東京学芸大学附属大泉小学校

東京都練馬区にある国立小学校 ウィキペディアから

東京学芸大学附属大泉小学校map

 東京学芸大学附属大泉小学校(とうきょうがくげいだいがくふぞくおおいずみしょうがっこう、: Oizumi Elementary School Attached to Tokyo Gakugei University)は、東京都練馬区東大泉にある国立小学校。設置者は国立大学法人東京学芸大学

概要 東京学芸大学附属大泉小学校, 過去の名称 ...
東京学芸大学附属大泉小学校
Thumb
Thumb北緯35度44分42.0秒 東経139度35分20.3秒
過去の名称
東京府大泉師範学校附属小学校
東京府大泉師範学校附属国民学校
東京第三師範学校附属国民学校
東京第三師範学校附属小学校
東京学芸大学東京第三師範学校附属小学校
東京学芸大学附属大泉小学校
東京学芸大学教育学部附属大泉小学校
国公私立の別 国立学校
設置者 国立大学法人東京学芸大学
設立年月日 1938年昭和13年)
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B113110000043 ウィキデータを編集
所在地 178-0063
東京都練馬区東大泉五丁目22番1号
外部リンク 東京学芸大学附属大泉小学校
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概要

歴史
1938年昭和13年)に開校した東京府大泉師範学校附属小学校を前身とする。2022年(令和4年)に創立84周年を迎えた。
教育目標
「自ら学び、自ら考え、ねばり強く取り組む子ども」「支え合い、ともに生きるども」「たくましく、清い心の子ども」
校章
東京第三師範学校の時は菊の葉がモチーフとなっていたが、現在は菊の花を背景に「小」の文字を置いている。
校歌
  1. 朝雲光る 武蔵野の 緑を吹いて 爽やかに 風が渡るよ 菊の子も 歌声高く呼び合って 足並み揃え さあ行こう
  2. 学びの園を 揺るがせて 命溢れる はたらきが 今日も続くよ 菊の子は 新しい世を 開くのだ 元気に満ちて さあ行こう
  3. 泉のように湧いて出る 若い力で 日本の 明日の栄を 菊の子が 世界の人と築くのだ 望みはるかに さあ行こう
同窓会
「泉友(せんゆう)会」と称する。
特色
  • 東京学芸大学の附属小学校として、小学校教員免許取得希望者の教育実習が行われている。
  • 1969年(昭和44年)に国内の小学校では初の帰国子女対象の特設学級が設置され、海外帰国児童への教育研究が行われてきた。2007年(平成19年)に国際中等教育学校が設置されたことに伴い、国際をキーワードとした改革が行われることとなった。
  • 」と結び付けられることが多く、児童を「菊の子」と呼び、年中行事で児童たちが春から菊(低学年は小菊、高学年は大輪菊を育てる)を育てて、同時に畑で育てた野菜を味噌汁にする「きくまつり」等の独特な行事がある。

沿革

  • 1938年昭和13年)- 東京府大泉師範学校が開校。附属学校として「東京府大泉師範学校附属小学校」が開校。
  • 1941年(昭和16年)- 国民学校令により、「東京府大泉師範学校附属国民学校」と改称。
  • 1943年(昭和18年)- 改正師範教育令による師範学校の官立(国立)移管・改称により、「東京第三師範学校附属国民学校」と改称。
  • 1947年(昭和22年)- 学制改革に伴い、「東京第三師範学校附属小学校」と改称。
  • 1949年(昭和24年)5月 - 新制大学東京学芸大学の発足により、「東京学芸大学東京第三師範学校附属小学校」と改称。
  • 1951年(昭和26年)4月 - 東京第三師範学校の廃止に伴い、「東京学芸大学附属大泉小学校」と改称。
  • 1969年(昭和44年)- 日本の小学校で、初めて帰国子女対象の特設クラス(ゆり組)を設置。
  • 1972年(昭和47年)4月 -「東京学芸大学教育学部附属大泉小学校」と改称。
  • 2004年平成16年)4月 - 東京学芸大学が国立大学法人化され、「東京学芸大学附属大泉小学校」(現校名)に改称。
  • 2023年(令和5年)12月 - 学芸大学附属大泉小一帯が大規模な火災時の避難所になった。

学校行事

3学期制をとっている。

1学期
2学期
  • 9月 - 教育実習
  • 10月 - 運動会
  • 11月 - きくまつり(開校祝賀会)、全校遠足
  • 12月 - 菊の子展覧会
3学期
  • 1月 - 全国研究発表会
  • 2月 - おわかれ音楽会(卒業生送別行事)、教育実習
  • 3月 - 卒業式、卒業パレード、六年生を送る会

著名な出身者

諸問題

2022年度に、当時5年生だった男子児童が、同級生らから複数回にわたるいじめを受け、被害児童は学校のアンケートで、何度もいじめ被害を訴えてきた。この児童の学級担任は、アンケートの都度、児童へのケアや、加害児童への指導をしたとしていたが、当初、管理職への報告をしないなど、組織的な対応がとられず、2022年12月に管理職への報告が行われたものの、児童は学校を欠席するようになり、2023年5月に他の学校に転校した。同校側は2023年4月に今回の事態を運営母体の東京学芸大学に報告し、大学側はいじめの重大事態であるとして、5月に文部科学省に報告した。今後、調査委員会を立ち上げ同校の対応を調査するとしている[1]

脚注

関連校

関連事項

外部リンク

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