代々木八幡宮
東京都渋谷区にある神社 ウィキペディアから
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代々木八幡宮(よよぎはちまんぐう)は、東京都渋谷区代々木にある神社である。旧社格は村社。八幡神として応神天皇を主座に祀り、天祖社・天照大神、白山社・白山大神を配祀する。
1212年(鎌倉時代の建暦2年)、源頼家の近習・近藤三郎是茂の家来であった荒井外記智明[注釈 1]によって創建された[2]。頼家が修禅寺で暗殺された後、智明は武蔵国豊島郡代々木野に隠遁し主君の冥福を祈る日々を送っていたが、同年8月15日の夜、鎌倉の八幡大神から宝珠のような鏡を授かり、託宣を受ける夢を見た[2]。そこで、同年9月23日、元八幡の地に小祠を建て鶴岡八幡宮より勧請を受けたのが当社の始まりであると伝える[2]。現在でも例祭は9月23日に行われている。
1950年(昭和25年)、境内の発掘調査が行われ縄文時代の建物跡などが発見された。境内に竪穴建物を復元したものがある[1]。「代々木八幡遺跡」として渋谷区の史跡に指定されている[4]。
拝殿に向かう参道には、代々木の原に大日本帝国陸軍の代々木練兵場が1909年(明治42年)に造られた際、この地から立ち退くことになった居住者らが別れを惜しんで奉納した石碑、「訣別の碑」がある(二基ある灯篭の竿石部分)[5]。
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