため、移転した経緯がある。ユースホステルとして活用した建物は既に解体され、跡地は空き地となっている(ユースホステルとしては活用していなかった施設は現存し、地区の集会所として活用されている。)。
愛知県
- 知多半島ユースホステル(知多郡美浜町大字小野浦字福島)
- 長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。現在、建物の一部は喫茶店として営業中。
- 名古屋ユースホステル(名古屋市千種区田代町字瓶杁)
- 1968年4月開館。2006年1月4日を以って宿泊の受付を取り止め、同日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『市立名古屋ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設であるが、宿泊を通じて交歓する施設としての役割低下や耐震改修及び老朽化対策に多額の費用が掛かることを理由に『市立名古屋ユース・ホステル条例を廃止する条例』が制定され、2007年3月31日付で閉館となった。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
- 伊良湖ガンダーラユースホステル(田原市伊良湖町宮下)
- 1986年3月15日開館。1987年10月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『はず観音ユースホステル』との同族経営により運営されていた。閉館後、建物は宿泊施設『ホテルガンダーラ』の名で営業を継続した後、他ホテルの従業員寮にも転用された。現在は廃墟と化している。
三重県
- 尾鷲ユースホステル(尾鷲市大字大曽根浦)
- 老朽化と利用客の減少等の理由により1985年4月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は現存するものの、廃墟と化している。建物を解体し、ログハウス的な宿泊施設の建設が計画されたが実現に至っていない。『尾鷲ユース・ホステル条例』は現在も存続。
近畿ブロック
京都府
- 峰定寺ホステル(京都市左京区花脊原地町)
- 『峰定寺』の施設の一部をユースホステルとして開放したもの。
- 丹後半島ユースホステル(京丹後市丹後町間人)
- 1996年1月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体済み。
兵庫県
- 浜坂ユースホステル(美方郡新温泉町芦屋)
- 1966年2月4日開館。2008年11月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は現存するものの、廃墟と化している。
- 余部ユースホステル(香美町香住区余部)
- 1995年3月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『香美町余部ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設であるが、2016年6月を以って同条例が廃止されたことに伴い、閉館となった。建物も同年に解体され、跡地は空き地となっている。
奈良県
- 多武峰ユースホステル(桜井市大字多武峰)
- 1986年3月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は駐車場となっている。
- 当麻ユースホステル(葛城市當麻)
- 1970年2月開館。工場の寮を転用したもの。建物は既に解体され、跡地は住宅地となっている。
和歌山県
- 那智ユースホステル(東牟婁郡那智勝浦町大字浜ノ宮)
- 1959年6月開館。『和歌山県那智ユースホステル条例』に基づき設置された施設。建物は和歌山県の施設として1959年6月に建設され、1982年に那智勝浦町へと移管されたもの。利用者の減少や老朽化等を理由に1988年12月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。国の補助金により建設されたことから、休館となった後も建物は長らく放置され続けていたが、1998年9月17日開会の那智勝浦町議会により費用が予算化され、解体された。現在、跡地は『渚の森公園』の駐車場となっている。別称『和歌山県那智ユースホステル』。
- 日の岬ユースホステル(日高郡美浜町大字三尾)
- 1985年9月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『日の岬ユースホステル条例』に基づき設置された施設であるが、1995年6月26日を以って同条例が廃止されたことにより、閉館となった。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
- かつらぎユースホステル(伊都郡かつらぎ町大字移)
- 1996年より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は現存するものの、宿泊施設としての営業は行っていない。旧称『かつらぎホステル』。
- 高野山ユースホステル(伊都郡高野町大字高野山)
- 2010年夏より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『青厳寺』の施設の一部をユースホステルとして開放したもの。
中国ブロック
鳥取県
- 若桜氷の山ユースホステル(八頭郡若桜町大字舂米)
- 告知がないまま、閉館となった模様。その後もユースホステルの名称を使用したまま、宿泊施設として営業を継続していたが、2008年冬に廃業したことがホームページにて公表されている[9]。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
島根県
- 立久恵峡ユースホステル(出雲市乙立町)
- 長期休館中のまま、『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。2006年7月の豪雨により建物が水没し、再開するためには多額の費用が必要となることが判明したため、そのまま閉館することとなった。建物は2008年8月に解体されている。開館時より『一般財団法人日本ユースホステル協会』のホームページ『中国ブロックユースホステルマップ』には掲載されていなかったが、これは『一般財団法人日本ユースホステル協会』が公営ユースホステルに対し広報負担金の増額を要求し、「協力回答が得られるまでは情報を削除する。」こととしたためである(『公営ユースホステルペアレント全国協議会』には閉館時まで加盟。)。
- 隠岐の島ユースホステル(隠岐郡隠岐の島町布施)
- 2000年2月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『隠岐の島町ユース・ホステル設置及び管理条例』に基づき設置(昭和40年布施村条例第17号として制定された『隠岐の島ユース・ホステル条例』は合併により発足した隠岐の島町にも条例第172号として引き継がれている。)された施設であるが、2014年3月13日議決の『隠岐の島町ユース・ホステル設置及び管理条例を廃止する条例』により、閉館となった。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。旧称『隠岐ノ島ユースホステル』。
四国ブロック
徳島県
- 鳴門ユースホステル(鳴門市撫養町林崎字北殿町)
- 1984年6月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『鳴門ユース・ホステル条例』は現在も存続。建物は現存するものの、廃墟と化している。
香川県
- 高松市ユースホステル(高松市岡本町)
- 1962年9月14日開館。1992年10月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『高松琴平電気鉄道株式会社』に運営を委託していた。建物は既に解体され、跡地は『岡本公園』となっている[10]。
- 津田ユースホステル(さぬき市津田町津田)
- 1989年2月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。
- 高松屋島山荘ユースホステル(高松市屋島中町)
- 告知がないまま、閉館となった模様。建物は解体済み。旧称『屋島山荘ユースホステル』。
愛媛県
- 奥道後ユースホステル(松山市杉立町)
- 1980年3月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は既に解体され、跡地は空き地となっている。
- 神泉園ユースホステル(松山市道後町→松山市道後今市)
- 1986年より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。閉館時の建物は1982年に移転した後のもの。『松山(神泉園)ユースホステル』は後継施設。初代の建物は取り壊され、跡地は店舗となっている。2代目の建物は閉館後、シェアハウスに転用されている。旧称『神泉園ホステル』。別称『神泉園』。
高知県
- 筆山ユースホステル(高知市小石木町)
- 1985年3月31日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。『高知市筆山ユース・ホステル条例』に基づき設置された施設であるが、1985年4月1日に公布された『高知市筆山ユース・ホステル条例を廃止する条例』により閉館となった。建物は現存。現在は高知市の施設『筆山文化会館』として活用されている。別称『筆山ホステル』『高知市営ユースホステル』。
九州ブロック
福岡県
- 飯塚八木山高原ユースホステル(飯塚市大字八木山字塚の原)
- 1967年3月開館。2009年より『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除されていた。これは『一般財団法人日本ユースホステル協会』が公営ユースホステルに対し広報負担金の増額を要求し、「協力回答が得られるまでは情報を削除する。」こととしたためである。ペアレントの怪我により2015年2月より当分の間休館となっている。西日本新聞によると、切り盛りしていたペアレントの快復が思わしくないため、後継者を募集しているとのこと。建物は現存するものの、廃墟と化している。『公営ユースホステルペアレント全国協議会』『公営キーユースホステル協議会』に加盟していた。旧称『八木山ユースホステル』『福岡八木山高原ユースホステル』。
大分県
- 日田おおやまユースホステル(日田市大山町大字西大山)
- 2003年12月26日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は解体済み。跡地は空き地となっている。旧称『日田ユースホステル』。
宮崎県
- 日南海岸ユースホステル(日南市大字隈谷甲)
- 1965年に宮崎県が建設したもの。建物が宮崎県から日南市に無償譲渡されたのを機に1999年4月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。建物は2000年4月5日に『日南市観光協会』を運営主体とした宿泊施設『猪崎鼻荘』として転用されたが、こちらも2005年3月に廃業となった。廃業後は料理店に転用され、現在に至る。
鹿児島県
- いぶすきユースホステル(指宿市大牟礼→指宿市湯の浜→指宿市大牟礼)
- 1963年1月開館。1996年1月より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。2代目の建物は旅館を転用したRC建築4階建てのもので、閉館後は『指宿コーラルビーチホテル』の従業員寮として、2017年1月からは『鹿児島県建築士会指宿支部青年部』有志をメンバーとする指宿まちづくり協議会『MIGGA』の拠点として転用されていたが、現在は廃墟と化している。3代目の建物は現在の『湯の里ユースホステル』に近接する民家に近い2階建ての建物で閉館後も空き家として現地に残存していた。現在、建物は解体され、跡地はアパートとなっている。旧称『悟空会館ホステル』『悟空会館ユースホステル』(何れも初代の建物使用時に称していたもの。)。別称『指宿ユースホステル』。
沖縄県
- 真栄田岬ユースホステル(国頭郡恩納村字山田)
- 1998年2月1日より当分の間休館となり、そのまま『一般財団法人日本ユースホステル協会』公式サイトから削除された。元々は琉球政府立の公営ユースホステルであった建物。『財団法人日本ユースホステル協会』直営の施設として開館したが、中途よりダイビングスクールを手掛ける『有限会社シーウィーズ』の運営に移行した。建物は現存。現在は同じ会社が経営する宿泊施設『真栄田岬ダイバーズハウス』に転用されている。