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国鉄タキ22900形貨車(こくてつタキ22900がたかしゃ)は、1972年(昭和47年)から製作された、青化ソーダ液専用の 35 t 積 貨車(タンク車)である。
国鉄タキ22900形貨車 | |
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タキ22900形タキ22900タンク車 1993年9月24日倉敷貨物ターミナル駅 | |
基本情報 | |
車種 | タンク車 |
運用者 |
日本国有鉄道 日本貨物鉄道 |
所有者 | 日本曹達、日本石油輸送 |
製造所 | 日本車輌製造 |
製造年 | 1972年(昭和47年) - 1992年(平成4年) |
製造数 | 31両 |
消滅 | 2007年(平成19年) |
常備駅 | 二本木駅→倉敷貨物ターミナル駅→二本木駅、名古屋南港駅→郡山駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 黒 |
専用種別 | 青化ソーダ液 |
化成品分類番号 | 毒 62 |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 12,100 mm- 12,400 mm |
全幅 | 2,593 mm |
全高 | 3,772 mm |
タンク材質 | 耐候性高張力鋼 |
荷重 | 35 t |
実容積 | 29.9 m3 |
自重 | 17.5 t |
換算両数 積車 | 5.5 |
換算両数 空車 | 1.8 |
台車 | TR41C、TR41E-13、TR225、TR213C |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 1,650 mm |
台車中心間距離 | 8,000 mm |
最高速度 | 75 km/h |
私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を承継された。
タキ22900形は青化ソーダ液輸送用として1972年(昭和47年)7月5日から1992年(平成4年)6月にかけて日本車輌製造にて31両(タキ22900 – タキ22930)が製作された。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「毒 62」(毒性の物質、毒性物質、危険性度合1(大))が標記された。
日本曹達所有車は 倉敷貨物ターミナル駅(短く「倉敷(タ)駅」と標記することもある)、二本木駅、日本石油輸送所有車は名古屋南港駅をそれぞれ常備駅とし、タキ22928 ,タキ22929はその後常備駅は、郡山駅へ移動になった。
製造当初より専用種別を青化ソーダ液としたのは、本形式のみである。荷役方式は上入れ、S字管による上出し式である。
全長は12,100 mm - 12,400 mm、全幅は2,593 mm、全高は3,772 mm、台車中心間距離は8,000 mm、実容積は29.9 m3、自重は17.5 tで、換算両数は積車5.5、空車1.8、台車は、製造ロットにより違いがありタキ22900 – タキ22908がベッテンドルフ式のTR41C、タキ22909 – タキ22926が平軸受・コイルばね式のTR41E-13、タキ22927がコロ軸受・コイルばね式のTR225、タキ22928 – タキ22930がTR213Cである。すべてベッデンドルフ形状であるものの、1形式で実に4種類もの違いがある。TR213Cのみ灰色に塗装されている。更にその後、日本曹達が所有する一部の車両は他車から転用したTR209やTR225へ換装した車両もあった。
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車がJR貨物に継承され(その後3両増備)、1995年(平成7年)度末時点では全車健在であったが、2007年(平成19年)10月に最後まで在籍した9両(タキ22900 - タキ22907 ,タキ22912)が廃車となり同時に形式消滅となった[1]。
各年度による製造会社と両数、所有者は次のとおりである。
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