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JR西日本ホテルズ
日本のホテルグループ ウィキペディアから
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JR西日本ホテルズ(ジェイアールにしにほんホテルズ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)傘下の株式会社ジェイアール西日本ホテル開発(京都府京都市下京区)及び関連企業の手がけるホテルチェーンの総称。JRホテルグループ所属。
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概要
シティホテルの「ホテルグランヴィア」シリーズをメインブランドとしてJR西日本管内のターミナル駅で展開している。グランヴィアブランドのホテルのうち、最初から「グランヴィア」として開業したのは京都と岡山(ただし、岡山は現ホテルに建て替えられる前に岡山ターミナルホテルと呼ばれる前身ホテルがあった)のみで、その他はそれぞれ「○○ターミナルホテル(○○には地名が入る)」と称していた。他にも、宿泊特化型の「ホテルヴィスキオ by GRANVIA 」ブランドも展開している。
原則としてジェイアール西日本ホテル開発及びその子会社が運営しているが、奈良ホテルはJR西日本の子会社である株式会社奈良ホテル(奈良県奈良市)が運営し、同ホテルの歴史的経緯から近鉄・都ホテルズ(近畿日本鉄道系)とも提携している(2018年8月末までは近鉄グループホールディングスも出資していた[2][3])。
2025年、同年7月1日をもってジェイアール西日本ホテル開発完全子会社の3社(ホテルグランヴィア岡山、ホテルグランヴィア広島、尼崎ホテル開発)と奈良ホテルがジェイアール西日本ホテル開発に吸収合併されることになり、JR西日本ホテルズの運営会社はジェイアール西日本ホテル開発と、他社との合弁である(株)ホテルグランヴィア大阪、(株)和歌山ターミナルビル、及び(株)JR西日本ホロニック(梅小路ポテル京都を運営)に集約されることになる[4]。
なお、ビジネスホテルチェーンの「ヴィアイン」は同じJR西日本系列ではあるが、別企業であるJR西日本ヴィアイン(ジェイアール西日本デイリーサービスネット子会社)の運営であり、JR西日本ホテルズ及びJRホテルグループに加わっていない。ただし、広告出稿やキャンペーンについては共同で実施することがある。また、JR西日本中国メンテックが運営していたビジネスホテル「グリーンホテル米子」(JR西日本系列を離脱)やジェイアール西日本ウェルネットが運営していた「JRくろしお荘」(2019年閉館)、JR西日本ファーストキャビンが運営していた「ファーストキャビンステーション」(2020年閉館)もJR西日本ホテルズ・JRホテルグループには属していなかった。
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グループホテル
要約
視点
2025年4月現在、以下の13のホテルから構成されており、ほとんどのホテルはJR西日本管内の主要ターミナル駅に直結、または隣接している。※印はジェイアール西日本ホテル開発の子会社が運営。
- ホテルグランヴィア
- ホテルグランヴィア京都(京都市下京区、京都駅直結)
- ホテルグランヴィア大阪※(大阪市北区梅田、大阪駅直結サウスゲートビルディング)
- ホテルグランヴィア和歌山※(和歌山県和歌山市、和歌山駅直結和歌山ターミナルビル)
- ホテルグランヴィア岡山※(岡山市北区、岡山駅直結)
- ホテルグランヴィア広島※(広島市南区、広島駅直結(駅北口西側))
- ホテルグランヴィア広島サウスゲート※(広島市南区、広島駅直結minamoa高層階(駅南口西側、2025年3月24日開業))
- ホテルヴィスキオ by GRANVIA[5]
- ホテルヴィスキオ尼崎 by GRANVIA※(兵庫県尼崎市、JR尼崎駅隣接) - 2018年6月6日に現在のホテル名にリブランド[5]。開業当初は「ホテル『ホップイン』アミング」の名称でキリンホールディングス傘下のキリンホテル開発が運営していた(2009年に事業譲受)。
- ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA※(2018年6月6日オープン) - 旧大阪弥生会館跡地。大阪駅(北口)やJR西日本本社ビルに近接。
- ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA(京都市南区、2019年5月30日開業) - 京都駅八条口(南口)に立地。
- ホテルヴィスキオ富山 by GRANVIA(富山県富山市、富山駅隣接マルート、2022年3月18日開業)[6]
- その他
- 奈良ホテル(奈良県奈良市)※ - 都ホテルズ&リゾーツのホテルでもあったが、2019年4月1日以降はJR西日本ホテルズ単独になった[7]。最寄駅はJR奈良駅ではなく近鉄奈良駅で、観光地の奈良公園とも隣接している。
- 梅小路ポテル京都※ - 京都市下京区・梅小路公園隣接地。2020年10月14日開業。「ポテル (Potel)」は物資や文化の出入り口を語源とする「port」と「hotel」の造語[8]。
- 大阪ステーションホテル、オートグラフコレクション(THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection.) - 大阪駅西地区に開発されていた「JPタワー大阪」内に新ブランドホテルとして2024年7月31日に開業。同社としては初のマリオット・インターナショナルのオートグラフコレクションに加盟する[9]。
- ホテルグランヴィア京都
- ホテルグランヴィア大阪
- ホテルグランヴィア岡山
- ホテルグランヴィア広島
- 奈良ホテル
- 梅小路ポテル京都
- 大阪ステーションホテル、オートグラフコレクション
過去に運営していた施設
- 三宮ターミナルホテル
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会員制度
会員制ポイントカードとして「JR西日本ホテルズカード」がある。以前は、三井住友カード・クレディセゾン(UCカード)・JCBと提携したクレジットカード機能のついたタイプもあったが、親会社のJR西日本が「J-WESTカード」を発行したため、新規発行を停止し、クレジット機能のないタイプのみ発行している。なお、JR西日本ホテルズやヴィアインでは、時折J-WESTカード会員向けの限定企画・特典を用意することがある。
また、2018年6月からはグランヴィアブランド・ヴィスキオブランド・奈良ホテルが東日本・東海・九州の各グループホテル運営会社で組織している「JRホテルメンバーズ」に加入した[10]。これにより、JR西日本ホテルズカードは2018年5月で終了。以降1年間は、JR西日本ホテルズの各ホテルでの残ポイント使用となる。既存の会員については、希望者に対して、「JR西日本ホテルズカード」での登録情報を流用する形式にて「JRホテルメンバーズ」の新規加入を受け付ける案内を送付する予定としている。
2018年6月1日から加盟した「JRホテルメンバーズ」では、貯まったホテルメンバーズポイントを1000ポイント単位で「J-WESTポイント」への移行が可能になる[11]。
脚注
関連項目
外部リンク
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