志免町

福岡県糟屋郡の町 ウィキペディアから

志免町map

志免町(しめまち)は、福岡県福岡市近郊の糟屋郡に属し、福岡都市圏の一部である。

概要 しめまち 志免町, 国 ...
しめまち 
志免町
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志免町旗 志免町章
1979年4月1日制定
日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
糟屋郡
市町村コード 40343-1
法人番号 7000020403431
面積 8.69km2
総人口 46,132[編集]
推計人口、2025年3月1日)
人口密度 5,309人/km2
隣接自治体 福岡市糟屋郡粕屋町宇美町須恵町
町の木 (制定なし)
町の花
志免町役場
町長 世利良末
所在地 811-2292
福岡県糟屋郡志免町志免中央一丁目1番1号
北緯33度35分29秒 東経130度28分47秒
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役場庁舎位置

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町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

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― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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地理

福岡市東部に位置する。町域の南部と西部に丘陵地帯があるものの、概ね平坦である。ほぼ全域が市街地化されている。面積は吉富町糸田町に次いで県下では3番目に狭い。

人口密度は2015年国勢調査基準で全国の町村ならびに鉄道路線の存在しない市町村の中では最も高い[1]。福岡県内では春日市に次いで第2位である。

隣接する自治体・行政区

地名

  • 志免
  • 田富
  • 別府2010年消滅)
  • 御手洗2010年消滅)
  • 南里
  • 吉原
  • 桜丘1丁目~5丁目(1979年、吉原より発足)
  • 石橋台(1983年、志免より発足)
  • 田富1丁目~4丁目(1999年、田富より発足)
  • 志免東1丁目~4丁目(2000年、吉原より発足)
  • 東公園台1丁目~2丁目(2000年、志免より発足)
  • 松ヶ丘(2000年、志免より発足)
  • 志免1丁目~4丁目(2001年、志免より発足)
  • 志免中央1丁目~4丁目(2002年、志免より発足)
  • 片峰1丁目~4丁目(2003年、志免より発足)
  • 片峰中央1丁目~4丁目(2003年、志免より発足)
  • 坂瀬(2004年、志免より発足)
  • 向ヶ丘1丁目~2丁目(2004年、志免より発足)
  • 南里1丁目~7丁目(2005年、南里より発足)
  • 王子1丁目~4丁目(2006年、南里より発足)
  • 別府東1丁目~3丁目(2007年、別府より発足)
  • 別府西1丁目~3丁目(2008年、別府より発足)
  • 別府1丁目~4丁目(2009年、別府より発足)
  • 別府北1丁目~4丁目(2010年、別府より発足)
  • 御手洗1丁目~2丁目(2010年、御手洗より発足)

歴史

隣町である宇美町にある宇美八幡宮の注連縄(しめなわ)が張られた土地であることから、志免の地名となった説がある。

近現代

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、田富村、吉原村、志免村、南里村、別府村及び御手洗村の区域をもって、志免村が発足する。
  • 1939年(昭和14年)4月17日 - 志免村が町制施行して、志免町となる。

歴代町長

  • 南里久雄(1975年 - 1999年)6期[2]
  • 南里辰己(1999年5月1日 - 2015年4月30日)4期

行政

町長

  • 世利良末(2期目)
  • 任期:2023年4月30日

町議会

  • 定数:14人
  • 任期:2023年4月30日

消防

警察

産業

糟屋郡南部一帯に広がる糟屋炭田と呼ばれる炭田地域の中心部にあたり、かつては町内に数か所の炭鉱を有し、石炭産業で栄えたが、エネルギー革命の影響で1964年に国鉄志免鉱業所(炭鉱)が閉山したのを最後に町内から炭鉱がなくなった。町のシンボルともいえる炭鉱跡地の立坑櫓(志免鉱業所竪坑櫓)と硬山(ボタ山)は、かなりの土地を占有しているため、長年その利用法は議論されているが、撤去に莫大な費用がかかることと、土地が3町(志免町・須恵町粕屋町)にまたがっている事などから、未だ手付かずのままである。その内竪坑櫓は貴重性が認められ、国指定重要文化財に指定された。現在は福岡市に隣接していることと、適度に安い地価から、ベッドタウンとして住宅が多数建設され、人口が増加している。

大型商業施設としては町北部にイオン福岡東ショッピングセンターが立地しているほか、隣の粕屋町内にあるイオンモール福岡も志免町中心部から近い。ほかに幹線道路沿いにはロードサイド店舗が多く立地している。

地域

人口

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志免町と全国の年齢別人口分布(2005年) 志免町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 志免町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
志免町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 21,042人
1975年(昭和50年) 27,476人
1980年(昭和55年) 32,241人
1985年(昭和60年) 33,754人
1990年(平成2年) 34,626人
1995年(平成7年) 36,199人
2000年(平成12年) 37,794人
2005年(平成17年) 40,557人
2010年(平成22年) 43,564人
2015年(平成27年) 45,256人
2020年(令和2年) 46,377人
総務省統計局 国勢調査より

教育

中学校

小学校

  • 志免町立志免中央小学校
  • 志免町立志免東小学校
  • 志免町立志免南小学校
  • 志免町立志免西小学校

町内に高等学校・大学・専門学校はない。

交通

空港

福岡空港(福岡市博多区)まで4km程度と近接しており、国内線ターミナルと志免町を結ぶ路線バスも運行されている。

鉄道路線

町内に現在鉄道は通っていない。最寄りの駅は九州旅客鉄道(JR九州)香椎線(博多湾鉄道が開業)の酒殿駅須恵駅須恵中央駅新原駅や、篠栗線福北ゆたか線)の柚須駅、及び福岡市地下鉄福岡空港駅など。かつては日本国有鉄道(国鉄)勝田線(筑前参宮鉄道が開業)が通っていたが、すでに廃止されている。

町内最初の鉄道路線は、博多湾鉄道が開業させた後の国鉄香椎線旅石支線であった。粕屋町酒殿駅から志免貨物取扱所迄開通させた後、須恵町旅石駅迄開通させた。

第六坑閉坑で旅石~志免が一番最初に廃止される。炭鉱閉山後も残った志免~酒殿も勝田線廃止と同年に廃止された。

鉄道記念公園は旅客ホームの付近の僅かであるが、元の志免駅は貨物駅から始まって居り広大な面積を占めて居た。

バス路線

  • 西日本鉄道西鉄バス) - 町内から隣接するすべての市町へ運行している。
    • 天神から町中心部へ
      • 天神日銀前から32・33・34番
    • 博多駅から町中心部へ
      • 博多バスターミナル1階14番乗り場から30・32・33番
    • 福岡空港から町中心部へ
      • 福岡空港前バス停(地下鉄4番出口前)からイオンモール福岡行き、3番、5番、37番

オンデマンド交通

2024年3月1日より、町内各地で乗降可能なAIオンデマンドバス「のるーと志免」が運行されている(日祝日運休)。かつて町内を無料で運行していた福祉巡回バスは、のるーと志免に代替される形で2024年3月末をもって廃止された。

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

志免町出身の有名人

脚注

外部リンク

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