十余二

千葉県柏市の地名 ウィキペディアから

十余二

十余二(とよふた)は、千葉県柏市地名郵便番号は277-0872[2]

概要 十余二, 国 ...
十余二
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十余二
十余二の位置
北緯35度53分9.53秒 東経139度57分8.67秒
日本
都道府県 千葉県
市町村 柏市
人口
(2018年(平成30年)10月31日現在)[1]
  合計 6,622人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
277-0872[2]
市外局番 04[3]
ナンバープレート
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地理

柏市北西部に位置する。柏市柏の葉若柴中十余二松葉町大山台松ケ崎高田流山市美田駒木台と隣接する。

地域内は住宅、農地、工場の混在した地域となっており、北と南にそれぞれ飛び地がある。地域内には千葉県立柏特別支援学校、高田原交番、柏十余二東郵便局があり、地域の西部を首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス都市軸道路が通る。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、十余二字梅林216番19の地点で8万4800円/m2となっている。

[4]

歴史

元は小金牧の一部(高田台牧)であったが、1869年明治2年)に政府が東京府に命じたことにより開墾が行われた。1872年(明治5年)には十余二村が立村され、1889年(明治22年)の市制町村制施行時も単独で一村を形成していた[5]1914年大正3年)には田中村と合併し田中村の大字となり、1949年昭和24年)には中十余二を分離し、十余二は中十余二を挟んで北と南に分裂した。1954年(昭和29年)には東葛市を経て柏市の大字となり、1970年(昭和45年)に一部を流山市駒木新田に編入、1971年(昭和46年)には北側の北部が新十余二として分離した。その後は、1989年(昭和64年)に西側地域を西原西柏台に、1990年平成2年)には、柏の葉三丁目に一部分離した。

地名の由来

小金牧佐倉牧の跡地に東京府下から移民が入植開墾した際に、12番目に移住がされた地域であったことによる。十余二以外の入植地は初富鎌ケ谷市)、二和三咲(以上船橋市)、豊四季(柏市)、五香六実(以上松戸市)、七栄 (富里市)、八街(八街市)、九美上(香取市)、十倉(富里市)、十余一白井市)、十余三成田市多古町)の順に続く。

沿革

  • 1872年明治5年) 小金牧の一部(高田台牧)より葛飾郡十余二村を新設。
  • 1891年(明治24年)4月1日 東葛飾郡八木村大字青田新田飛地を編入。
  • 1914年大正3年) 東葛飾郡田中村と合併、田中村大字十余二となる。
  • 1949年昭和24年)4月1日 東葛飾郡田中村大字十余二のうち旧柏飛行場区域を、中十余二として分離。
  • 1954年(昭和29年)
    • 9月1日 東葛飾郡田中村が同郡柏町、小金町、土村と合併、東葛市となる。
    • 11月15日 東葛市が柏市に改称。
  • 1969年(昭和44年)11月1日 流山市大字駒木新田字南台中・字南台東を柏市に編入。当該部分が柏市大字駒木新田字南台中・字南台東となる。
  • 1970年(昭和45年) 十余二の一部を流山市駒木新田に編入。
    • 2月10日 柏市大字駒木新田字南台中・字南台東を柏市大字十余二字南前山に編入。
  • 1971年(昭和46年) 十余二の一部を新十余二に分離。
  • 1989年(昭和64年)1月1日 十余二の一部を西原、西柏台に分離。
  • 1990年平成2年)3月24日 十余二の一部を柏の葉三丁目に分離。
  • 2018年(平成30年)9月22日 - 柏インター第一地区土地区画整理事業に伴い、十余二の一部を分離し、柏インター南を設置[6]

世帯数と人口

2018年(平成30年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

さらに見る 大字, 世帯数 ...
大字世帯数人口
十余二 2,996世帯 6,622人
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交通

鉄道

十余二は広範囲にわたり、飛び地も存在し、また複数のバス路線があるため、最寄り駅も柏駅北柏駅柏の葉キャンパス駅柏たなか駅豊四季駅初石駅江戸川台駅と多岐にわたる。一部、徒歩またはバスの利用により、柏駅と北柏駅、柏駅と柏の葉キャンパス駅、北柏駅と柏の葉キャンパス駅の両方を利用できる地区もある。

バス

道路

教育機関

※柏市立十余二小学校の所在地は柏の葉である。

施設

脚注

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