荷重
力学において、物体の2点間に触れるところで発生する力 ウィキペディアから
荷重(かじゅう、英語:load)とは、力学において、物体の2点間に触れるところで発生する力のこと。
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作用方法による分類
- 静荷重(static load)
- 死荷重(dead load)とも呼ばれる。物体に働く力の大きさや方向が変わらないか、変わるとしても極めてゆっくりと変わる荷重のこと[1]。
- 動荷重(dynamic load)
物体の変形状態による分類
→「断面力」も参照



- 軸荷重
- 物体の軸線方向(右図では物体の長手方向)に作用する荷重で、荷重の作用線が一致する[3]。
- 引張荷重(tensile load)
- 軸荷重のうち、物体を引き伸ばす方向に作用する荷重。張力とも。
- 圧縮荷重(compression load)
- 軸荷重のうち、物体を押し縮める方向に作用する荷重。
- せん断荷重(shear load)
- 曲げ荷重(bending load)
- 材料を曲げる荷重。引張荷重と圧縮荷重が同時に作用する。作用点の発生位置が異なる[3]。
- ねじり荷重(torsional load)
- 物体のある軸線に直角方向のモーメントを発生させるような荷重。作用点の発生位置が異なる[3]。
分布状態による分類


- 集中荷重(concentrated load)
- 分布荷重(distributed load)
- 物体表面にある分布をもって作用する荷重。
- 等分布荷重(uniformly distributed load)
- 物体表面に等しく作用する荷重。
- 直接荷重と間接荷重
- 物体に直接作用する荷重を直接荷重と称するに対し、他の物体を介して間接的に作用する荷重を間接荷重と称する[2]。
脚注
参考文献
関連項目
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