地区構成
- 和田地区、蒲地区
- (神立町[こうだちちょう]、上西町、植松町、大蒲町、天龍川町など)
- 中区と境界を接する地域で、中心部に隣接していることもあり、多くの住宅が密集する地域である。和田地区は国道152号沿いに自動車ディーラーが密集していることから「自動車街」と呼ばれている。芳川沿いには工場や学校も存在する。
- 積志地区
- (積志町、有玉北町・南町・西町、有玉台、半田町、半田山、西ケ崎町、中郡町など)
- 遠州鉄道西鹿島線や国道152号の沿線に位置する積志地区は交通の便が良いこともあって古くからの大きな農家の屋敷だけでなく、新しくできた住宅も多く軒を連ねる。特に半田山や有玉台などの新興住宅地は新しい住宅が密集している。近年の静岡県道65号浜松環状線や国道152号(飛龍街道)の開通に伴い飲食店が増加している。
- 長上地区
- (市野町、小池町、天王町、上石田町、下石田町、原島町[ばらじまちょう]、流通元町、中田町[なかだちょう])
- 市野・天王はかつての田園地帯。戦後は繊維を中心とした工場が多く建てられたが、やがて衰退し、業態を変えて商業施設に転じた例が非常に多い。特に2005年にオープンしたイオン市野ショッピングセンター(現イオンモール浜松市野)は浜松の東部地区の商業施設の核として、にぎわっている。また、水田のような耕作地もそれなりに見られる。
- 笠井地区
- (笠井町、笠井新田町、笠井上町、豊町、豊西町など)
- 古くは綿花の集積地として知られ、商業地としてにぎわいを見せた笠井地区は今も昔の面影を残し、浜松中心部と天竜区を結ぶ笠井街道沿いには古くからの商店や住宅が密集している。
- 中ノ町地区
- (中野町、中里町、白鳥町[しろとりちょう]など)
- 天竜川の西岸にあたるこの地域は古くからの住宅も多い。古くには鉄道も走っていた歴史もある。
区内の町
- 積志(せきし)地区
- 有玉北町(ありたまきたまち)
- 有玉台(ありたまだい)[注釈 1]:一丁目 - 四丁目
- 有玉南町(ありたまみなみまち)
- 大島町(おおしまちょう)
- 大瀬町(おおせちょう)
- 積志町(せきしちょう)
- 中郡町(なかごおりちょう)
- 西ケ崎町(にしがさきちょう)
- 半田町(はんだちょう)
- 半田山(はんだやま)[注釈 2]:一丁目 - 六丁目
- 長上(ながかみ)地区
- 市野町(いちのちょう)
- 上石田町(かみいしだちょう)
- 小池町(こいけちょう)
- 下石田町(しもいしだちょう)
- 天王町(てんのうちょう)
- 中田町(なかだちょう)
- 原島町(ばらじまちょう)
- 流通元町(りゅうつうもとまち)[注釈 3]
- 笠井(かさい)地区
- 笠井上町(かさいかみまち)
- 笠井新田町(かさいしんでんちょう)
- 笠井町(かさいちょう)
- 貴平町(きへいちょう)
- 常光町(じょうこうちょう)
- 恒武町(つねたけちょう)
- 豊西町(とよにしちょう)
- 豊町(ゆたかちょう)
- 中ノ町(なかのまち)地区
- 国吉町(くによしちょう)
- 白鳥町(しろとりちょう)
- 中里町(なかざとちょう)
- 中野町(なかのまち)
- 松小池町(まつこいけちょう)
- 蒲(かば)地区
- 上新屋町(かみあらやちょう)
- 丸塚町(まるづかちょう)
- 上西町(かみにしちょう)
- 西塚町(にしづかちょう)
- 宮竹町(みやたけちょう)
- 将監町(しょうげんちょう)
- 植松町(うえまつちょう)
- 子安町(こやすちょう)
- 大蒲町(おおかばちょう)
- 和田(わだ)地区
- 安新町(あんしんちょう)
- 安間町(あんまちょう)
- 北島町(きたじまちょう)
- 材木町(ざいもくちょう)
- 篠ケ瀬町(ささがせちょう)
- 天龍川町(てんりゅうがわちょう)
- 長鶴町(ながつるちょう)
- 薬師町(やくしちょう)
- 薬新町(やくしんちょう)
- 龍光町(りゅうこうちょう)
- 和田町(わだちょう)
面積
東区の面積は浜松市の7つの行政区のうちでは中区に次いで2番目に小さい。東区内は積志地区を除いて勾配はほとんど見られず平地がほとんどである。また東区は中区、南区、北区、浜北区、磐田市と境界を接している。
人口
2010年に行われた国勢調査時点における東区の人口(速報値)は12万6,595人で中区に次ぐ人口である[3]。これは主に浜松市の郊外に位置し、半田山や有玉台などの新興住宅地が多いことも関係している。