『ニッポン快汗マップ ガムシャラ十勇士!!』(ニッポンかいかんマップ ガムシャラじゅうゆうし)は、日本テレビ系列局ほかで放送されていた日本テレビ製作のバラエティ番組である。日本テレビ系列局では1987年10月9日から1988年3月25日まで、毎週金曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)に放送。
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概要
日本各地でロケを行っていた視聴者参加型番組で、NNN・NNS系列各局も制作協力をしていた。司会は山田邦子と柳沢慎吾が担当。肩書きは山田が「姫」、柳沢が「侍従長」で、山田の方が位は上だった。
内容は、TBSの『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』と同じように、参加者が敵の妨害を交わしながら数々の難関をクリアしていくというものであった。参加者はロケ先で選ばれた男女100人で、第1の難関でまず30人にまでふるい落とされた(このシーンは、打ち切り間際には殆どがカットされていた)。そして勝ち残った30人で本選に突入。さまざまな難関で人数が絞られていき、最後までたどり着くと妨害役と残った挑戦者とでチーム戦を行った。チーム戦の内容は、不安定な足場のセット(いくつかのバージョンがあった)で相手を落とし合うというものだった。全滅した方が負けであるが、双方の陣地には旗があり、相手の旗を取ればその時点で勝利とされた。参加者たちを妨害する役目は、森永奈緒美(『宇宙刑事シャイダー』に出演。愛称は役名に因んで「アニー」)などのジャパンアクションクラブのメンバーが担っていた。しかし、視聴率は真裏の『ドラえもん』(テレビ朝日系)やNHKテレビの『7時のニュース』(現在の『NHKニュース7』)に押され低迷。金曜夜のゴールデンタイムでの放送だったにも関わらず、最低視聴率は1.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)という有様だった。
最終回ではよみうりランドで「チャンピオン大会」を行った。そして十勇士はその後、山田姫と柳沢侍従長を置き去りにしてどこかへ去ってしまい、仕方なく2人は新たな十勇士を探すべく、宇宙船(同ランドのアトラクション「ルーピング・スター・シップ」)に乗って出発したという演出で終わった。
なお、この番組を企画・立案し、チーフディレクター兼プロデューサーを務めていたのは、後に『進め!電波少年』などを手掛ける土屋敏男である。
レギュラー
- チャック・ウィルソン
- 忍者
- 森永奈緒美
- おきゃんぴー
- 柳田真宏
- ほか
ネット局
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脚注
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