日方(ひかた)は、和歌山県海南市の大字。2012年10月1日現在の人口は4,762人[1]。郵便番号は642-0002。
本項ではかつて同区域に存在した海草郡日方町(ひかたちょう)についても記す。
地理
海南市の北西部、日方川下流にあたる。西で船尾、北で黒江・岡田、東で井田、南で名高・築地・藤白に接し、区域内に馬場町一 - 三丁目・山崎町一 - 三丁目が所在する。東西を日方川が横断し、北東に城ヶ峰がそびえる。国道42号・国道370号が南北を縦断し、国道370号から和歌山県道18号海南金屋線が日方川に沿って東方に分岐する。
山岳
- 城ヶ峰
河川
- 日方川
歴史
- 室町時代 - 三上荘大野郷のうちに日方村が存在。
- 天正5年 - 織田信長の紀州攻めの戦場となる。
- 幕末 - 名草郡日方浦が存在。「旧高旧領取調帳」の記載によると和歌山藩領。江戸期には里之町・南之町・御門之町・池之谷町・今市町があった。
- 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により和歌山県の管轄となる。
- 明治初年 - 日方浦が神田浦を合併。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、日方浦が単独で自治体を形成して日方村が発足。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 町制施行・所属郡変更により海草郡日方町となる。
- 1934年(昭和9年)5月1日 - 日方町が黒江町・内海町・大野村と合併して海南市が発足。同市の大字となる。
- 1957年(昭和32年) - 大字日方の一部よりが馬場町一 - 三丁目、山崎町一 - 三丁目が起立。
交通
鉄道
区域内を紀勢本線が通過するが、駅は所在しない。海南駅(1936年まで日方町駅)が至近に所在。1994年まで野上電気鉄道野上線の日方駅が、1971年まで南海和歌山軌道線の日方停留場・野上電車前停留場が所在。
バス
- 和歌山市内線
- 1号系統
- 16号系統
- 南海和歌山市駅 - 城北橋 - 県庁前 - 日赤医療センター前 - 車庫前 - 和歌浦口 - 医大病院前 - 琴の浦 - 海南駅前 - 海南藤白浜
- 116号系統
- 南海和歌山市駅 - 城北橋 - 県庁前 - 日赤医療センター前 - 車庫前 - 和歌浦口 - 医大病院前 - 琴の浦 - マリーナシティ - 琴の浦 - 海南駅前 - 海南藤白浜
- 17号系統
- 南海和歌山市駅 - 城北橋 - 県庁前 - 日赤医療センター前 - 車庫前 - 和歌浦口 - 医大病院前 - 琴の浦 - 海南駅前 - 海南日限下
- 20号系統
- JR和歌山駅 - 公園前 - 県庁前 - 日赤医療センター前 - 車庫前 - 和歌浦口 - 医大病院前 - 琴の浦 - 海南駅前 - 海南藤白浜
- 120号系統
- JR和歌山駅 - 公園前 - 県庁前 - 日赤医療センター前 - 車庫前 - 和歌浦口 - 医大病院前 - 琴の浦 - スーパーセンターオークワ - 海南駅前 - 海南藤白浜
- 121号系統
- JR和歌山駅 - 公園前 - 県庁前 - 日赤医療センター前 - 車庫前 - 和歌浦口 - 医大病院前 - 琴の浦 - マリーナシティ - 琴の浦 - スーパーセンターオークワ - 海南駅前 - 海南藤白浜
- 紀三井寺線
- 40号系統
- 南海和歌山市駅 - 本町二丁目 - JR和歌山駅 - 北出島 - 新手平 - 医大病院東口 - 紀三井寺 - 琴の浦 -海南駅前 - 海南藤白浜
- 40号系統
- 琴の浦線
- 46号系統
- 海南日限下 - 海南駅前 - 琴の浦 - 発電所前 - マリーナシティ
- 47号系統
- 海南駅前 - 琴の浦 - 発電所前 - マリーナシティ
- 46号系統
道路
施設
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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