北方町 (市川市)
千葉県の地名 ウィキペディアから
北方町(ぼっけまち/Bokke-machi)は、千葉県市川市の地名。現行行政地名は北方町四丁目のみ。郵便番号は272-0811。
地理
市川市北部に位置する。かつては一丁目から四丁目まであったが、一丁目から三丁目は住居表示施行時に北方一丁目 - 三丁目、本北方一丁目 - 三丁目となり、四丁目のみが残っている。区域内は住宅地及び、開発中の地域となっている。また、市川市で数少ない住居表示未施行地域である。
四丁目に市立北方(きたかた)小学校、市川市農業協同組合本店、市川市民プールがある。
東は船橋市藤原、西は東菅野・下貝塚、南は本北方・若宮、南は北方、北は柏井町・奉免町と接している。
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、北方町4丁目1958番9の地点で11万2000円/m2となっている。[4]
歴史
沿革
- 1869年(明治2年) - 葛飾県葛飾郡北方(ぼっけ)村となる。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県、県の統合により印旛県葛飾郡北方村となる。
- 1873年(明治6年) - 印旛県と木更津県の統合により千葉県葛飾郡北方村となる。
- 1878年(明治11年) - 郡区町村編制法により千葉県東葛飾郡北方村となる。
- 1889年(明治22年) - 東葛飾郡中山村、鬼越村、若宮村、高石神村と合併し、東葛飾郡中山村大字北方となる。
- 1924年(大正13年)8月10日 - 中山村が町制施行。東葛飾郡中山町大字北方となる。
- 1934年(昭和9年)11月3日 - 市川町、八幡町、国分村と合併、市制施行。市川市大字北方となる。
- 1951年(昭和26年)12月1日 - 市内の大字を町に変更。それに伴い、市川市北方町(ぼっけまち)一丁目 - 四丁目となる。
- 1969年(昭和44年)9月1日 - 北方町一丁目 - 三丁目が住居表示施行し、北方、本北方となる。そのため、四丁目のみが残る。
地名の由来
北方の由来は、
- 崖の意味である「ほき」[5]が訛って「ぼっけ」となった。
- 当地に住んだ閑院家の呼び名が北家(ほっけ)であったから。
- 中山領主の北の方が住んでいたことから北方と呼ばれていたから。
- 近くの法華経寺の法華から
などの説がある[6]。
世帯数と人口
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
1197~1207 1330~1431 1479~1563 2310~2337 2339~2340 2344~2355 | 市川市立北方小学校 | 市川市立下貝塚中学校 |
1432 1437の3~1444 1452~1455 | 市川市立宮久保小学校 | |
1209~1329 1456~1478 2130~2309 | 市川市立若宮小学校 | |
1649~2129 2338 2341 2356~2369 2403~2434 | 市川市立第四中学校 |
施設
- 千葉県立市川東高等学校
- 市川市立北方小学校
- 築葉根幼稚園
- わかたけ幼稚園
- 市川市民プール
- 市川市農業協同組合本店
- 大柏川第一調節池緑地
脚注
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.