恩根内駅
かって北海道中川郡美深町にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
かって北海道中川郡美深町にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
恩根内駅(おんねないえき)は、北海道中川郡美深町字恩根内にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅(廃駅)である。電報略号はネイ。事務管理コードは▲121827[2]。駅番号はW57。
当駅は利用が僅少であるとして、一度は2021年(令和3年)3月での廃止が計画されていたが[新聞 1]、地元住民の運動により、美深町が維持管理費用を負担して存続していた[新聞 2][新聞 3]。しかし、2024年(令和6年)3月のダイヤ改正で廃止された[JR北 1][新聞 4]。
当駅の所在する地域名(字名)より。地域名は当駅から見て天塩川対岸の小川のアイヌ語名、「オンネナイ(onne-nay)」〔年取った(←親なる)・川〕に由来する[11]。
1面1線の単式ホームを持っていた地上駅。無人駅。構内は千鳥配置の相対式2面2線のホームであったが、無人化に伴って駅舎ホーム側への棒線化が行われた[7]。また、手押し式の転車台も設けられ、1960年代まで残存した[7]。このほか、かつて林業が盛んだった頃は、近隣の駅と同様に周辺の山林から切り出された木材の出荷駅としての役割も持ち、稚内方面に向かって左側に木造駅舎とその横の稚内側に荷物積卸場、駅舎と反対側の名寄寄りに貨物積卸場が設けられ、客扱い用に、荷物積卸場へは稚内側から引込線、ホーム外側には貨物積卸用の副本線を有した。
駅舎は有人時代の木造駅舎が解体された後、車掌車改造のものを経て、1993年(平成5年)12月[10]に現在の駅舎(美深町所有[9])となっていた[7]。
乗車人員の推移は以下の通り。出典元が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
恩根内集落があり、駅開業後は発展により、物資の集散地となった[7]。2020年(令和2年)時点では、駅前には民家が点在し、徒歩5分圏内には、廃校となった旧恩根内小学校を2012年(平成24年)に改装した「アートヴィレッジ恩根内」(下記)がある[新聞 9]。
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