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Astemo

日本の東京都千代田区、茨城県ひたちなか市にある自動車部品メーカー ウィキペディアから

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Astemo株式会社(アステモ、: Astemo, Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く、日本の大手自動車部品メーカー。日系三大メガサプライヤーの一社。日立製作所本田技研工業持分法適用関連会社。旧日産コンツェルンで構成される春光グループに属する。

概要 種類, 略称 ...
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2025年4月1日に、社名を「日立Astemo株式会社」から「Astemo株式会社」へと変更した[3]

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概要

日立Astemoは、2021年1月、日立オートモティブシステムズケーヒンショーワ日信工業が経営統合し、世界的大手部品メーカーとして設立された。なお、製品における「ケーヒン」「ショーワ」「ニッシン」それぞれのブランドは合併後も存続している。

社名は、『先進的かつ持続可能な社会に貢献する技術を通じて、安全・快適で持続可能なモビリティライフを提供する』との企業の意志を表現するため、「Advanced Sustainable Technologies for Mobility」の頭文字を繋げてAstemo(アステモ)とされた。CASEの代表的なコネクテッド自動運転電動化の技術に基づいて、自動車および二輪車事業の分野における「先進的」かつ「持続可能」な「モビリティ技術」を提供している。

前身に本田技研工業(ホンダ)系の部品メーカー3社があるため、主要株主にホンダが入っているが、元来、日立製作所は歴史的な経緯(日産コンツェルン)から日産自動車との関係が深い。そのため、日立Astemoとなった現在でも日産自動車との取引は継続している。

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沿革

この節の特記無き出典:日立Astemo公式サイト[4]

  • 1930年 - 日立製作所が自動車部品の製造に進出。
  • 1937年 - 東京瓦斯電気工業の計器部が分離独立し、東京機器工業が設立。
  • 1938年 - 日立製作所が東京機器工業の株式を取得し、日立の関係会社となる。
  • 1956年 - 日産自動車厚木工場が分社し、厚木自動車部品が設立。
  • 1964年 - 日立製作所が自動車機器事業部を設立。
  • 1965年 - 東京機器工業がトキコに商号変更。
  • 1973年 - 日本電子機器が設立。
  • 1989年 - 厚木自動車部品がアツギユニシアに商号変更。
  • 1993年 - アツギユニシアと日本電子機器が合併し、ユニシアジェックスとなる。
  • 1999年 - 日立製作所がユニシアジェックスへ出資。日立製作所の自動車機器事業部が自動車機器グループへ改称。
  • 2002年 - 日立製作所がユニシアジェックスを完全子会社化し、日立ユニシアオートモティブへ商号変更[5]
  • 2003年 - 日立製作所の自動車機器グループがオートモティブシステムグループへ改称。
  • 2004年 - 日立製作所がトキコおよび日立ユニシアオートモティブを吸収合併[6]
  • 2009年 - 日立製作所からオートモティブシステムグループを分社し、日立オートモティブシステムズを設立[7]
  • 2021年1月1日 - 日立オートモティブシステムズ株式会社が株式会社ケーヒン、株式会社ショーワ、日信工業株式会社を合併し、日立Astemo株式会社に商号変更[8]
  • 2023年3月30日 - 日立製作所が所有する株式の一部を1580億円で譲渡すると発表。当時の日立製作所66.6%、本田技研工業33.4%という議決権比率を日立と本田技研がともに40%、JICキャピタル20%に変更へ[9]
  • 2025年4月1日 - 商号を「Astemo株式会社」へと変更[3]
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システム・製品

事業所

国内

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海外

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スポーツ

女子バレーボール部を所有する(旧日立オートモティブシステムズ)。チーム活動名は「Astemoリヴァーレ茨城」。 軟式野球部はユニシアジェックス時代から強豪として活動している。

日立Astemoをはじめとする日立グループは、米国インディカー・シリーズにおいて、モータースポーツの名門ペンスキー・レーシングとスポンサー契約を結んでいる。

SUPER GT GT500クラスに参戦するREAL RACINGと、MFJ全日本ロードレース選手権シリーズに参戦するエス・アイレーシングへのスポンサー契約を結んでいる。自動車レースは前身となる全日本GT選手権の開始初年度からユニシアジェックスとしてスポンサーになっていた。

不祥事

2021年12月21日、日立Astemoはブレーキとサスペンションの部品について、定期試験の際、架空のデータを用いるなどの検査不正があったと発表している[10]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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