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『ロック 〜わんこの島〜』(ロック〜わんこのしま〜)は、2011年公開の日本映画。
文部科学省選定作品[2]。フジテレビの情報番組『めざましテレビ』の人気コーナー『きょうのわんこ』で放送された、2000年の三宅島噴火で飼い主と離れ離れになった犬の感動の実話を映画化。キャッチコピーは、離れていても、つながってるんだ。
小学2年生の芯は、三宅島で民宿を営む野山家の、一人っ子で長男だった。芯が面倒を見る約束でロックという犬も飼い、賑やかに暮らす野山家。噴火の島と呼ばれる三宅島だが、平成12年の噴火は収まる気配が見えなかった。
島から避難する島民が増え、子供だけの疎開も決まった。家族と離れ、東京に送られる芯。直後に全島避難命令が出て、野山家も船に乗った。災害動物救護センターに行く為に、ケージに入れられるロック。だが、ロックは船に乗る直前にケージから逃げてしまった。疎開先の学校の寮から救護センターに通い、ロックの情報を求め続ける芯。
東京の郊外に仮住居を得る野山家。疎開していた芯との同居も叶った。その頃になって、ボロボロの状態で保護され、一命を取り留めるロック。だが、慣れないセンターの生活で、ロックは元気を失っていった。野山家に犬を飼う余裕はない。医師の勧めでロックを里親に譲る決心をする芯。
4年後、ようやく帰島が決まる野山家。ロックを返して欲しい一家だが、ロックはすでに里親の家に馴染んでいた。果たしてロックは芯のことを覚えているのか。屋外で面会し、遠くからロックを呼ぶ芯。気づいて駆け寄るロック。こうして芯は、ロックや家族と共に、島での生活を再開した。
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