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日鉄セメント
北海道室蘭市にあるセメントメーカー ウィキペディアから
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日鉄セメント株式会社(にってつセメント)は、北海道室蘭市にある日本製鉄グループの企業(セメント工場)。
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概要
北海道における経済活動の基盤整備・強化としてのセメント供給、富士製鐵室蘭製鐵所(現在の日本製鉄室蘭製鉄所)で副生される「高炉スラグ」の資源循環を目的として設立した[2]。「高炉セメント」を主力製品としているほか、特殊製品(注入材、セメント系固化材、補修材など)を開発しており[3]、北海道・東北地方を主要販売エリアとしている。また、産業廃棄物処分業として産業廃棄物の処理、副産物のリサイクルを行っている。これまでに北海道による「北海道科学技術賞」[4]、環境省による「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(共同受賞)[5]、学会において各賞を受賞している[6]。
沿革
- 1954年(昭和29年):富士製鐵と磐城セメントの共同出資により、「富士セメント」として設立[7]。
- 1955年(昭和30年):セメント粉砕設備竣工[7]。セメント製造・販売開始[7]。
- 1956年(昭和31年):1号キルン竣工(1980年廃棄)[7]。
- 1960年(昭和35年):2号キルン竣工(1985年廃棄)[7]。
- 1965年(昭和40年):3号キルン竣工(2012年廃棄)[7]。
- 1970年(昭和45年):日鐵セメントに社名変更[7]。セメントタンカー「芙蓉丸」就航[4]。
- 1974年(昭和49年):4号キルン竣工[7]。
- 1984年(昭和59年):業界の構造改善により、共同販売会社「アンデスセメント」に属する(1994年解散)[8]。
- 1988年(昭和63年):特殊製品工場竣工[7]。
- 1992年(平成 4年):産業廃棄物処理施設認可[7]。
- 1998年(平成10年):廃棄物窯尻投入設備竣工[7]。工場が「ISO 9002」認証取得(2003年に「ISO 9001」へ移行)[7]。
- 2001年(平成13年):本社・工場が「ISO 14001」認証取得[7]。
- 2002年(平成14年):肉骨粉投入設備竣工[9]。下水汚泥処理設備竣工[7]。
- 2005年(平成17年):ロシアのGOST規格「GOST R」取得[7]。
- 2006年(平成18年):廃プラスチック処理設備竣工[7]。
- 2012年(平成24年):日鉄住金セメント株式会社に社名変更[7]。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 親会社の新日鐵住金の日本製鉄への社名変更に伴い、日鉄セメント株式会社に商号変更。
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製品
事業所
関連会社
- ニレミックス
- 富士トラック[10]
- フジコンサルタント
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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