修善寺駅
静岡県伊豆市柏久保にある伊豆箱根鉄道の駅 ウィキペディアから
修善寺駅(しゅぜんじえき)は、静岡県伊豆市柏久保にある、伊豆箱根鉄道駿豆線の駅である。駅番号はIS13。駿豆線の終着駅である。ここから隣接する市や町に路線バスが運行している。
2014年(平成26年)に、駅舎の建て替えと北口と南北自由通路を新設し、駅舎には土産物屋や観光案内所、駅弁売り場なども設置された[1]。
なお、この北口の供用開始後も、バスやタクシーの発着は南口となっている[1]。
歴史
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- 1924年(大正13年)8月1日:大仁 - 修善寺間開業に伴い開業。
- 1966年(昭和41年)12月1日:貨物営業廃止。
- 1983年(昭和58年)4月27日:駅舎完成。
- 2000年(平成12年):中部の駅百選に選定される。
- 2013年(平成25年)10月5日:新駅舎一部供用開始。
- 2014年(平成26年)9月13日:新駅舎の完成式典[1]。
- 2015年(平成27年)3月27日:田京 - 修善寺間で、 鉄道総研が超電導送電技術を用いた世界初の列車走行試験に成功[2]。大仁駅に超電導送電システムを設置して試験走行を実施した。
- 2024年(令和6年)3月5日:この日より副駅名権のスポンサー契約を三島信用金庫(三島市)と締結。副駅名は同信金の目指す姿を思い描いた『行き先は新しい未来 地域をつなぎ 笑顔をつくる』となった[3]。
- 2024年(令和6年)7月2日:台北捷運新北投駅との間で姉妹駅協定を締結[4]。
駅構造
頭端式ホーム3面5線を有する地上駅。有人駅で自動券売機、自動改札機(いずれもTOICA・SuicaなどのICカード(他の全国相互利用交通系ICカード含む)に非対応、ただし交通系ICカードを除くキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済)には駿豆線内のみの切符販売に駅窓口で対応している[5])などの設備があり、駅舎内には食堂・土産物店・セブン-イレブンが併設されている。
出札口ではJRに直通する乗車券と特急「踊り子」の特急券や新幹線特急券の発券を行っている。マルス端末が設置されており、JRに直通する特急券はマルス端末で発券される。線内完結の特急券については、常備券(硬券)で発券される。
駅構内には、伊豆箱根鉄道など西武グループ各社がタイアップを行っているアニメ作品『ラブライブ!サンシャイン!!』のキャラクターパネルなどが設置されている。また、2017年11月21日から2019年7月10日までの間、ライブツアー「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」で実際に使用された、SL型の大型セットが駅コンコース内で展示されていた(展示終了後は沼津市のふじのくに千本松フォーラムに移設)[6]。
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のりば
- 付記事項
- 特急「踊り子」号は2・3番線から発車する[注釈 1]。普通列車は2・3・4番線の発着が基本だが、2・3番線に特急列車が停車している場合や日中・夜間の停泊明けとなる列車は1・5番線も使用する。
- 列車発車時には電子電鈴から発車ベルが鳴る。このベルはホームの島ごとに音程が異なる。
- かつては駅構内に機回し線を含めて3本の側線があったが、駅改良工事により機回し線だった線路に5番線ホームが建設され、2012年12月1日より使用開始された。5番線ホームの有効長は3両分であり、普通列車のみが発着できる。残る2本の側線も1本が撤去されている。
- 南口(2016年5月)
- 西口(2016年5月)
- 切符売場(2023年4月)
- 改札口(2023年2月)
- 1番線・2番線ホーム(2023年4月)
- 3番線・4番線ホーム(2023年4月)
- 5番線ホーム(2023年4月)
- 夜間滞泊する185系(2017年9月)
- 駅名標(2024年4月)
駅弁
武士 ()のわさびシャモ飯(土曜・日曜のみ)武士 ()のあじ巻き寿司武士 ()のあじ寿司武士 ()のい寿司武士 ()の椎茸弁当
利用状況
近年の1日平均利用客数の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1993年(平成 | 5年)4,232 | [* 2] | |
1994年(平成 | 6年)4,037 | [* 3] | |
1995年(平成 | 7年)3,828 | [* 4] | |
1996年(平成 | 8年)3,836 | [* 5] | |
1997年(平成 | 9年)3,639 | [* 6] | |
1998年(平成10年) | 3,488 | [* 7] | |
1999年(平成11年) | 3,394 | [* 8] | |
2000年(平成12年) | 3,249 | [* 9] | |
2001年(平成13年) | 3,205 | [* 10] | |
2002年(平成14年) | 3,094 | [* 11] | |
2003年(平成15年) | 3,041 | [* 12] | |
2004年(平成16年) | 2,889 | [* 13] | |
2005年(平成17年) | 2,819 | [* 14] | |
2006年(平成18年) | 2,791 | [* 15] | |
2007年(平成19年) | 2,703 | [* 16] | |
2008年(平成20年) | 2,600 | [* 17] | |
2009年(平成21年) | 2,415 | [* 18] | |
2010年(平成22年) | 2,545 | [* 19] | |
2011年(平成23年) | 2,473 | [* 20] | |
2012年(平成24年) | 2,457 | [* 21] | |
2013年(平成25年) | 2,428 | [* 22] | |
2014年(平成26年) | 2,319 | [* 23] | |
2015年(平成27年) | 2,353 | [* 24] | |
2016年(平成28年) | 2,366 | [* 25] | |
2017年(平成29年) | 2,378 | [* 26] | |
2018年(平成30年) | 2,296 | [* 27] | |
2019年(令和元年) | 2,168 | [* 28] | |
2020年(令和 | 2年)[統計 2]3,059 | [* 29]1,480 | |
2021年(令和 | 3年)[統計 3]3,380 | [* 1]1,649 | |
2022年(令和 | 4年)[統計 4]3,633 | [* 1]1,744 | |
2023年(令和 | 5年)[統計 1]3,865 |
駅周辺
- 伊豆市役所
- 静岡県立伊豆総合高等学校
- 修善寺温泉
- 修禅寺
- 狩野川
- 修善寺虹の郷
- 日本サイクルスポーツセンター
- 日本競輪選手養成所
- 国道136号
- 静岡県道12号伊東修善寺線
- 静岡県道80号熱海大仁線
- 東海バス修善寺駅前案内所
- 花月園
バス路線
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駅南口のロータリー内に「修善寺駅」停留所があり、東海バスの路線が発着する。修善寺温泉行は2024年4月1日より、東海バスの単独運行となった(それまでは、伊豆箱根バスも運行していた)。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
修善寺駅 | |||
1 | 東海バス | 「C11」は伊豆市自主運行バス路線 | |
2 |
| ||
3 | 伊豆市自主運行バス路線(「C77」「I41」を除く)。
「I41」は伊豆市・伊東市自主運行バス路線。 また、「C72」は土曜・休日運休(※学休期は平日も運休) | ||
4 | W30・W39(快速):松崎 | ||
5 | |||
6 |
|
||
7 |
|
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隣の駅
※特急「踊り子」の隣の停車駅は列車記事を参照。
- 伊豆箱根鉄道
駿豆線
- 牧之郷駅 (IS12) - 修善寺駅 (IS13)
脚注
関連項目
外部リンク
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