彩星工科高等学校
兵庫県神戸市にある高等学校 ウィキペディアから
彩星工科高等学校(さいせいこうかこうとうがっこう、英語: Saisei Engineering High School)は、兵庫県神戸市長田区五番町8丁目にある私立工業高等学校。兵庫県下の私立高校としては唯一の工業高校である。略称は「彩工(サイコー)」[2]や「彩星(サイセイ)」。
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彩星工科高等学校 Saisei Engineering High School | |
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![]() 校章 ![]() 校舎 | |
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過去の名称 |
神戸村野徒弟学校 神戸村野工業学校 神戸村野工業高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人神戸村野学園 |
校訓 |
人は人のために 尽くすをもって 本分とすべし |
設立年月日 | 1920年11月4日[1][注釈 1] |
創立者 | 村野山人 |
共学・別学 | 男子校 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
機械科 電気科 情報技術科 機械電子科 普通科 |
学科内専門コース |
普通科
|
学期 | 3学期制 |
学校コード | D128310000137 |
高校コード | 28514F |
所在地 | 〒653-0003 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |


※2023年の新校舎竣工に伴い解体される
校名にある"彩星"は「夜空を彩る満天の星」を意味し、「生徒一人ひとりが、可能性を輝かせて未来に進むことができる、オンリーワンのスーパースターになってほしい」(学校法人神戸村野学園理事長)という願いが込められている[3]。
2026年度から共学化に向けて動いてる旨を卒業式で発表された。
概要
県内約20校ある工業系高校の中で県立兵庫工高に次いで2番目に古い歴史を持つ。また私立の工業高校の中では全国で3番目に古い[注釈 2] 歴史を持つと言われている。甲子園出場は春2回、夏1回。
沿革
- 1914年9月 - 「村野徒弟學校設立基金財團」(財団法人)が設立許可される(許可年月日:同年9月14日、登記年月日:同年10月5日)[4]。
- 1920年11月 - 神戸村野徒弟学校が設置認可される(設置許可日は同年11月4日[注釈 1])[1]。学校建設工事開始(翌1921年3月15日に第1期予定工事が竣工)[6]。
- 1921年
- 1928年4月 - 電気分科・紡績分科を設置[10]。
- 1930年 - 専修科を夜間の神戸工業高等専修学校に移管[11](該当月不詳)。
- 4月 - 第二本科(本科に準じた分科制)を併置[10]。
- 1942年4月 - 電気分科・紡績分科を廃止。電気科・造船科を設置。
- 1947年3月 - 造船科を廃止
- 1948年7月 - 学校教育法により神戸村野工業高等学校に改称
- 1951年3月 - 財団名義を「学校法人神戸村野工業高等学校」に改称。
- 1971年11月 - 創立50周年記念式典を挙行。
- 1975年4月 - 普通科を設置。
- 1979年3月 - 第2運動場(稲美グラウンド)を取得。
- 1981年11月 - 創立60周年記念式典を挙行。
- 1988年4月 - 情報電子科を設置。
- 1989年3月 - 情報電子科実習室(第3実習棟)竣工。
- 1991年11月 - 創立70周年記念式典を挙行。
- 1995年
- 1月 - 阪神・淡路大震災により体育館、第1校舎、記念館をはじめ、その他各校舎・校地などに大きな被害が発生。
- 8月 - 機械電子科設置認可。情報電子科を情報技術科と改称。
- 1996年
- 3月 - 第1校舎新築復旧工事完了。
- 10月 - 阪神・淡路大震災の新築復旧工事(体育館兼講堂・記念館など)完了。
- 1997年3月 - 第2実習棟(機械電子科実習室)改修。
- 2000年11月 - 創立80周年記念式典を挙行。
- 2004年8月 - 第2・3校舎耐震補強。
- 2005年
- 8月 - 第1・2実習棟耐震補強。
- 10月 - 第3運動場(ひよどりグラウンド)取得。
- 2006年
- 8月 - 本館耐震補強。
- 11月 - ひよどりグラウンド竣工式を挙行。
- 2010年11月 - 創立90周年記念式典を挙行。
- 2014年9月 - 台風11号によるひよどりグラウンド災害復旧工事。
- 2016年9月 - 食堂がリニューアル。Yショップ(コンビニ)がオープン。
- 2019年4月 - 普通科コース制開始。
- 2020年
- 2021年5月 - 新校舎新築工事着工[13]。
- 2023年
設置学科
施設・設備
主な出典:[18]
本校
〒653-0003
兵庫県神戸市長田区五番町8丁目5番地
(敷地面積:17,719.51m2[13])
- ※グラウンド、体育棟は既存の旧校舎解体後に整備予定[3]。
神戸アスリートベース
(旧称:ひよどりグラウンド)
〒651-1125
神戸市北区ひよどり台南町4丁目15-13
(総面積:33,209m2:約1万坪)
- 野球場
- 屋内練習棟
- サッカー・ラグビーフィールド
- テニスコート
- 陸上競技用レーン
- 研修棟
- 管理棟
- 体育館(バドミントン専用コート)
いなみアスリートベース
(旧称:稲美グラウンド)
〒675-1104
兵庫県加古郡稲美町野寺上南岡
(総面積:13,261m2:約4千坪)
- 体育館
- グラウンド
- 宿泊施設
- 食堂
著名な卒業生
野球
ラグビー
その他
芸能
不祥事
2014年9月、少林寺拳法部副顧問の指導を受けていた2年生男子が顧問に練習内容を相談したところ、副顧問が当該部員を殴打、飛蚊症を患った。
- 2015年初頭、当該部員は副顧問を刑事告訴、長田署が副顧問を傷害容疑で書類送検。
- 2015年10月、副顧問と学校を相手に総額約1300万円の損害賠償を求め、神戸地裁に提訴[19]。
脚注
関連項目
外部リンク
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