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政治家 ウィキペディアから
岡田 康裕(おかだ やすひろ、1975年〈昭和50年〉7月13日[1] - )は、日本の政治家。兵庫県加古川市長(3期)。元衆議院議員(1期)。米国公認会計士(ワシントン州)。
神戸市垂水区生まれ[2]。白陵中学校・高等学校、東京大学工学部(理科一類)卒業後、ハーバード大学公衆衛生大学院に留学し、修士課程を修了[2]。大学時代には、高田万由子らが所属していた競技スキー同好会に所属。同級生に、膳場貴子や脳科学者の中野信子らがいる。
大学卒業後、経営コンサルタント会社に勤務[2]をへて兵庫県に帰郷し、加古川市に居住する。
2003年、第43回衆議院議員総選挙に民主党公認で兵庫10区から出馬するが、自由民主党前職の渡海紀三朗に敗れ、重複立候補していた比例近畿ブロックにおいても次点で落選した。2005年の第44回衆議院議員総選挙でも兵庫10区から民主党公認で出馬したが、再び渡海に敗れ、落選。ただし郵政解散により民主党への逆風が吹き荒れる中で、前回の総選挙よりも得票数を上げ、惜敗率を伸ばして健闘した。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、兵庫10区で渡海に比例復活すら許さない大差をつけて破り、初当選した。事業仕分けにおける第3弾、特別会計事業仕分けでは仕分け人を務め[2]、社会資本整備特別会計や自動車安全特別会計等、9種の特別会計事業の仕分けを担当する。民主党では税制調査会事務局次長や行政改革調査会事務局次長を務めた[2]。
2012年の第46回衆議院議員総選挙では前回に比べ得票数を6割減らし得票率は27.6%、兵庫10区で前回下した渡海に3万票超の大差で敗れ、比例復活もならず落選。なお、兵庫10区では東京大学の同窓であり、かつ同姓の候補者である岡田久雄が日本維新の会から立候補し、話題になった。
2012年の落選後は、パソナグループへ再就職し、在職中に米国公認会計士(USCPA)試験のFAR(企業財務会計及び公会計)の合格を公表。その後、AUD(監査及び証明業務)、REG(ビジネス法、米国税法及び税計算)、BEC(経済学及び管理会計)などの全科目に合格し、米国公認会計士のライセンス(ワシントン州)を取得[3]。2013年8月、第23回参議院議員通常選挙が執り行われたのを契機に、民主党兵庫県第10区総支部代表の地位を返上し[4]、民主党を離党した[5]。
2014年、兵庫県加古川市長選挙に無所属で立候補し[6][7]、自由民主党が支持した前市長の後継指名候補や維新の党が支持した前県議ら総勢5人の争いを大差で制して初当選した[8]。同年12月14日の第47回衆議院議員総選挙に際しては、かつての兵庫10区の対立候補であった渡海の出陣式に出席し、渡海への支持を表明した[9]。民主党は兵庫10区に候補を擁立せず、渡海が当選した[10]。
2018年6月、加古川市長選挙にて、得票率83.1%の大差で再選[11]。
2022年6月12日に投開票が行われた市長選挙で3選[12]。
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