松坂屋ストア
ウィキペディアから
松坂屋ストア(まつざかや - 、マツザカヤストア、英称:Matsuzakaya Store)は、かつて存在した日本のスーパーマーケットチェーン。大手百貨店・松坂屋系列のスーパーマーケットとして展開していた[4]。
![]() | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
464-8654 愛知県名古屋市千種区末盛通5丁目12番地 |
設立 |
1959年(昭和34年)6月6日 (株式会社サカエストア)[1] ↓ 1972年(昭和47年)12月15日 (株式会社中部松坂屋ストア) |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 食料品・生活関連品の販売 |
代表者 | 松本光雄(代表取締役社長) |
資本金 |
1000万円 (1961年(昭和36年))[2] ↓ 1億5000万円(1968年(昭和43年))[3] |
従業員数 | 312人(アルバイト含まず) |
決算期 | 3月[3] |
主要株主 | 松坂屋 100%[3] |
外部リンク | 公式サイト(閉鎖) |

概要
大手の百貨店である松坂屋系列のスーパーマーケットとして、店舗を展開[4]。
横浜松坂屋の業績不振が続いたため、1995年(平成7年)に株式会社関東松坂屋ストアが株式会社横浜松坂屋ストアを買収[5]。
2007年(平成19年)に、親会社である松坂屋ホールディングスと大丸が経営統合し、持株会社・J.フロント リテイリングが発足[6]。
2008年(平成20年)9月1日には大丸系列のスーパーマーケットである株式会社大丸ピーコックと、前述の松坂屋ストアを経営する3社が合併し、株式会社ピーコックストアとなった[7]。 それに伴い、物流や情報システムなどの業務を共通化して合理化を進めるとともに、同月4日に洋光台店を改装して新店名ピーコックストアとして新装開店するなど、改装時に店名変更を進めていくことになった[8]。
経営統合後も、グループ内でのスーパー事業は不振が続いたため[9]、2013年(平成25年)4月にイオンに全株式を売却されて商号をイオンマーケット株式会社に変更した[10]。 それに伴い、店名も変更されることになった[11]。
なお愛知県の店舗のうち残存6店舗は、のちの2014年(平成26年)4月にイオンマーケットからマックスバリュ中部(名古屋市)へ譲渡されている[12][13][14](店舗名もマックスバリュに変更)。
沿革
関東の沿革
- 1959年(昭和34年)
- 1962年(昭和37年)9月14日 - 株式会社イリクストアーを設立[16]
- 1970年(昭和45年)12月1日 - 松坂商事株式会社が、(初代)株式会社松坂屋ストアを吸収合併し、(2代目)株式会社松坂屋ストアに商号変更[17]。
- 1972年(昭和47年)11月29日 - 株式会社関東松坂屋ストアを設立[18]。
- 1973年(昭和47年)2月1日 - (2代目)株式会社松坂屋ストアより、株式会社関東松坂屋ストアが店舗の営業を継承[19]。
- 1974年(昭和49年)4月17日 - 東海銀行とミリオンカード、立石電機(現・オムロン)が共同で、当社竹の塚店で磁気カード利用による買い物サービスを開始[20]。
- 1991年(平成3年)12月 - 株式会社イリクストアーが、株式会社横浜松坂屋ストアに商号変更[16]。
- 1995年(平成7年)2月 - 株式会社関東松坂屋ストアが、株式会社横浜松坂屋傘下の株式会社横浜松坂屋ストアを買収。
- 2000年(平成12年)3月 - 株式会社中部松坂屋ストアへ合併。
愛知の沿革
- 1962年(昭和37年)11月 - サカエストア加木屋店を開店[21]
- 1967年(昭和42年)11月1日 - (初代)株式会社松坂屋ストアを設立[22]。
- 1970年(昭和45年)12月1日 - 松坂商事株式会社が、(初代)株式会社松坂屋ストアを吸収合併し、(2代目)株式会社松坂屋ストアに商号変更[17]。
- 1972年(昭和47年)12月 - 株式会社中部松坂屋ストアを設立。
- 1973年(昭和48年)2月1日 - (2代目)株式会社松坂屋ストアより、株式会社中部松坂屋ストアが店舗の営業を継承[19]。
- 2000年(平成12年)3月 - 株式会社関東松坂屋ストアを合併し、(3代目)株式会社松坂屋ストアとなる。
関東・中部合併以後
- 2008年(平成20年)9月1日 - 株式会社大丸ピーコックが、株式会社松坂屋ストア、株式会社横浜松坂屋ストア、野沢商事株式会社を吸収合併し、株式会社ピーコックストアに商号変更[7]。
- 2013年(平成25年) - J.フロントリテイリング所有のピーコックストア全株式がイオンに売却され、ピーコックストアはイオンマーケット株式会社に商号変更[23]。残存店舗がピーコックストアに切り替えられ、松坂屋ストアは消滅した。
→以降の沿革はイオンマーケット#沿革を参照
かつて存在した店舗
要約
視点
凡例:
- ◎:イオングループ入り(2013年4月1日)により「松坂屋ストア」の名称の利用を全面的に終了する時点で存続していた店舗。これらについては、以下のイオングループ入り直後のピーコックストア公式サイトの店舗一覧も参照:
愛知県
名古屋市
千種区
- ◎本山店(1969年(昭和44年)10月15日開店[24])
名東区
- 売場面積1,608m2[27]→2,830m2[31]。
- 藤が丘駅前の公団住宅の1階への出店[29]。
- 1977年(昭和52年)6月2日に改装・増築し、売場面積2,830m2として新装開店[31]。
- 1980年(昭和55年)5月1日に愛知県の県民サービスセンターが開設された[32]。
中区
昭和区
- 売場面積464m2[27]。
天白区
緑区
- 売場面積781m2[27]。
尾張(名古屋市以外)地区
東海市
みよし市
春日井市
- 売場面積1,000m2[19]。
瀬戸市
三河地区
- 敷地面積約3,482m2[49]、鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て塔屋2階[49]、延べ床面積約11,458m2[49]、店舗面積約6.507m2[49](直営店舗面積約1,418m2[50] → 約1,467m2[49])、駐車台数約300台[49]。
- カシマゴや板倉金物店が中心となって建設した地下1階・地上4階建て延床面積約9,900m2の「豊田タウン」(カシマゴビルディング)の核店舗として出店[51]。
- 敷地面積約8,233m2[52]、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て塔屋2階[52]、延べ床面積約24,675m2[52]、店舗面積約4,667m2[52](直営店舗面積約1,151m2[53] → 約1,110m2[52])、駐車台数約601台[52]。
- 松坂屋岡崎店の北側に建設されたパークモールセルビの地下1階へ出店した店舗で、地下通路で松坂屋岡崎店と連絡していた[29]。
東京都
大田区
足立区
目黒区
板橋区
江東区
神奈川県
横浜市
- 売場面積974m2[69]。
- 売場面積1,407m2[69]。
- 売場面積1,090m2[69]。
- 売場面積434m2[69]。
厚木市
相模原市
横須賀市
- 売場面積1,078m2[69]。
千葉県
松戸市
柏市
市川市
埼玉県
大阪
注釈
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.