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日本の政治家 (1950-) ウィキペディアから
塩谷 立(しおのや りゅう、1950年〈昭和25年〉2月18日 - )は、日本の政治家。
塩谷 立 しおのや りゅう | |
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2022年12月、内閣総理大臣官邸にて | |
生年月日 | 1950年2月18日(74歳) |
出生地 | 日本 静岡県袋井市[1] |
出身校 | 慶應義塾大学法学部政治学科卒業 |
所属政党 |
(自由民主党(安倍派→無派閥)→) 無所属 |
称号 | 法学士 |
親族 | 父・塩谷一夫(元衆議院議員) |
公式サイト | 塩谷立(しおのやりゅう)公式ウェブサイト |
第10代 文部科学大臣 | |
内閣 | 麻生内閣 |
在任期間 | 2008年9月24日 - 2009年9月16日 |
内閣官房副長官(政務担当) | |
内閣 | 福田康夫改造内閣 |
在任期間 | 2008年8月2日 - 2008年9月24日 |
選挙区 |
(旧静岡3区→) (静岡8区→) (比例東海ブロック→) (静岡8区→) 比例東海ブロック |
当選回数 | 10回 |
在任期間 |
1990年2月19日 - 1996年9月27日 1999年4月12日[2] - 2000年6月2日 2003年11月11日[3] - 2024年10月9日 |
その他の職歴 | |
第50代 自由民主党総務会長 総裁:谷垣禎一 (2011年9月30日 - 2012年9月28日) | |
第5代 自由民主党選挙対策委員長 総裁:安倍晋三 (2017年8月3日 - 2018年10月2日) |
衆議院議員(10期)、文部科学大臣(第11代)、内閣官房副長官(福田康夫改造内閣)、文部科学副大臣(第2次小泉改造内閣・第3次小泉内閣)、総務政務次官(村山改造内閣)、自由民主党総務会長(第50代)、自由民主党選挙対策委員長(第5代)、衆議院国家基本政策委員長、自由民主党静岡県連会長、自民党たばこ議員連盟副会長、自由民主党財務委員長、清和政策研究会(安倍派)座長[4]を歴任した。
静岡県袋井市生まれ(現住所は浜松市中央区蜆塚2丁目[5])。塩谷一夫の長男[6]。父・一夫は静岡県庁に勤務し、後に衆議院議員を務めた[7]。
静岡県立静岡高等学校卒業後、米国カリフォルニアのアンバサダーカレッジに留学。帰国後、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業した[8][9]。
1990年の第39回衆議院議員総選挙に旧静岡3区から自由民主党公認で出馬し、初当選。1993年の第40回衆議院議員総選挙でも再選された。1995年8月、村山改造内閣で総務政務次官に就任[8]。小選挙区制導入後初めて実施された1996年の第41回衆議院議員総選挙では静岡8区で新進党の北脇保之(のちの浜松市長)に敗れ、落選。
1999年4月、北脇が浜松市長選挙に出馬するため衆議院議員を辞職し、それに伴う補欠選挙で民主党の鈴木康友(後に浜松市長に転身)を破り国政に復帰[9]。2000年の第42回衆議院議員総選挙では前回下した鈴木に敗れ再び落選するが、2003年の第43回衆議院議員総選挙で鈴木を僅差で破り当選[10]。
2004年9月、第2次小泉改造内閣で文部科学副大臣に就任(第3次小泉内閣でも留任)[8]。2005年9月の第44回衆議院議員総選挙では鈴木に比例復活を許さず当選した[11]。
2008年8月に発足した福田改造内閣で内閣官房副長官に就任[8]。その後の9月、麻生内閣で文部科学大臣に就任した[8]。2009年の第45回衆議院議員総選挙では、静岡8区で民主党新人の斉藤進に敗れたが、重複立候補していた比例東海ブロックで復活し、6選。9月には民主党の鳩山由紀夫内閣発足に伴う麻生内閣総辞職に伴い、文部科学大臣を退任した。
2009年9月より自民党静岡県連会長を務める[12](2021年7月15日まで)。
2012年12月の第46回衆議院議員総選挙で民主党の斉藤、日本維新の会の源馬謙太郎らを破り、7選[13]。
2014年の第47回衆議院議員総選挙で、源馬を破り、8選[14]。同年、日本・コソボ友好議員連盟初代会長に就任。
2017年8月3日、自由民主党選挙対策委員長に就任[15]。同年10月の第48回衆議院議員総選挙で、希望の党の源馬を破り、9選(源馬は比例復活)[16]。
2018年1月25日、細田派の事務総長を退任し、会長代理に就任[17]。2019年10月23日、即位礼正殿の儀に参列のため訪日中のハシム・サチ大統領より「コソボ共和国名誉大使」を授与された[18]。2020年11月19日、衆院永年在職25年表彰を受ける[19]。
2021年の第49回衆議院議員総選挙では、立憲民主党の源馬との与野党一騎打ちの構図となり、自らの在任期間の長さと年齢の批判も受け[20]、3度下してきた源馬に敗れ、比例復活で10選[21]。
2022年7月8日に安倍晋三が奈良市で射殺されたことで塩谷と下村博文が清和会の会長代理に就任。以降は会長を置かない運営が続いたが、安倍の一周忌が過ぎた2023年8月10日、塩谷は、自らを清和会の座長とし、新たに常任幹事会を設置し集団指導体制へ移行する案を下村に提案した。下村はあくまでも会長選出にこだわったが[22]、塩谷の案は8月17日の派閥総会で了承され、塩谷が事実上のトップとなった[4][23][24]。
2023年12月9日、自民党5派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、座長の塩谷と「5人衆」とされる松野博一、高木毅、世耕弘成、萩生田光一、西村康稔の中枢幹部の6人全員が直近5年間でそれぞれ1千万円超~約100万円の裏金のキックバックを派閥から受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが明らかとなった[25][24]。
2024年4月4日、自民党より離党勧告を受け[26]、同月23日に離党した[27]。
同年6月21日、衆議院議院運営委員会は塩谷による一人会派「未来政治経済研究会」の結成を与党の賛成多数で了承した。会派を結成すると、議員1人当たり月額65万円の立法事務費が支給される[28]。
同年9月4日、次期衆議院選挙に立候補しない意向を内々に表明[29]。同月10日に記者会見で正式に政界引退の意向を表明した[30]。
当落 | 選挙 | 施行日 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 (%) | 得票順位 /候補者数 | 定数 | 票差 (と次点者) | 惜敗率 (%) | 比例区 順位 | 政党当選者数 /政党候補者数 |
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当 | 第39回衆議院議員総選挙 | 1990年 | 2月18日旧静岡3区 | 自由民主党 | 103,641 | 17.44 | 4/6 | 4 | 8,348 | - | - | - |
当 | 第40回衆議院議員総選挙 | 1993年 | 7月18日旧静岡3区 | 自由民主党 | 105,351 | 18.72 | 2/6 | 4 | 26,910 | - | - | - |
落 | 第41回衆議院議員総選挙 | 1996年10月20日 | 静岡8区 | 自由民主党 | 75,557 | 38.17 | 2/3 | 1 | - | 77.07 | 12 | 8/38 |
当 | 第41回衆議院議員補欠選挙 | 1999年4月11日 | 静岡8区 | 自由民主党 | 98,795 | 48.52 | 1/3 | 1 | 16,477 | - | - | -/- |
落 | 第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 6月25日静岡8区 | 自由民主党 | 95,533 | 43.50 | 2/3 | 1 | - | 92.81 | 12 | 7/35 |
当 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 | 9日静岡8区 | 自由民主党 | 104,046 | 47.38 | 1/3 | 1 | 2,562 | - | - | - |
当 | 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 9月11日静岡8区 | 自由民主党 | 128,456 | 53.12 | 1/3 | 1 | 26,655 | - | - | - |
比当 | 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 8月30日比例東海(静岡8区) | 自由民主党 | 114,677 | 45.39 | 2/4 | 21 | - | 92.82 | 2 | 6/29 |
当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 静岡8区 | 自由民主党 | 97,125 | 44.41 | 1/5 | 1 | 38,197 | - | - | - |
当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 静岡8区 | 自由民主党 | 98,485 | 50.87 | 1/4 | 1 | 35,687 | - | - | - |
当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 静岡8区 | 自由民主党 | 101,858 | 50.92 | 1/3 | 1 | 23,334 | - | - | - |
比当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 比例東海(静岡8区) | 自由民主党 | 90,408 | 44.18 | 2/2 | 21 | - | 79.16 | 5 | 9/35 |
当選回数10回 (衆議院議員10) |
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