幌内駅
北海道三笠市にあった駅 ウィキペディアから
幌内駅(ほろないえき)は、北海道三笠市幌内町2丁目にかつて置かれていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)および日本貨物鉄道(JR貨物)幌内線の駅である。事務管理コードは▲131504[2]。
歴史
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- 1879年(明治12年):開拓使が官営幌内炭鉱を開山。
- 1882年(明治15年)
- 1883年(明治16年)
- 1889年(明治22年)12月11日:北海道炭礦鉄道に譲渡。
- 1892年(明治25年)以降 - 1894年(明治27年)以前[7]:幌内太-当駅間 2哩(マイル)26鎖(チェーン)から2哩17鎖へ約180 m短縮。
- 1898年(明治31年)3月21日:0マイル43チェーン(約865 m)三笠寄りに移転(幌内太-当駅間 1哩54鎖 約2.7km)[8][9]。駅舎は、三笠幌内川の左岸に設けられた[10]。
- 1900年(明治33年):駅舎を三笠幌内川右岸に新築移転[10]。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管。
- 1972年(昭和47年)11月1日:旅客・荷物の取り扱いを廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)
- 1989年(平成元年)9月29日:幌内炭鉱閉山[11]。
駅構造
構内は狭い谷間に位置し、北側の市街へ凸に湾曲しており、南側は東から西へ蛇行しながら流れる三笠幌内川(旧名・上幌内川)に接する。構内はほぼ水平(東へ若干の上り勾配)だが、西側の三笠駅からは構内手前約500 m区間が25パーミルの上り勾配、東の幌内炭鉱選炭場へはさらに最大28.6パーミルの上り勾配の急坂を擁する。
駅舎は北側に位置し、駅舎前に旅客用の単式ホーム1面1線、かつては一般貨物取り扱い用に駅舎横の三笠側(西側)に貨物積卸場と引込線を1本有していた。駅裏側には4本の留置線があり、その外側に1本の機回し線、それから東側に分岐して転車台へ向かう側線を有していた。本線と留置線の合流先からは東の選炭場へ向けて、幌内炭鉱専用線が伸びていた。
駅周辺
- 三笠市営バス「鉄道記念館」停留所
駅跡
北海道の鉄道発祥を記念して、1987年(昭和62年)9月に三笠鉄道村の中核施設・三笠鉄道記念館として整備され、多くの鉄道車両が保存されている。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 幌内線
- 三笠駅 - 幌内駅
脚注
関連項目
外部リンク
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