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かつて東京都世田谷区にあった病院 ウィキペディアから
東京都立梅ヶ丘病院(とうきょうとりつうめがおかびょういん)は、かつて東京都世田谷区松原に存在した病院。設置・運営者は東京都であり、主に児童精神科診療を行う精神科病院であった。東京都立松沢病院分院として発足、2010年(平成22年)3月、東京都立清瀬小児病院・東京都立八王子小児病院と統合され、東京都立小児総合医療センターとなったことで閉鎖された。
児童・思春期精神疾患の専門病院で、治療対象疾患は、発達障害圏(広汎性発達障害、アスペルガー障害、自閉症、多動性障害・ADHD、学習障害・LD、知的障害)、神経症圏(強迫性障害、恐慌不安性障害、不安性障害、解離・転換性障害、適応障害)、精神病圏(統合失調症など)気分障害、摂食障害、睡眠障害、チック障害、行為障害、てんかん、児童虐待などであった。
病院内には特別支援学校分教室として、東京都立青鳥特別支援学校分教室(小学部・中学部)が設置されていた。
太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)3月、斎藤茂吉が経営する私立の精神病院であった青山脳病院が東京都に譲渡され、「東京都立松沢病院分院」として診療を開始した。
その後、1948年(昭和24年)4月に児童患者の入院受け入れを開始し、1952年(昭和27年)11月に「東京都立梅ヶ丘病院」となった。1974年(昭和49年)6月には、小児専門病院としての性格が明文化された。
1972年(昭和57年)4月1日に梅ヶ丘病院内に都立青鳥特別支援学校の分教室が設置され、同年6月27日に開級した。その後も梅ヶ丘病院の改築に会わせて教室が移転し、1985年(昭和60年)5月12日には情緒障害児を対象とする学級として開級した。2010年度より東京都立小児総合医療センターに移転し、東京都立久留米特別支援学校府中分教室のひだまり教室となった[1]。
さらに2年後には久留米特別支援学校と光明特別支援学校の統合過程において、府中分教室は小児総合医療センターに隣接する東京都立武蔵台学園に移管された。
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