出屋敷駅
兵庫県尼崎市にある阪神電気鉄道の駅 ウィキペディアから
兵庫県尼崎市にある阪神電気鉄道の駅 ウィキペディアから
相対式ホーム2面2線を有する高架駅[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は2階でホームは3階にあり[1]。ホームは線路部分も含め完全に天井に覆われている。改札口は東西に各1か所[1]。駐車場が駅屋上にある。
※実際には構内にのりば番号表記はないが、公式サイトの構内図では上りホームが1番のりば、下りホームが2番のりばとされている[4]。ホーム有効長は阪神車両8両編成分で、近畿日本鉄道車両の6両編成は停車可能。ただし停車する営業列車は6両編成のみである。
← 大阪梅田方面 |
→ 神戸三宮・元町方面 |
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凡例 出典:[1][5] |
2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は12,677人である。
近年の1日平均乗車・乗降人員数は下表の通り。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
2001年 | 11,781 | 5,830 | [6] |
2002年 | 11,059 | 5,550 | [6] |
2003年 | 10,534 | 5,275 | [6] |
2004年 | 10,101 | 5,000 | [6] |
2005年 | 9,810 | 4,897 | [6] |
2006年 | 9,611 | 4,755 | [7] |
2007年 | 9,802 | 4,853 | [8] |
2008年 | 10,235 | 5,036 | [9] |
2009年 | 11,129 | 5,454 | [10] |
2010年 | 11,184 | 5,515 | [11] |
2011年 | 11,146 | 5,508 | [12] |
2012年 | 10,865 | 5,358 | [13] |
2013年 | 10,722 | 5,358 | [14] |
2014年 | 10,873 | 5,428 | [15] |
2015年 | 11,447 | 5,700 | [16] |
2016年 | 11,594 | 5,828 | [17] |
2017年 | 12,130 | 6,081 | [18] |
2018年 | 12,071 | 6,034 | [19] |
2019年 | 12,677 | 6,329 | [20] |
2020年 | 12.679 | 6.289 |
駅北側の広場の正式名称は「出屋敷駅北緑地」である[21]。1990年に尼崎市が市有地(約2800m2)に噴水などを設置して整備された[21]。
設備の老朽化が問題になっていたが、個人から1億円相当の工事の寄付を受ける珍しい形で改修されることになった[21]。2022年2月から改修工事に着手し、タイルをオレンジ色に一新し、ベンチやステージが新設され、同年7月27日に尼崎市に引き渡された[21]。
当駅から東方の尼崎駅にかけては尼崎市の中心部であり、駅北の「出屋敷商店街」は、1990年に再開発され阪神本線が高架化されるまでは、尼崎駅まで線路際に露天商が立ち並び、駅周辺は南部工業地帯の労働者向けの簡易宿所や飲み屋、パチンコ店など歓楽施設が雑居する、アーケードつきの商店街であった[1]。1980年代に入るまでの最盛期は、南部工業地帯の労働者に支えられ、深夜まで人通りが絶えなかった。
1990年の再開発後は、ほとんどの商店は立ち退き、バスロータリーとなった。残る商店は後段の「リベル」に入居したが、2000年代以降も営業している店舗は一割程度である。
立ち退きにかからなかった商店によって、規模は縮小したものの北・東方へ商店街が残存し、尼崎中央・三和・出屋敷商店街として繋がっている。ただし、当駅周辺は不況と商店主の高齢化でシャッター通り化が著しく進んでいる。
尼崎スポーツの森線[注 2]を除きすべての路線が尼崎市内線[注 3]。北口ロータリー内に「阪神出屋敷」停留所と尼崎スポーツの森線のみが停車する「出屋敷」停留所が南口の路上にある。
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