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伊春市
中国黒竜江省の地級市 ウィキペディアから
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伊春市(いしゅん-し)は中華人民共和国黒竜江省に位置する地級市。市区人口は80万人。漢民族が主で、満洲族、朝鮮族、回族、オロチョン族などの少数民族が居住する。
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地理
伊春市は黒竜江省東北部に位置し、東は蘿北県、鶴崗市、湯原県と、南は依蘭県、通河県と、西は慶安県、綏棱県と、北は遜克県、嘉蔭県及び黒竜江へ隔ててロシアと国境を接する。
歴史
市名は湯旺河支流の伊春河に由来する。伊春とはモンゴル語で「九」を意味する。
清代はチチハル(斉斉哈爾)副都統及びフラン(呼蘭)副都統の管轄地とされていた。清末民初には湯原県の管轄となっていたが原生林が広がる地域であり、本格的な開発が行われたのは満州国成立後である。1941年11月。綏佳線が建設されると1942年7月に湯林線の南岔-伊春区間が建設され、1945年に湯原県公署は伊春地区に伊春街を設置した。
満州国崩壊後は1946年に湯原県南岔区の管轄とされたが、1949年10月に伊春鎮が設置され、翌年には伊春森林鉱業管理局が設置され中国国内の林業需要へ対応した行政組織が組織された。1952年9月29日、人口7.5万人伊春県が設置され松江省(1954年以降は黒竜江省)の管轄とされた。林業と工業を中心にした都市建設の結果人口が増加、1957年7月26日には伊春県へ昇格、更に1958年に地級市に昇格し現在に至る。
気候
市内は低山丘陵地帯となっており小興安嶺山脈が東南へ向かって延びている。温帯大陸性モンスーン気候に属し、年間降水量は630mm、年平均気温は1.0℃,1月の平均気温は-22.5℃,7月の平均気温は21.0℃。
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行政区画
要約
視点
→「中華人民共和国の行政区分」を参照
4市轄区・1県級市・5県を管轄する。
年表
伊春市(第1次)
伊春市(第2次)
伊春特区
伊春市(第3次)
伊春地区
伊春市(第4次)
経済
中国重点林区の一つで、祖国林都または紅松(チョウセンゴヨウ)の郷と称されていた。森林総蓄積領は2.45億m2。
木の種類は主にチョウセンゴヨウ、カラマツ、トウヒ、ギンドロ、カバノキ、マンシュウグルミ、ヤチダモ。材木の年生産量は全国の1/10を占める。
産物
交通
綏佳線、南烏線が運行され、ハルビン市から伊春までの幹線道路の終点にあたる。2009年には伊春林都空港が開港し北京や上海と結ばれるようになった。
航空
鉄道
→「中華人民共和国の高速鉄道」を参照
→「中華人民共和国の鉄道」を参照
中国鉄路総公司
- 中国鉄路ハルビン局集団公司
- 綏佳線
- 南烏線
- 中国鉄路ハルビン局集団公司
道路
- 高速道路
- 国道
健康・医療・衛生
- 伊春林業中心医院、烏翠人民医院、伊春市婦幼保健院、烏馬河人民医院、金林区人民医院、金林区中医医院、友好区人民医院
- 友好区人民政府防疫站、鉄力市中医院、鉄力市第二中医院、嘉蔭県人民医院、伊春市嘉蔭県中医院、湯旺県第一医院、豊林県人民医院
- 大箐山県人民医院、南岔中医院、南岔県衛生防疫站
名所・旧跡・観光スポット
- 豊林国家自然保護区
- 涼水自然保護区
姉妹都市
脚注
関連項目
外部リンク
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