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泰日協会学校(バンコク日本人学校)(英語:THAI JAPANESE ASSOCIATION SCHOOL, タイ語: โรงเรียนสมาคมไทย-ญี่ปุ่น)はタイ王国バンコク都にある日本人学校。泰日協会学校バンコク校とも称される。
泰日協会学校バンコク校 バンコク日本人学校 THAI JAPANESE ASSOCIATION SCHOOL | |
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過去の名称 |
盤谷日本尋常小学校[1] 在タイ日本国大使館付属日本人学校[1] |
国公私立の別 |
タイ国認可私立学校[2] 日本国文部科学省在外教育施設認定校[2] |
校訓 | 明るく・なかよく・たくましく |
設立年月日 | 1956年1月22日 |
共学・別学 | 男女共学 |
分校 | 泰日協会学校シラチャ校 |
学期 | 3学期制 |
所在地 |
タイ258 Soi 17 Rama 9 Road,Bangkapi Huaykwang,Bangkok 10310 THAILAND[3] |
外部リンク | 公式サイト |
小学部、中学部の2課程から成る。
泰日協会並びに泰日協会学校理事会により運営管理されており、2009年開校の泰日協会学校シラチャ校(シラチャ日本人学校)と共に一体経営されている。
1926年創立の盤谷日本尋常小学校を前身とし、世界の中で最も長い歴史をもつ日本人学校であり、2014年4月21日の時点で、小学部、中学部合わせて3,000名以上の児童・生徒が在籍し[1]、教職員百数十名以上を擁し、世界有数の規模を誇る日本人学校でもある。
1926年創立の盤谷日本尋常小学校を前身とし、日本人の日本語による教育を望む熱意により、1956年(昭和31年)1月22日にバンコク都内の日本大使館内に「在タイ日本国大使館付属日本語講習会」という名称で幼稚園児も含め28名、教職員4名、岡崎熊雄領事が初代校長に就任し開校。この1月22日が創立記念日として定められた。
その後、1962年(昭和37年)3月8日、名称を在タイ日本国大使館付属日本人小学校とし、1963年(昭和38年)には中学部の併設に伴い在タイ日本国大使館付属日本人学校に、そして1972年(昭和47年)2月25日にバンコク日本人学校に改称した。
1972年、日タイの経済発展に伴い、日系企業の進出で児童生徒の在籍数が500名を超えたことや、当時の反日運動とも重なって日本人学校の治外法権的な存在が問題になったことから、正規の学校設立が急務となり、在タイ日本国大使館がタイ国日本人会を設置者として許可を試みたが、外国人法人が学校を設置することはできなかった。
このため、戦後復活した日タイ友好・親善・協力団体である「泰日協会」が母体となり学校設置を申請。1974年(昭和49年)7月24日にタイ国私立学校法第20条1項の適用により、タイ国政府から正式に義務教育学校として許可を得、名称を「泰日協会学校」とし、「母国語による教育を認める」数少ない「特定学校」として認定された。
1986年、理事会制となり初代理事長に西野順治郎運営委員長が就任した。
近年、中学部では国際理解教育が行われており、JICA(国際協力機構)やJBIC(国際協力銀行)の協力の下、日タイ関係を学習したり、日本の円借款による事業を見学するなど、国際人になるための学習が行われている。2006年度からは日本人学校の中では珍しい職場訪問学習(中3)を開始。数グループに別れ保護者の勤務先に訪問し、説明会や職場体験などが行われる。
明るく 仲良く たくましく
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児童生徒の増加により、増改築が繰り返され、日本人学校の中でもトップクラスの広さ。
50メートルプール、交番や警備員室もある。
クラスの数名は中学入試を受けるが、大半の生徒は帰国し日本の中学校に進学するか、本校の中学部へ進級する。
学年の大半の生徒が日本の国公立高校や私立高校に進学する。学力は非常に高く、進学校に進学する者が多い。それ以外の生徒は現地の高校やインターナショナルスクール、私立在外教育施設の日本語高校へ進学する。2008年にバンコク都内に開校した如水館バンコク(高等学校)に進学する生徒もいたが、2024年閉校となった。
行き先はタイ中部のチャアム。キャンプファイヤーや砂の造形大会も行われる。遠泳の距離は500mでみんなで泳ぐ。
行き先はタイ北部チェンマイ。歴史的寺院を訪れたり、象トレッキング、ナイトバザールでの買い物、(但し、2010年度は安全面を考慮しナイトバザールでの買い物は中止)現地校との交流会などが行われる。
年に一度実施される現地の学校との交流会。タイ語や英会話の学習の成果を生かす機会でもある。
学年別クラス対抗で行う。長期間、休み時間返上で練習をするクラスが多く、完成度は非常に高い。
学校最大の行事で、来場者は8,000人以上にも登る。生徒数増加のため2013年度より小中分かれての実施となり、中学部は体育祭として第2グラウンドで実施される。小学部の色分けは紅白だけで、学校が2つに割れる。中学部は赤・青・黄・緑の4色に分かれる。伝統として応援合戦や棒倒し、騎馬戦が行われる。
2012年度から行き先がシンガポールに変更され、現地大学生との交流やグループ活動、平和学習などを行っている。2013年度より日程が3泊4日に変更。2012年度以前は、行き先がタイ北部スコータイとチェンマイであった。世界遺産を訪れたり、現地校との交流会、象病院などを訪れていた。
入学式や卒業式、運動会では君が代と共にタイ王国の国王賛歌が斉唱される。
小・中別で、小学部はおもにクラス展、中学部はクラス劇や発表などが行われていたが、2007年度に廃止された。なお、復活を望む児童生徒が多い。
タイ国私立学校のため、全校の児童、生徒が週1時間タイ語を必修科目として学習している。
児童の増加により各学年の学級数が最低9クラス、最高で15クラスある。休み時間は中休みと昼休みがあり、グラウンドでスポーツ、図書館で読書をしたりしている。中休みは2時間目と3時間目の間に20分間、昼休みはお昼ご飯と掃除の時間との間に20分間存在する。衛生上の問題から給食はなく弁当を持参する。学用品は校内の購買で購入可能。なお、シャープペンシルは使用禁止とされている。
授業時間は45分。週2回の英会話の授業がある。1~4年生までは担任の教師が殆どの授業を行うが、5、6年生(高学年)では専門の教師が授業ごとに担当制となり、5年生では特定の授業ごとに、6年生では毎授業ごとに先生が交代する。家庭科、音楽、図工の授業ではそれぞれの授業において担当する教師がいる。
校則は日本の中学校と比べ自由で、個人の自主性が尊重されている。休み時間はグラウンドや体育館でサッカーやバスケットボール、バレーボール、テニス、卓球と多岐にわたる。教室で雑談を楽しむ生徒もいる。
服装は白のワイシャツに黒または紺のズボン・スカート。転入生は前在学していた学校の制服を着用している。
授業時間は50分。午前4時間、昼食、掃除、昼休み、午後2時間。
定期テストは1、3学期にそれぞれ1回、2学期に2回行われるほか、実力テストや週間テストなどがある。定期テストの難易度は教科書のレベルとさほど変わりはないが、応用問題の量が多く、日本から赴任してきた教諭が日本の中学校と同じレベルの問題を出したところ、日本の中学校より平均点が高く、次のテストから問題を難しくしたというエピソードがある。
学校主体の部活動はなく、希望者は日本人会青少年部のサークルへ参加する。主な活動場所は日本人学校で放課後に行われるので、部活動の代替として機能している。定期テスト一週間前には全面活動休止となる。
警備員、警察官が常駐し、交番が正門前に設置されている。学校の周囲には鉄製フェンス、校内には監視カメラなどが設置されている。在校生は入校時に手続きする必要はないが、保護者や外来者の入校の際には身分証明書の提示が求められ、容易に入校することはできない。不審者侵入訓練、一斉下校訓練などを定期的に行うなど、常に安全に配慮している。
治安問題や交通事情を考慮した安全対策としてほとんどの児童生徒がバスで通学している。マンション及び自宅玄関発着、女性の添乗員(モニター)が同乗することから、保護者の信頼を得ている。現地バス会社(モントリー社)に委託されており、バスが赤・黒・白というカラーリングから一目で学校のものと分かる。曜日ごとにバスのルートはそれぞれ異なり、児童生徒はバスパスと呼ばれるタグを鞄に付け自分の乗るべきバスを探す。金曜日は全児童生徒が5時間目で終了するため児童生徒は往路と同じであるJバスと呼ばれる形のバスに乗る。一斉下校時には100台近くのバスが稼働するため、児童生徒が指定されたバスに乗車したかを確認するのに時間がかかり、出発時間が遅れることもある。バスが学校を出発する際には天候に関わりなく、ゲート付近で教諭が手を振って児童生徒を見送る。バス通学以外の児童生徒は親の送り迎えや徒歩で通学し、教師や児童生徒間では通学方法自体を指して「自家用」と呼ばれることがある。
盤谷日本尋常小学校、盤谷日本国民学校時。括弧内は就任した年。
渡辺 文人は渡邊 文人が正しい。
在タイ日本国大使館付属日本語講習会、在タイ日本国大使館付属日本人小学校、在タイ日本国大使館付属日本人学校、泰日協会学校時。括弧内は就任した年。
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(肩書きはいずれも来校当時のもの。特に断りのないものは日本の著名人。)
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