二俣新町駅
千葉県市川市二俣新町にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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二俣新町駅(ふたまたしんまちえき)は、千葉県市川市二俣新町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線の駅である。駅番号はJE 10。
駅舎は市川市にあるが、駅舎から50メートルほど東にある二俣川は船橋市との境界となっている。西船橋駅まで徒歩30~35分、原木中山駅まで徒歩35分程度。
なお、武蔵野線との接続の関係上、当駅で朝夕ラッシュ時の一部の電車が時間調整のため長時間停車することがある。
JR東日本ステーションサービスが駅管理を受託している新浦安営業統括センター(新浦安駅)管理の業務委託駅。国道357号側に自動券売機・自動改札機・自動精算機が設置されている。
(出典:JR東日本:駅構内図)
なお、列車運行上の番線は以下の通り。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 東京方面着発 | 西船橋方面着発 | 蘇我方面着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
高谷下り | ホームなし | 到着可 | 出発可 | 不可 | 高谷支線下り主本線 | |
高谷上り | ホームなし | 出発可 | 到着可 | 不可 | 高谷支線上り主本線 | |
1 | 1 | 10両分 | 到着可 | 不可 | 出発可 | 京葉線下り主本線 |
2 | 2 | 10両分 | 出発可 | 不可 | 到着可 | 京葉線上り主本線 |
二俣下り | ホームなし | 不可 | 到着可 | 出発可 | 二俣支線下り主本線 | |
二俣上り | ホームなし | 不可 | 出発可 | 到着可 | 二俣支線上り主本線 |
(出典:祖田圭介(鉄道総合技術研究所)「武蔵野線・京葉線 建設の経緯と線路配線」『鉄道ピクトリアル』第52巻第8号(通巻720号)、電気車研究会、2002年8月1日、55頁、ISSN 0040-4047。)
2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は5,095人[JR 1]で、京葉線内では最も少ない数値である。工場や倉庫の勤務者の利用が目立つため、通勤時間帯以外の駅周辺は非常に閑散としている。
京葉線の殆どの駅は毎年のように平均乗車人員が増えているが当駅は駅前や周辺地域の再開発がされないためかこのような傾向がない。
開業後の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1988年(昭和63年) | [備考 1]1,028 | [* 1] |
1989年(平成元年) | 1,735 | [* 2] |
1990年(平成 | 2年)2,575 | [* 3] |
1991年(平成 | 3年)3,155 | [* 4] |
1992年(平成 | 4年)3,428 | [* 5] |
1993年(平成 | 5年)3,598 | [* 6] |
1994年(平成 | 6年)3,827 | [* 7] |
1995年(平成 | 7年)4,161 | [* 8] |
1996年(平成 | 8年)4,273 | [* 9] |
1997年(平成 | 9年)4,237 | [* 10] |
1998年(平成10年) | 4,266 | [* 11] |
1999年(平成11年) | 4,488 | [* 12] |
2000年(平成12年) | [JR 2]4,617 | [* 13] |
2001年(平成13年) | [JR 3]4,536 | [* 14] |
2002年(平成14年) | [JR 4]4,442 | [* 15] |
2003年(平成15年) | [JR 5]4,474 | [* 16] |
2004年(平成16年) | [JR 6]4,661 | [* 17] |
2005年(平成17年) | [JR 7]4,676 | [* 18] |
2006年(平成18年) | [JR 8]4,713 | [* 19] |
2007年(平成19年) | [JR 9]4,799 | [* 20] |
2008年(平成20年) | [JR 10]5,250 | [* 21] |
2009年(平成21年) | [JR 11]5,136 | [* 22] |
2010年(平成22年) | [JR 12]5,119 | [* 23] |
2011年(平成23年) | [JR 13]4,830 | [* 24] |
2012年(平成24年) | [JR 14]4,812 | [* 25] |
2013年(平成25年) | [JR 15]4,990 | [* 26] |
2014年(平成26年) | [JR 16]5,092 | [* 27] |
2015年(平成27年) | [JR 17]4,897 | [* 28] |
2016年(平成28年) | [JR 18]4,604 | [* 29] |
2017年(平成29年) | [JR 19]4,724 | [* 30] |
2018年(平成30年) | [JR 20]4,807 | [* 31] |
2019年(令和元年) | [JR 21]4,983 | [* 32] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]4,669 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]4,985 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]5,058 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]5,095 |
かつて東京エアカーゴシティターミナルがあったことから東京税関東京航空貨物出張所が残るほか、現在も航空貨物フォワーダー各社の倉庫や物流センターが多い。
防衛省二俣宿舎跡地には、2019年に東京湾岸地域最大規模の物流施設となるESR市川ディストリビューションセンターが完成。二俣宿舎は、改築・解体の計画に難航していたが、2016年頃に全住民の退去が完了した。
二俣新町駅前地下歩道を通り、西船橋方にあるロータリーより発車する。駅の近くにロータリーを設置する土地がなかったため駅から600 mほど離れている。かつてバス停名は「二俣新町駅」となっていたが、駅からの距離は徒歩8分とかなり離れているため改称された。京成電鉄直営時代の1999年までは西船橋駅への二俣線が存在していた。
駅の東側にある国道357号二俣交差点より南下した路上にて発着。「京成船橋駅」は、「船橋海浜公園」発と「丸善」発の便で発着場所が異なっている。
駅前に乗り場がある。
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