中塩田駅
長野県上田市にある上田電鉄の駅 ウィキペディアから
中塩田駅(なかしおだえき)は、長野県上田市五加にある上田電鉄別所線の駅である[1]。駅番号はBE10。
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歴史
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- 1921年(大正10年)6月17日:上田温泉電軌により、川西線の五加駅として開業[1]。
- 1929年(昭和4年)3月3日:中塩田駅に改称[1]。
- 1939年(昭和14年)
- 1943年(昭和18年)10月21日:合併により、上田丸子電鉄の駅となる。
- 1969年(昭和44年)5月31日:社名変更により、上田交通の駅となる。
- 1972年(昭和47年)7月:無人駅化[1]。
- 1986年(昭和61年)10月:交換設備撤去[1]。
- 2005年(平成17年)10月3日:鉄道部門子会社化により、上田電鉄の駅となる。
- 2009年(平成21年)9月10日:同年11月10日の期間で駅舎の改良修繕工事が行われる[1]。
- 2016年(平成28年)8月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[2][3]。
駅構造
単式1面1線のホームを持つ地上駅。上田丸子電鉄時代からの駅舎が使用されており、当時の社紋が残る[1]。
1980年代まで当駅終着・始発のダイヤが一日数本設定されており、電車は別所温泉方の本線上で折り返していた。
開業時以来駅員が配置されていたが、現在は無人駅となっている。ホーム柵も撤去されているため、駅舎を経由しなくてもそのまま入場できる。
当駅始発・終着便が無くなってから久しく、全くの停留場となっているものの、他の別所線の駅に比べ構内は比較的広い。
元は対向式ホーム2面2線の駅で構内踏切があった。かつては列車交換も行われていたが、現在は別所温泉方のポイントが撤去されており、行き違いはできないようになっている。残った行き止まりのレール(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は構内側線となり、保線用の車両が留置されている。現在ホームは駅本屋側(対向式ホーム2面2線当時は別所温泉方)のみとなっており、反対側旧ホーム(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は屋根が撤去され、枕木などの資材が置かれている。駅に接して別所温泉方の長野県道171号塩田仁古田線に「五加踏切」があり、1970年代まで踏切番小屋が置かれ、踏切番が配置されていたほか、電車が本線上で折り返す際にはこの踏切上に停車していた。この他倉庫などもあったがすべて撤去されている。上田方の「中塩田踏切」を超えた先にも構内側線があり、使用されていない保線用の工事用車両が留置されている。これらの構内側線や旧ホーム敷地を利用して新車の搬入や旧車の解体も行われている。
2009年に駅舎が改修・整備され、再塗装が施されたほか、2012年にはホームも改修され電車との段差が無くなった。
- ホーム(2011年9月)
- 中塩田駅に進入する別所温泉行き電車(2018年8月)
利用状況
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり[4]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2010年 | 14 |
2011年 | 18 |
2012年 | 10 |
2013年 | 12 |
2014年 | 20 |
2015年 | 20 |
2016年 | 21 |
2017年 | 25 |
駅周辺
- 上田市立中塩田小学校
- 上田市立塩田中学校
- 真光寺
- 男池
- 産川
- 五加前池
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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