東町(あずまちょう)は、埼玉県上尾市の町名。現行行政地名は東町一丁目〜三丁目。住居表示実施済み[6](三丁目のみ未実施区域)。市の統計などでは上尾地区で分類されている。郵便番号は362-0031[3]。
地理
埼玉県の中央地域(県央地域)で、上尾市中央部のやや南に位置する。町域の東側を上尾下、南側を日の出、西側を愛宕、北側を本町や二ツ宮と隣接する。地区北部から東部の低地を芝川が流れ、上流から日の宮橋、鎌倉橋、国体橋、新橋が架かる[7]。町域の西部を国道17号大宮バイパス、南部を上尾環状線が東西に通る。
東町三丁目の一部(埼玉県道323号上尾環状線以南)を除き市街化区域[8]で主に第一種中高層住居専用地域(一部第一種住居地域、国道沿いは準住居地域、県道沿いは第二種住居地域)に指定され、全体的には住宅地が広がっているが、一部生産緑地地区として耕作地も見られる。かつては芝川流域周辺以外の大半は耕作地であった[9]。
地価
住宅地の地価は、2018年(平成30年)の都道府県地価調査によれば、東町二丁目1616番4の地点で9万6500円/m2となっている[10]。
歴史
- 1967年(昭和42年)7月1日 - 住居表示に関する法律に基づき住居表示(第三次)が実施され[11]、大字上尾宿の一部より東町一丁目・二丁目[11]が成立する[9][12]。また、大字上尾宿の一部より住居表示未実施で東町三丁目も成立する。
- 1977年(昭和52年)4月1日 - 地内に上尾市立東町小学校が開校する[13]。
- 1979年(昭和54年)4月1日 - 地内に埼玉県立春日部養護学校上尾分校(現、埼玉県立上尾特別支援学校)が開校する。
- 1982年(昭和57年)3月 - 地内に「県立スポーツ研修センター」(現スポーツ総合センター)が完成する[14]。
- 1985年(昭和60年) - 芝川に架かる鎌倉街道の「鎌倉橋」や、原市新道の「新橋」が架け換えられる[15]。
- 1988年(昭和63年) - 芝川に架かる「日の宮橋」が架け換えられる[15]。
世帯数と人口
2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[16]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
東町一丁目 | 全域 | 上尾市立東町小学校 | 上尾市立上尾中学校 |
東町二丁目 | 全域 | ||
東町三丁目 | 全域 |
交通
地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅はJR東日本高崎線上尾駅で、東町二丁目の地点よりおよそ1.9 km[10]離れている。
道路
バス
- 原市平塚循環
- 地区内は「東町二丁目」、「水上公園入口」バス停留所が設置されている。
町内会
施設
さいたま水上公園- 水泳場部分は2022年2月27日に閉園。公園緑地は存続され、その一部が町域に掛かる- スポーツ総合センター - 指定緊急避難場所・指定一般避難所[22]
- 上尾市立東町小学校 - 指定緊急避難場所・指定一般避難所
- 埼玉県立上尾特別支援学校 - 指定緊急避難場所・指定一般避難所(地震時のみ使用可)
- 東町会館 - 勢至堂[9]跡地に立地。施設の前を鎌倉街道が通る[18]。市指定天然記念物のむくの木[23](1967年5月1日指定)が隣接する墓地にある。
- アザレアホール
- 月待供養塔(板碑) - 市指定文化財(1965年3月1日指定)。地内1丁目の民家に所在する[11]。中分大悲庵の月待供養塔とは別物。
- 向源寺
- 芝川ポンプ場
- 東町公園 - 指定緊急避難場所
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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