日本ミステリー文学大賞(にほんみすてりーぶんがくたいしょう)は光文文化財団が主催するである。推理小説の発展に貢献のあった作家・評論家に贈られ、受賞者には正賞のシエラザード像と副賞の賞金300万円が与えられる[1]。日本推理小説界における功労賞の役割を持つ。贈呈式は毎年3月に行われる。

同財団の主催するミステリーの賞にはほかに、長編ミステリーを公募する日本ミステリー文学大賞新人賞がある。

存命の作家・評論家に贈られるのが普通だが、2003年には前年に亡くなった鮎川哲也、2014年には前年に亡くなった連城三紀彦に特別賞が贈られた。

受賞者一覧

年は贈呈式の行われる年。受賞者の発表はその前年。

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回(年)受賞者選考委員
第1回(1998年贈呈)佐野洋五木寛之小松左京田辺聖子土屋隆夫都筑道夫
第2回(1999年贈呈)中島河太郎
第3回(2000年贈呈)笹沢左保五木寛之、小松左京、佐野洋、都筑道夫
第4回(2001年贈呈)山田風太郎
第5回(2002年贈呈)土屋隆夫阿刀田高権田萬治、佐野洋、皆川博子
第6回(2003年贈呈)都筑道夫、特別賞 鮎川哲也
第7回(2004年贈呈)森村誠一阿刀田高、北方謙三、権田萬治、皆川博子
第8回(2005年贈呈)西村京太郎
第9回(2006年贈呈)赤川次郎阿刀田高、北方謙三、権田萬治、森村誠一
第10回(2007年贈呈)夏樹静子
第11回(2008年贈呈)内田康夫阿刀田高、逢坂剛、権田萬治、森村誠一
第12回(2009年贈呈)島田荘司
第13回(2010年贈呈)北方謙三
第14回(2011年贈呈)大沢在昌
第15回(2012年贈呈)高橋克彦大沢在昌、権田萬治、西村京太郎、森村誠一
第16回(2013年贈呈)皆川博子
第17回(2014年贈呈)逢坂剛
第18回(2015年贈呈)船戸与一、特別賞 連城三紀彦
第19回(2016年贈呈)北村薫大沢在昌、権田萬治、西村京太郎、東野圭吾、森村誠一
第20回(2017年贈呈)佐々木譲[2]
第21回(2018年贈呈)夢枕獏[3]逢坂剛、権田萬治、西村京太郎、東野圭吾
第22回(2019年贈呈)綾辻行人、特別賞 権田萬治赤川次郎、逢坂剛、西村京太郎、東野圭吾
第23回(2020年贈呈)辻真先赤川次郎、逢坂剛、佐々木譲、東野圭吾
第24回(2021年贈呈)黒川博行
第25回(2022年贈呈)小池真理子
第26回(2023年贈呈)有栖川有栖
第27回(2024年贈呈)今野敏赤川次郎、綾辻行人、逢坂剛、佐々木譲、東野圭吾
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関連項目

脚注

外部リンク

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