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名古屋市千種区の地名 ウィキペディアから
今池(いまいけ)は、愛知県名古屋市千種区の町名。現行行政地名は今池一丁目から今池五丁目。住居表示実施済み[WEB 4]。名古屋市の代表的な歓楽街・繁華街の一つ。
町名としては、北は内山、北東は仲田、東は春岡、南は今池南・千種通(大久手交差点の一点で接する)、南西は千種、西は千種区新栄及び中区新栄、北西は東区葵に接する。
町名にとらわれない広域地名として呼称される事例もある。
古くからの繁華街・歓楽街で、昔は市電、現在は地下鉄の交叉点にあたり、公共交通における要のひとつである。名古屋市東部の副都心とも位置づけられている。商店や飲食店が密集するほか、イオン・ピアゴなどの大型スーパーなども出店している。また、かつては映画館も多数存在していた。
ライブハウスが多く、映画館、ミニシアターなどもあり、名古屋を代表するカウンターカルチャーの発信地である。また、台湾ラーメンの元祖とされる味仙や、その他多くの中華料理店、個性的なラーメン店やカフェやファストフード店、良心的な価格で飲める居酒屋、気軽に入れる寿司店など、名古屋屈指の大衆グルメの街でもある。サウナやカプセルホテルなどの宿泊施設も多いが、近隣の春岡、高見などは閑静な住宅街としての一面も持っている。
現在の今池中学校周辺にかつてあった農業用のため池である「今池」および今池新田に由来する。今池は、江戸時代には伝馬役の馬の水浴びに利用されていたことから馬池とも呼ばれていた[1][2]。今池交差点の角には、それにちなんで馬の親子の銅像がある。
2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]。
国勢調査による人口および世帯数の推移。
1995年(平成7年)[WEB 5] | 4,257世帯 7,726人 | |
2000年(平成12年)[WEB 6] | 4,550世帯 7,696人 | |
2005年(平成17年)[WEB 7] | 5,109世帯 8,047人 | |
2010年(平成22年)[WEB 8] | 5,898世帯 8,848人 | |
2015年(平成27年)[WEB 9] | 6,542世帯 9,163人 |
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 11]。なお、小学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
今池一丁目 | 全域 | 名古屋市立内山小学校 名古屋市立千石小学校 | 名古屋市立今池中学校 | 尾張学区 |
今池二丁目 | 全域 | 名古屋市立内山小学校 名古屋市立千種小学校 名古屋市立千石小学校 | ||
今池三丁目 | 全域 | 名古屋市立千種小学校 | ||
今池四丁目 | 全域 | 名古屋市立内山小学校 | ||
今池五丁目 | 全域 | 名古屋市立春岡小学校 | 名古屋市立若水中学校 |
名古屋市営地下鉄東山線・桜通線の今池駅が、今池五丁目に所在している。地下鉄駅は概ね、名古屋市道名古屋環状線と錦通が交差する今池北交差点の地下に位置している。東山線は東西に貫通し、桜通線は南北に貫通しているが北へ出るとすぐに西へカーブする。名古屋環状線をそのまま北の大曽根方面へ直行する地下鉄路線は存在しない。
当地を通過する複数の路線を、名古屋市営バスが運行している。
今池を通る系統として、吹上11(大曽根・吹上・御器所通起点)、千種11(千種駅前・砂田橋起点)、千種13(千種駅前・緑ヶ丘住宅起点)、八事12(千種駅前・島田一ツ山起点)、千種巡回(地下鉄自由ヶ丘起点)、東巡回(大曽根・茶屋ヶ坂起点)、池下11(池下・猪高車庫起点)および深夜1(栄・藤が丘起点)の各系統がある。
町名としての今池に所在するものを挙げる。
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