川崎新町駅
神奈川県川崎市川崎区渡田山王町にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
神奈川県川崎市川崎区渡田山王町にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
川崎新町駅(かわさきしんまちえき)は、神奈川県川崎市川崎区渡田山王町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線支線(浜川崎支線)の駅である。駅番号はJN 52。かつては東海道本線浜川崎貨物支線小田操車場が併設されており、広い構内はその名残である。
単式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは地下通路で繋がっている。
当駅場内より東海道貨物線[注 1]と南武線支線が合流するため、構内には浜川崎に向かって左手から南武支線の上り本線、同線の上り待避線(南武支線上りホーム設置)、東海道貨物線の上り本線、南武支線・東海道貨物線の下り本線(南武支線下りホーム設置)の計4本が走っている。当駅より浜川崎駅までは、南武支線と東海道貨物支線が同じ線路を共有する。鶴見方より東海道貨物線、新鶴見信号場・尻手方より浜川崎支線経由で浜川崎駅・川崎貨物駅・東京貨物ターミナル駅に発着する貨物列車が多数設定されているため、当駅を通過する貨物列車を旅客列車より頻繁に見ることができる。
また、貨物列車が遅延している場合、当駅で旅客列車が貨物列車通過・交換待ちをすることがある。浜川崎支線・東海道貨物線は旅客列車より貨物列車の方が本数も多く、優先度が貨物列車の方が高いことが窺える。
2014年(平成26年)12月26日まで営業していた出札窓口では、長距離乗車券や指定券等も発売していた。簡易Suica改札機が設置されている。
改札を入って右手に男女共用水洗式トイレ、改札を出て右手に飲料自販機が設置されている。エレベーター・エスカレーターは設置されていない。
当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。
駅舎側を1番線として、以下の通り。
(出典:JR東日本:駅構内図)
2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は1,134人である。2016年度 - 2019年度の値には、運賃計算上同一駅として扱われた小田栄駅の乗車人員も含まれている。
近年の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1995年(平成 | 7年)1,180 | [* 1] |
1996年(平成 | 8年)1,081 | |
1997年(平成 | 9年)1,005 | |
1998年(平成10年) | 1,002 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 1,005 | [* 3] |
2000年(平成12年) | [JR 1]1,003 | [* 3] |
2001年(平成13年) | [JR 2]994 | [* 4] |
2002年(平成14年) | [JR 3]971 | [* 5] |
2003年(平成15年) | [JR 4]986 | [* 6] |
2004年(平成16年) | [JR 5]1,047 | [* 7] |
2005年(平成17年) | [JR 6]1,069 | [* 8] |
2006年(平成18年) | [JR 7]1,154 | [* 9] |
2007年(平成19年) | [JR 8]1,260 | [* 10] |
2008年(平成20年) | [JR 9]1,314 | [* 11] |
2009年(平成21年) | [JR 10]1,322 | [* 12] |
2010年(平成22年) | [JR 11]1,348 | [* 13] |
2011年(平成23年) | [JR 12]1,336 | [* 14] |
2012年(平成24年) | [JR 13]1,355 | [* 15] |
2013年(平成25年) | [JR 14]1,372 | [* 16] |
2014年(平成26年) | [JR 15]1,358 | [* 17] |
2015年(平成27年) | [JR 16]1,461 | [* 18] |
2016年(平成28年) | [JR 17]2,261 | [* 19] |
2017年(平成29年) | [JR 18]2,615 | |
2018年(平成30年) | [JR 19]2,820 | |
2019年(令和元年) | [JR 20]3,009 | |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]1,134 |
2016年(平成28年)3月26日から2020年(令和2年)3月13日まで隣駅の小田栄駅は運賃計算上、当駅と同一駅扱いのため、当駅 - 小田栄駅間のみを利用する場合はシステム関係からSuicaやPASMO等のICカード乗車券は利用出来ず[6]、乗車時に乗車券を購入するか(川崎新町→小田栄)、乗車駅で乗車駅証明書を受取って降車駅で現金精算をする(小田栄→川崎新町)ことになっていた。2020年(令和2年)3月14日以降は、小田栄駅の本設化に伴い別駅扱いとなり有効な乗車券が必要になるほか、当駅 - 小田栄駅間のICカード乗車券の利用が可能となっている[7]。
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